今朝(11/23祝)は、茨城起業茶屋で初めて、スターバックスコーヒー つくば研究学園店の朝でした! ちなみに祝日に開催するのも初ですね。
参加者の声
初めての茶会は新しい人との出会いもあり違う角度での意見も聞けて居心地の良い場でした。また、行ける機会がありましたらお邪魔させていた来ます。
参加者の皆様、朝早くからどうもありがとうございました! ぜひまた有意義な朝の時間をご一緒できたらと思います♪
口コミと噂……
最近スタバの店員さんの中で、茨城起業茶屋のことが広まっているらしいです。他店での開催情報も知っていらっしゃったので……悪いことはできませんね(笑) ちなみに私たちは出来る限り、最初と最後に優秀なスタバの店員さんにご挨拶をしております。
また、茨城以外の具体的には東京・栃木・千葉の方からも、お問い合わせや「知ってるよ!」という声を頂くようになりました。主催者として、これから起業家・経営者、地域に対して、更に良い選択肢を提供するために、展開していきたいと考えております。
起業茶屋には、2つの要点があって、粋でやさしい起業家・経営者であれば気軽に入れる会であることと地域に定着するコミュニティであり続けることです。
では内容つまみ食い!
(※今回は話に夢中になってしまい、あまりメモを取らなかったため、筧田がピックアップした情報共有が中心となります)
IoTについて
ここ1,2年ですが、スターアップ関係の方や大企業の方といると、よくIoTの話題になります。しかし、このIoTの意味を知らない方が多いのも現状です。
IoTとは、『Internet of Things』の略です。IoTを一言でいうと、「モノ自体に通信機能を持たせ、モノ同士の情報をつなぐことで、今までにない水準の把握や遠隔地での操作、自動化を実現する仕組み」です。
IoTの詳細はコチラに詳しく記載しておりますので、ぜひご覧ください。読み終わりましたら、ぜひこのページに戻ってきてくださいね(o´∀`)
IoTとは何か【 事例付き 】
PR活動について
個人のお店、例えば飲食店やカフェ、雑貨店の場合。お客様がお店に入るまで流れは、ネットで検索したり、道沿いの看板を見たりが多いと思います。どうやってお客様はうちの店を知ってくるのか……。経営者さんに現状を伺うと、意外とそれが分かっていないようです。つまりPRができていない、そもそもPRを知らない方が多いと私は感じています。
PRってなんでしょうか。私は『広く情報発信する』ことだと思います。
ちなみに提供側の人間であればPR力が重要です。PR力を言い換えると、『お金を使わずに広く注目される力』のことだと認識しております。例えばですが、差別ではなく広い意味での事実として、男性よりも女性の方が人々を注目させる力があります。そしてインターネット上では、文章よりも写真、写真よりも映像が注目してしまいますよね。こういった一般的な目線での注目を理解することが、PR力につながっています。
※PRを略さずに言うとPublic Relationsです。
コンサルティングとコーチングの違いについて
起業茶屋の参加者にコーチとコンサルタントがいました。そこでふと話題になったのがコーチングとコンサルティングの違いでした。実際にやっている側も定義をせずに行っている方が多いため、受ける側の人々はなおさら曖昧な認識で、それは当然のことだと思います。一応、原義に基づき要素を仕分けました。下の表をご覧ください。
上でもお伝えしましたが、実際には定義をしない・考えないで名乗っている方が多いです。コンサルタントでも、原義でいうコーチの役割を担っている方もいれば、カウンセラなのにコンサルを名乗っている方もおります。その理由は、「顧客の属性に合ったもの」や「自分が好きなもの」を選んだからかもしれません。また「仕事内容の変化」などが挙げられます。
かく言う私たちはどうなのか。まず私たちは経営の専門家です。これに変わりはありません。そんな私たちの役割・仕事は、お客様の鍵となる行動(Key-Performance)を引き出し、成果(結果)を着実に挙げていくことです。0から1の場合は、顧客創造事業と捉えコーチとして対応します。1から10の場合を経営マネジメント事業と捉えコンサルタントとして対応します。ただし、実際には、どちらの要素も持ち合わせながら対応しているのが実態です。
顧客の属性
