日記とは〜その実務的な使い方〜

私は、中学生に入ったその日から日記を書いてきました。
15年に渡り、実用してきた日記について私の考えをまとめ、日記に取り組もうと思っている方や日々取り組んでいる方の役に立てたら幸いです！

日記とは

自分の歴史を残すツール

まず第一に、自分の歴史を残すツールだと思います。私の人生は、人類に残るものに費やしたいと考えています。それは企業･ブランドだったり書物だったり、このブログかもしれません。要点は言葉を残すことだと思いますが、中でも日記は、自分の本音を残す場所であります。そのため私は、自分の歴史を色濃く残すことができます。現に、歴史を追いかけるときに大きな参考となるのは、その当時の人々の日記です。私は阿見で観光ガイドをやっていますが、膨大な古文書を翻訳している方々が日本中にいるんですよね。例えば、その中には江戸時代の無名･一般の方の日記があるのです。自分の日記は、「時の有名人のもの」として読まれるのか、それとも「平成の無名の人のもの」として読まれるのかはまだ分かりませんが、そんなことを思いながら書いてきました(笑)
具体的な中身としては、やったこと･できたこと、見つけたこと、印象に残ったこと、思い出、得られた経験、最新の考え･気持ち、素敵な話･面白い話、感謝すべきこと、やらなかったこと等々。

他者と仲良くなるためのツール

人間関係のモツレは性格が合わないことよりも、相手の気持ちが分からない、自分の気持ちを分かってもらえないことが問題なのでは？と感じています。そんなときに日記が使えるかもしれません。先程、日記は本音を残す場所と言いました。言い換えると、自分の気持ちが出る場所ということですよね。私は高校の頃、彼女と交換日記をしていました（照）。正確には、自分の日記に彼女がイタズラ書きをしているような感じです(笑) でもお陰様で、お互いの気持ちがスムーズに伝わったことが多かったです。

自分を前進させるツール

改善という言葉は、日本中の職場で使われていると思いますが、「あなたの人生をよりよくしていく」という点においても、かなり役立つものだと思います。改善の方法としてPDCAサイクルというものがあります。
PDCAサイクルとは、最適化を最速で繰り返す方法です。
「計画（Plan）→ 行動（Do）→ 観察･検証（Check）→ 見直し･改善（Act）→ 計画に戻る」

日記は、日々PDCAサイクルを回し、あなたを前進させるツールにもなります。私の日記の使い方の１つをお伝えします。
１．前日にプランを練る、段取りを組む
２．翌日やってみる
３．その夜、状況や結果をまとめる
４．改善点をまとめる
５．翌日のプランを考えて、床につく

２番の行動以外は日記を使っています。実際に私の場合は、大学も大学での委員会活動も、就活も人間関係も、独立も法人化も、日記のお陰で前進し発展させることができたと感じています！もし手際良く発展したいということであれば、身近な日記でPDCAサイクルを回すことをオススメします。ちなみに前日にプランを立てると、寝る前や目覚めた時にワクワク感を味わえます！

参考ページ
//key-performance.jp/pdca-cycle/

アイデアを生み出し発展させ覚えておくツール

人間の記憶なんて貧弱で、世の中では日々どれだけの数のアイデアが流れてしまっているか。はっきり言って、アイデアを発見することよりも、それを覚えておくこと、試してみることの方がよっぽど重要です。ですがほとんどのアイデアは、試すまで覚えていられないのです。なので備忘録として使ってみてください。ちなみに日記は覚えておくだけでなく、文章にすることでアイデアが具体的になったり発展させたりすることもできます。私は株式会社Key-Performanceという会社の経営者なのですが、事業に使えるアイデアを忘れないようにメモしたり、テーマに基づいてごちゃごちゃと書き出しアイデアをまとめたりしています。日記帳をアイデアの聖地として使っている感じです(笑)

緊急時に必要な情報まとめ

PCが使えなくなった。自分が死んでしまった。そんなときに必要な情報をまとめておいては如何でしょうか。「いざとなったら日記帳を開こう」という家族の約束があれば、緊急時に役に立つのではないでしょうか？たとえば、資産や情報の保管場所、パスワードやキーナンバーのメモ。私の場合は、愛する家族に向けた言葉と必要となる情報を記載しております。ただ、盗んでも他人には解読できないように書いていますので、私の日記帳を襲うのはやめてくださいね！
雑談ですが、中学校のときに私の周りで「逮捕しちゃうぞ♪」を可愛く言うのが流行ったときがありました(笑) 私の日記になにかあった場合、「逮捕しちゃうぞ♪」なので気をつけてください。