仕事や人生において身近な日誌と日記。
あなたは、日誌と日記の意味の違い、曖昧なまま使っていませんか?
日誌と日記の意味の違い
引用部は辞書(大辞林)からです。
日誌の定義
毎日の出来事などの記録
日記の定義
日々の出来事や感想などを記録
……辞書では、「感想」が入るか入らないかしか違いがありません。
これでは違いはわかりませんよね(笑)
日誌と日記の定義だけでなく誌と記の意味やニュアンスの違いからも追ってみました。
誌と記はいずれも「文字や文章を書きつける」という意味があります。
それ以外の微妙な意味の違いを見ていきましょう。
誌と記のニュアンスの違い
「 誌 」は、記録することに重きを置きます。
つまり他人と情報を共有することを前提としています。
そのため事実に基づいて客観的に書くものです。
「 記 」は、自分で書くことに重きを置きます。
これは、自分が書き手、更には読み手であることが前提です。
つまり個人的で主観的に書いてもOKなのです。
日誌と日記の例
日誌の例
業務日誌、航海日誌、経営日誌、学級日誌
日記の例
交換日記、絵日記、土佐日記、アンネの日記
日誌と日記のまとめ
たぶん、みんなが思っている以上に日誌には意味があります。
それはなぜか?
客観的に書かれたものであれば、他者と共有できるし、分析できるのです。
詳しくは次を御覧ください。
記事を書いた人の話
私は筧田 聡(かけひだ さとし)と申します。
茨城にある町立中学校に入ったその日から日記を書いてきました。
2002年から始めた日記は、2017年3月現在で12冊目になります。
実は社会人になってから日記と日誌の違いを知りました。
そして自分が書いていたのは日誌だったことに気付いたのです。
私は大学で工学部を専攻した経営者です。
この15年間、私はいわゆるPDCAを回してきたのです。
やってみて、記録して、見直して、次の計画を練って、またやってみる。
この一連の流れが、中高時代の私の日誌には残っております。
徘徊せずに、今日まで前進してこられたのは、日誌があったからと言えます。
これからも日誌を大切にしてまいります!
A:すでに日記を書いている方は、日記を日誌化してみませんか?
B:日記や日誌を書いてない方は、ぜひ日誌に取り組んでみてください!
この説明は本当に役に立ちました。ありがとう!
ニコラスさん
ご丁寧にコメントありがとうございます!
励みになります✨