『鳥と触れ合えるカフェ』を例にして、顧客の属性を考えていきました。ちなみに属性を簡単な言葉にすると、共通の性質や特徴です。もし『鳥が好きな人』という切り口で顧客を認識すると、サービスと上手くつながるでしょうか。鳥が好きな人を具体的に幾つか上げると、鳥を飼っている・飼ってみたい人や鳥を側で見てみたい人、バードウォッチング(野鳥観察)が好きな人もいるでしょう。そうすると、鳥が好きな人と言っても幅がありそうです。『鳥と触れ合えるカフェ』の場合、鳥を飼っている・飼ってみたい人と鳥を側で見てみたい人はマッチしそうですが、バードウォッチング(野鳥観察)が好きな人はどうでしょうか。実際に学生時代に、野鳥観察が好きな友達が所属するサークルに同行して高尾山に登ったことがあります。その方々の多くは、自然の中にいる自由な鳥たちを愛しているようで、人が飼っている鳥に興味は持っていない、むしろ飼っている人に嫌悪感を持っている方が何名もおりました。もし嫌悪感を持っている人に広告したらどうなるでしょうか? 嫌われますよね。例えば、自分の信条に反しているサービスの広告が何度も流れたりチラシをポスティングされたら、注目されるかもしれませんが、それは嫌いな対象という意味の注目です。
ということで顧客の属性を考えないで活動すると、取り返しのつかないブランドになってしまいます。属性の合った顧客と、良い関係性を築いていきましょう!
最終的に人に行き着く
これまで、様々な方と話してきましたが、真剣に生きる人たちの行き着く先は、関係性や人間性だと感じています。例えば、何を買うよりも誰から買うが重要になったり、人に寄り添う仕事を求めたり。私は、他と関係をつくっていくことがそれ自体が人生だと思っています。目の前の人と、穏やかに分かち合っていく。これが、機械と人間の大きな違いとなるでしょう。これから機械に多くの仕事をしてもらうことになると思いますが、その中で私たち人間が行う仕事の要点は、『関係性』ではないでしょうか。
対象顧客の変遷
ステレオ、カメラ、PC、携帯端末……
現代技術の答えである商品サービスは、時代と共に、形を変えてきました。この商品サービスの変化に伴って、対象顧客も変わります。それを対象顧客の変遷といいますが、長期的な視野で対象顧客を追うと、その業界のサービスでも『特定顧客向け → 大衆向け → 特定顧客向け』という流れが発生しています。ちなみにモノによって、変遷の年数は変わります。
なぜいつもこの流れかというと、製品ライフサイクルと関係しているためです。経営者さんであれば、製品ライフサイクルが、『導入 → 成長 → 成熟 → 衰退』という流れであることは、よくご存知のことと思います。最初の導入期は、まだ商品サービスの販売実績がなく、顧客の声は反映しておりません。まだ顧客数も少なく、どうしても少数の顧客に向けて単価の高い商品サービスを提供するようになるのです。言い換えると、特定の顧客に向けた選択肢でなければ、次の成長期まで生き残れないのです。しかし、導入期を超えて生き残った結果、商品サービスは当初よりも洗練され、販売数も多いため生産コストが下がります。これはつまり価格競争力を持つということです。その状態で企業がより利益を上げようとするため、今まで以上に広くアプローチし、顧客を獲得しようとするのです。成熟期には、売上高が頭打ちします。これはもう欲しい人は既に手に入れた状態ということです。そこで企業は利益を大きくするために、特定の優良顧客の単価を上げようとするのです。このように製品ライフサイクルに引っ張られて、組織は事業を最適化するため、多くの市場で、『特定顧客向け → 大衆向け → 特定顧客向け』という対象顧客の変遷が見られるのです。
これまでよりもこれからの時代は、IT化とグローバル化が更に進み、言葉が行き交う速度が上がっていくでしょう。言葉が動いた分、社会や技術は変化・発展します。つまり製品ライフサイクルは、どんどん早くなっていくことが考えられます。この大きな顧客と商品サービスの変遷を理解することは、消費者としても経営者としても有効なことだと思います。あなたは今、市場からどの商品を買おうとしていますか。あなたは今、市場に何を提供しようとしておりますか。そんなことを問いかけると良いと思います。
今回もどうもありがとうございました!
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“ 簡潔化で夢と活躍の世界へ ”
代表取締役 / 創業者
筧田 聡 Satoshi Kakehida
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