ブログで集客で分かっておきたい,ユーザーの4つの「ない」を打ち破るための記事ルート戦略

こんにちは、イハタです。
 
ブログで集客をしようとするかたの話を伺うと、ユーザーの動きに関してかなり楽観的な方が多いです。具体的には、自分の見込み顧客が調べるキーワードに関する答えだけをたくさん用意しておけば大丈夫という発想です。
 
これは大きな間違いです。キーワードの答えだけを用意したコンテンツでユーザーの気持ちを動かして、行動までさせるなんてまず無理
 
基本的にブログのユーザーは「読まない・信じない・動かない」そして「検索能力がない」の4つの「ない」を持っていると思ってください。だから僕たちはこの4つの「ない」を克服する事を前提にブログを運営しないといけないんです。


そのためにユーザーの4つの「ない」を打ち破るための記事ルート戦略をお伝えします。
 

なぜ気持ちが動かない?

 
なぜキーワードの答えだけを用意しているブログの文章ではいけないのでしょうか?
 
こういうブログを人間に例えると、「自分の話したい内容だけ一方的に話してきて、しかも話が次々に色んな所に飛ぶ人」です。話しててつまんないし、疲れますよね。

自分の興味のあることしか話さない人がどうしてこんなに多いのか……
自分の興味のあることしか話さない人がどうしてこんなに多いのか……
 
基本的に人間は連続して物事を考えます。最初に手に入れた情報に対して新しい疑問が湧き、それを解決したいと考えます。
でも、単一の情報の集合体になっているブログの場合、読み手の頭の中の疑問を解決する記事がどこにあるのかがとても分かりにくい。だから次の記事を読むこと離脱していきます。
 
信用しない、行動しない原因も同じです。論理的に筋が通っている文章に対して人間は信頼を覚え、その信頼のレベルが高くなるほどに行動しやすくなります。情報がぶつ切りのままではいつまでたっても信頼を得ることが出来ないので、気持ちを動かすことが出来ないんです。
 
まず最初に立ちはだかるのは「読まない・信じない・動かない」の3つの「ない」でした。まずはこれを打ち破っていきましょう。
 

3つの「ない」を克服するために

この3つの「ない」を克服するためには、ユーザーの感情に寄り添って、動かす事が重要です。
言い換えると、「自分のブログに来た人が文章を読んで何を考えるか?」を把握する事です。

この動きから思考を読める能力が必要。
例えば脱毛についてのブログを作ろうと思った場合。
まず脱毛をしたいと思っている人は最初にどんなキーワードで検索をかけるかを考えないといけません。
 
ここでは仮に「脱毛 仕組み」で検索した人がいたとします。この「脱毛 仕組み」を検索した人は、どうして数あるキーワードの中から「脱毛 仕組み」を選んだのでしょうか?
おそらく「仕組み」について検索する人は、「脱毛に関して興味があるけど、副作用等が不安で手が出せていない人」だと予想をたてます。そうするとこの人に脱毛を売るためには「脱毛に関しての悩みを取り除く」事が重要になるので、次に読んでもらいたい記事は「脱毛の実体験」とか「脱毛で気をつけなければいけない事」になるわけです。
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こんな風に、ユーザーが何について悩んでいて、一つ目の悩みが解決したら次にどんな悩みが浮かんできて、最終的にどこまで悩みを解決して上げれば信用し、行動してくれるのかを設計する必要があります。このユーザーが自分のブログをどんな風に旅して最終的に問題を解決するかのストーリーを作るんです。
 
そこで重要なのが、ターゲットのリサーチです。ターゲットがどんな人で、どんな悩みを持っていて、どんな考え方をするのかが分かっていないと、このストーリーは作れません。
 
 

ターゲットのリサーチ方法

 
ターゲットがブログを見てから商品・サービスを購入するまでの流れを考えてみましょう。
「何に困って」「どんなキーワードで検索をして」「どんなことを伝えたら」「何を考えて」「次にどんなことを考えて」「どう行動をおこし」「最終的に成約するのか」を設計することが重要です。
 
つまり、ユーザーの心理や思考・行動の癖を理解していないとこの流れは作れないんです
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自分が過去に買い手だった商品を売っている場合は過去の自分の思考をたどればいいのですが、もしそうでない場合はリサーチをかける必要があります。
 
WEBで簡単に出来るリサーチは、Yahoo!知恵袋などの質問サイトでのやり取りやアマゾンのレビューなどを読みまくることです。他にもすでに同業他社がいる商品であれば、その会社が出しているお客様Q&Aも参考になります。
・質問の内容(悩み)は何か?
・どんなキーワードを使っているか?
・関連する質問はないか?
・質問者は他にどんな商品を購入しているか?
重要なのはこのリサーチを通して「ターゲットになりきること」です。これが出来るようになればリサーチは完了です。
 
次は最後の「検索能力がない」を突破しましょう。
 

悩みの解決策になるように商品を配置する

最初の例に戻りましょう。
「脱毛 仕組み」で検索した人は「脱毛に関して興味があるけど、副作用等が不安で手が出せていない人」だと予想を立てています。逆を言うと「安全な脱毛方法があれば試して見たい人」とも考えられます。
 
なので、この人の悩みを解決するために「安全な脱毛方法」を紹介してあげましょう。アフィリエイトだったら成約が発生する場所です。
 
そもそも、今は「ググる」を通り越して「タグる」時代になってきました。キーワードを入れて検索する時代から、関連記事をサーフして情報を手に入れる時代になったのです。じゃあなぜ「ググる」より「タグる」ほうが流行っているのかというと、みんな「自分の悩みを解決するための適切なキーワード」が選べないんです。何が手に入れば自分が満足するのかがいまいちよく分かっていない。
僕達はその検索能力の低いユーザーが何を考えているのかを把握し、ユーザーが最初に質問する内容から記事を書き、どんどんタグらせることによって成約に結びつけるのです。
 
なので、最初の質問で抱えている悩みの解決策になる商品を配置し、うまくそこにタグッていけるルートを作りましょう
 

まとめ

 
僕達が接する多くの人は「読まない・信じない・動かない」そして「検索能力がない」の4つの「ない」を抱えています。
 
そんな人達にしっかり商品を売るために「相手の思考・反応に合わせた記事を用意し、それをタグらせて商品を購入してもらう」ためのルートづくりが必要です。
 
このストーリーを論理的に破綻なく組み上げるためには「ロジカルシンキング」が必要です。
 
次の記事ではこのロジカルシンキングを効率よく実践するための「ロジックツリー」の作り方をご紹介します。

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