情報の正確性と信頼は別物。情報に信頼性をもたせる3つのテクニック。【情報発信】

 

井畑です。

僕たち情報発信者は、常に「正しい情報」を発信しようと心がけています。出来るだけ根拠があって中立的で新しくて……そういう情報が発信する側にとっては「信頼の出来る情報」です。

でも、発信する側にとっての信頼と受け取る側にとっての信頼は基準が異なります。というよりも、受け取る側は発信側に比べてとても「受動的」なので、認知にふんだんに「錯覚」が混じります。

情報を受け取る人が「信頼出来る」と錯覚する代表的な3つの錯覚は以下の通りです。

①分かり易いと、信頼出来る。

②語呂が良いと、信頼出来る。

③馴染み深いと、信頼出来る。

僕たちはこの錯覚をきちんと理解して、ただバカ真面目に正しい情報を発信するのではなく、「信頼される形で」情報を発信する必要があります。

分かり易いと、信頼出来る。

人間は文章を読む時に、「読みやすいと信頼しやすい」という研究結果があります。(情報ソース)

これは文章の中身自体がわかりやすい事もそうですが、「視認のしやすさ」にも影響を受けます。

わかりやすくすると

この文章の方よりも

この文章の方が信頼してもらいやすくなるということですね。

その他にも、文字と背景のコントラストが高いほうが信頼され、淡い色よりも赤や青などのくっきりした色の方が信頼されます。(最近のスマホはディスプレイがすごくきれいなので、今までよりネットの情報が信頼されやすくなってきていますね。)

他にも、簡単な言葉で説明出来る内容を、難しい言葉にすると信頼が落ちるということも分かっています。これ、僕も気をつけなくちゃいけないと思っています。中二病は信頼されないんですね。

テクニックその①

出来るだけ「見やすく」「簡単に」書くこと!

文字は大きく、くっきりした色で、シンプルな言葉で!

語呂がいいと、信頼出来る。

雨のときはぬかるむ地面が雨上がりには前よりも固まっているように、揉め事の後はかえって良い結果や安定した状態を保てるようになる。

と言われるよりも

雨降って地固まる

と言った方が信頼されるという研究結果があります。(情報ソース)

格言のように語呂がいい文章は、人間が記憶をするのに少ないエネルギーですみます。だから脳は「こっちの方が信頼出来る情報だよ!」というシグナルを送って、出来るだけ記憶しやすい情報に接する回数が増えるようにします。(同時に覚えにくい字面の文章からは遠ざかるような仕組みですね。)

だから、僕たちも出来るだけ文章のリズムを良くしたり、名言っぽくしたりすることで信頼をしてもらえるようになります。

例えばこの記事で紹介している要素も、

①分かり易いと、信頼出来る。

②語呂が良いと、信頼出来る。

③馴染み深いと、信頼出来る。

と、文章の長さ(文字数)を全て揃える事を意識しています。

ちなみに、名言っぽさを意識して意味不明な文章になったらそれは本末転倒です。あくまでわかり易さ重視で。

テクニックその②

名言っぽく言う!

文章のリズムを整えたり、あえて倒置法を使ってみたり。複数の文章の長さを一緒にしてみたり。

ただし意味不明な文章になるのはNG

馴染み深いと信頼出来る。

私の月収は53万です。(ドヤァ)

このネタ、日本人だったら誰でも伝わるくらい市民権を獲得してますよね?

ドラゴンボールでフリーザ様が言い放った名言「私の戦闘力は53万です。」のパロディです。

人間は、自分いとって馴染みが深い情報と関連する情報に対して信頼を感じるように出来ています。(情報ソース)

過去に体験した事との共通点があると、その情報は脳にとって「見分け易い」情報になり、あとは「わかり易いと、信頼出来る。」のロジックに則り信頼が深まるって仕組みです。

これからは漫画読む時も出来るだけ名言をストックしておくと便利です。

ちなみに僕が好きな名言パロディは、SLAM DUNKのゴリこと赤城の「いいからテーピングだぁ!」というセリフのパロディ「いいからドーピングだぁ!」です。

テクニックその③

相手にとって馴染みの深い文章は信頼されやすい。

名言のパロディは便利。

まとめ:自信のある情報を、評価される形で。

いかがでしょうか?

「絶対に嘘は発信しない!」っていう真面目な方ほど、こういうテクニックには疎いものです。

でも、相手にちゃんと受け入れてもらえる形で発信しないと、その努力は全部無駄になってしまいます。

今日紹介したテクニックはどれもすぐに取り入れられるものです。どうか自信のある情報を、評価される形で発信してください。

 

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