井畑です。
昨日、同控えめに見ても「とても太っている女性」が「私一日6キロ歩いているんです!」って言っているのを聞いて、ウォーキングのダイエット効果を絶望的に疑いはじめました。
これと同じことをお客様に対してやっている人がとても多いです。「成果が出ていないことを広告」することは圧倒的に逆効果なのでやめたほうがいいですよ。
なんでご利益宗教がキラわれるのか?
極端な例を出します。
暑い夏。休日にクーラーの聞いた部屋でのんびりしているときにインターホンの音がなる。何かと思って出てみると見知らぬおばさん。話を聞いてみると新興宗教。なんでも「この宗教に入ると悩みもなくなるし健康になれる」そう。でも、おばさんの身なりはだらしなく汗だく、おまけに足を引きずっている様子。少なくともその宗教のご利益をおばさんは受け取っていないようなので、お引取りいただく。
簡単にイメージ出来ますよね?
ご利益宗教が嫌われるポイントに「勧誘する人の存在そのものが、その御利益を否定してしまっている」ケースがとっても多いことが挙げられます。
全く成果が出ていないのに「これをやれば必ずこの効果が出ます!」と言ってしまうことで、逆に不信感が増すんですね。
事業でもこれと同じことしていませんか?
事業者でもこれと同じことをしてしまっている人をたくさん見かけます。
例えば……
お金儲かってなさそうなのに「収益上がります!」というコンサルタント
全然自分に自信が無いのに「あなたの自信を引き出します」というコーチ
「転売やれば必ず儲かります!」というのに自分ではやらない転売ヤー
い〜〜〜〜〜〜っぱいいますよね?
成果が出てないことを広告することは、逆に不信感を強めることになります。
自分の見え方に責任を持つ。
これ、仮にちゃんと成果が出ていたとしても、お客様から見て「あの人、言っていることと現実が食い違っている」と思われたらおしまいです。
だから、自社のイメージの作り方には責任を持たないといけません。自分の発信する情報は、お客様の不信感を煽ったりしないか?ちゃんとお客様に納得してもらえる内容かどうか?
そこをシビアに考えておかないといけません。人間、自分のイメージなんて現実の10倍位よく見えてるんです。
①自分の発信している「広告」の内容を確認する
②お客様から見て自分が「広告通りの人」になっているかどうかのギャップを確認する
③ギャップを埋める具体的行動を決める
④行動する