一次情報と二次情報の違いを、情報発信に役立つレベルまで理解出来るページ

こんにちは、井畑です。

 

一次情報」と「二次情報」の違いって、分かるようで分からないですよね。

 

僕の解釈をふんだんに入れて、タイトル通り情報発信に役立つレベルまで理解出来る事を目指します!!

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一次情報と二次情報の違い

 

一次情報とは簡単にいうと、「目・耳・鼻・口・皮膚の五感で、本人が実際に体験して手に入れた情報」です。

 

それに対して二次情報は、「別の目的のためにすでに収集されていて、どこかに保管されている情報」のことです。

 

一次情報ってこんな情報

 

一次情報の特徴は、二次情報に比べて圧倒的に価値があることです。

 

当たり前ですが、情報のレア度が違います。2次情報は規模は違えど複数の人間に向けて発信されているためレア度が低く、その情報を使っての差別化が難しいです。

 

一次情報は手に入れた時点でオリジナル情報確定なので、情報の内容が容易に差別化でき、レア度が保証されます。

 

しかし、二次情報を手に入れるのに比べてすご〜〜〜く、コストがかかります。

 

調査機関に依頼した場合はそれ相応の金額になり、自分たちで調べた場合はそれ相応の手間になります。

 

また、個人で調べるにしろ依頼するにしろ、調査のための時間が生じます。

 

なので、本音を言うと「一次情報は最強だけど、出来るなら二次情報ですめばいいよね」って感じです。

 

一次情報の調査方法

 

一次情報を調査するにはこんな方法があります。

行動の観察

対象とする情報が得られるように行動を観察します。例えば「お客様が自社製品購入をためらう理由」について調査をする場合、売り場に訪れるお客様を観察することで有効な情報が得られることがあります。

フォーカス・グループ調査

特定の条件に当てはまり慎重に選ばれた6〜10人で構成されたグループのことをフォーカス・グループと呼びます。このグループに対して質問を投げかけ答えてもらうのですが、この調査のいいところは「グループダイナミクス」が働きやすいところです。

「グループダイナミクス」とは、参加者同士で相互作用が起こり、その場の空気で言わないようにしていた本音を口にしたり、自分でも気づいていなかった心理を発表することです。

アンケート

 

もちろんアンケートを取ることも一次情報を得るのに有効な手段です。

アンケートの質問形式次のようなものが挙げられます。

 

【選択式】

・二者択一

・多項選択式

・リッカートスケール方式

・セマンティックディファレンシャル

・重要度スケール式

・評価スケール式

・購買意思スケール式

 

【自由回答式】

・完全自由式

・連想語式

・文完成式

・物語完成式

・絵

・主観統覚検査

行動データ

 

オンラインビジネスの場合は特に、顧客の行動に関する詳細なデータが存在する場合が多いです。それらそのものが重要な一次情報になりえます。

実験

AB調査等の実験が、最も信頼のおける一次情報です。

実験を行う場合の注意が、変数を把握・制御することです。例えば、2種類のHPのデザインを比べたい場合、全く同じように入ってきた顧客に関するデータを取らなければ行けません。一方が男性のみ、もう一方が女性のみなんてのは全く価値のない実験結果です。

 

 

二次情報ってこんな情報

 

代表的なものは「本」。筆者の体験や実験、考察は筆者にとっては一次情報になりますが、それを読んで情報を仕入れた場合は二次情報になります。

 

二次情報の例

・本

・論文

・ニュース

・噂話し

 

 

三次情報もあるよ!!

 

ちなみに、この二次情報をさらにまとめたものを三次情報といいます。

 

「NAVERまとめ」や「グノシー」などのキュレーションサイトはすべて三次情報です。

 

一次情報と二次情報、メリット・デメリット

 

一次情報と二次情報のメリット・デメリットはなんでしょうか??

 

一次情報のメリット

 

誰も知らないレア度の高い情報が手に入る。

情報源がレアなため、その情報からもたらされる考察にもレア度が引き継がれ、価値の高い情報発信が可能となる。

 

一次情報のデメリット

 

・手間がかかる(インタビュー実験等)

 

・時間がかかる

 

・手に入れた情報を自分でまとめる必要がある

 

 

二次情報のメリット

 

・手軽に手に入る

 

・すでにまとまって情報のため、わかりやすい

 

二次情報のデメリット

 

・誰でも手に入れられる情報のため、価値を出すためには高度に情報を組み合わせる「プロセッシング」が必要

 

 

強いのは一次情報!!

 

 

繰り返しになりますが、一次情報と二次情報、価値があるのは間違いなく一次情報です。

 

誰も知らない新しい事実はそれだけで価値があり、考察が多少つたなくともインパクトが出ます。

 

 

一方、二次情報は簡単に手に入れられる情報であるがゆえに、他社(他者)に差をつけた価値ある情報にするためには、考察や組み合わせなどの「プロセッシング」の作業に高いレベルが求められます。

 

 

まとめ

 

一次情報

自分の五感によって手に入った情報。手に入れる難易度は高いが、非常に価値が高い。

 

二次情報

別の目的のためにすでに収集されていて、どこかに保管されている情報。入手難易度は低いが、価値を高めるためには高度な考察と技術が必要。

 

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3件のコメント

こんにちは!
一次情報と二次情報について、よく分かりました。
ありがとうございました!

ぴーぴさん

どうもこんにちは!
コメントありがとうございます!
励みになります!

一次情報、二次情報はずっと活用するものだと思いますので、
また気軽に確認に来ていただければと思います(笑)

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