多くの仲間は、社会に出て3年ほど働いた。
すると、ふと思ってしまうときがある様だ。
「来る日も来る日も、この仕事をしているけど、この道はどこに続いているんだろうか?」
何を目標にして良いかも分からない
学生の頃は常に目指すべきところがあった。
大学や就職、テストや部活、趣味…。
社会人になってからは、どうだろうか?
会社の目標が自分の目標とは思えない…。
よく考えたら小中高を通して、目標を設定する方法を学んだことは1度もなかった。
「いくつかある目標から選ぶ」か、「他の子と一緒の目標にするか」であった。
それに人生という規模で考えたこともなかった。
0から目標を立てる練習は、0に等しかった。
目標設定に必要な要素
話を変えて、極めて小さい規模の話をします。
今晩は、カレーを食べたいなーとします。
すると、あなたはカレーを食べるために、職場の帰り道でカレーの具材を買います。
実はこの時に、きっとあなたが知らないうちに、目標を設定しています。
「今夜、カレーを食べる。」
「そのために、まず具材を揃える。」
これは目標設定の初歩です。
この例から考えると、目標設定に必要な要素は何でしょうか?
1.理想
2.そのためにやること
主にこの2つでしょう。
『理想』を見つけて、その理想を実現するために『登る階段』を目標として設定することになります。
あなたは、この2つの要素のどこで、詰まっていますか?
ちなみにカレーの話を続けると、
自宅に帰り、カレーを作り始めます。
出来上がったばかりの湯気立つカレーを、お腹の空いたあなたは、ガツッと食べて、今を実感します(笑)
ネックになっているのは、『理想を見つける』こと
目標設定ができないという方の最大のネックは、理想を見つけられないことです。
それを解消したい方は、次の問いを必ずメモしてください。
「私は、何を実現したいのか?」
もし、現状を続けたいわけではないなら、この問いを人生に投げ続けることが肝要だと思います。
「現状を続けたいわけではない」に続く言葉として、「別にやりたいこともない」がよく言われます。
この言葉を「現状を続けたいわけではない」と比べる必要はありません。
なぜなら「現状を続けたいわけではない『けれども』別にやりたいこともない」という関係性の順序があるので、根本にあるのは『現状を続けたいわけではない』です。
「別に頑張ろうとも思わない」もよく言われますが、頑張る前提となるのは理想です。
理想を見いだせてないわけですから、どうやっても頑張れません。
ネックになっているのは、『理想を見つける』部分です。
逆に理想を見つけてしまえば、勝手に頑張るように人間はできています。
頑張る人になるならないではありません。
理想が見つかるか見つからないかの話です。
いま必要なのは、理想を見つける方法
あなたには、理想を定義する必要があります!
実は、全く難しくありません。
なぜなら理想とは、『得たい感情』のことです。
主人公はもちろんあなたです。
今、考えられる『私の人生』というドラマの最後の場面を思い浮かべてください。
具体的な年齡は問いません。
あなたが『家族や仲間』と一緒に生きている場面を想い描いてください。
Q1.どんな場面ですか?
Q2.どんな感情を得たいですか?
Q3.だれとその感情を共有していますか?
この問いに答えられたなら、次は「そこにつながる行動はなんだろう?」と考えていきます。
でも理想さえイメージ出来てしまえば、自然に身体の向きが合わさります。
それだけでも、大きな変化だと思います。
最後のシーンから今日まで、理想を頂点としたストーリーを最初はざっくりでいいので立ててみましょう。
慣れてきたら、細部にもこだわってみてください。
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