職業としてライターを目指す人が身につけたい12の文章術

文章術 ライター

こんにちは! 本当は取締役、ライターのイハタです。

 

最近ライターと名乗って文書を書くのがマイブームですが、ぶっちゃけライターって誰でもなれますよね。

冒頭から炎上しそうな内容を書きましたが、間違ってないと思います。自分はライターだと名乗って文章を書けば、その時点でライターの誕生です。おめでとうございます。その文章がお金をもらったら、プロのライターです。

こんな感じの入り口がゆるい業界なので(上に至るまでの道はものすごく厳しいですが。)、中には「自分は◯◯ライティング講座を修了しているから」と、自分の受けた講座の権威に頼る人もいます。いや、その講座お金出せば誰でも受講出来るから。

 

プロのライターとして活動していくなら、お仕事をもらってナンボです。お仕事のもらい方のテクニックはまた別の記事で書きますが、今回の記事ではライターを「職業」にしていこうと考えている方に身に着けて欲しい12の文章術を紹介します。

 

 

1. 文章は徹底的にシンプルに

 

ムダに長い文章を書いていませんか?不必要に文章を長くしようとしていませんか?長い文章を書ける自分はカッコイイと思っていませんか?

 

100語で表現できる事を200語で伝えたら、一文字当たりの力は二分の一になります。その感覚が重要です。しかも、長い文章ほど読み切ってもらうハードルは上がっていきます。読み切ってもらえなければ伝えたい事は受け取ってもらえません。

 

一つひとつの単語選びまで意識をしましょう。出来るだけ自分の表現したい事にピッタリの言葉を選ぶ癖をつけて下さい。「〜のようなもの」や「〜ということ」、「〜など」のような、文章を引き伸ばすだけで意味を持たない言葉の多様もNGです。

 

2. 自分の視点で文章を書く

「誰が書いているのかが分からない」文章を書いていてはライター失格です。必ず自分の視点で考えた文章を書きましょう。一人称の統一も大切です。「私」「僕」「俺」など、一人称が混在する文章の多くは、書き手も何を書いているのかよく分かっていません。その混乱が一人称に出るんです。

逆を言うと、自分の視点で文章が書けないなら、「インプット不足」を自覚してもっと勉強すべきなんです。今ある知識を無理やり切り貼りすることでしか書けない文章には自分の視点は入っていません。

自分の視点で文章を書けるのは、テーマに対して書くべきことを持っているからです。ないならないで、無駄なアウトプットをするまえに、しっかりインプット量を増やしましょう。

 

3. 文章は、パクってナンボ

 

また炎上しそうな内容に見えますが、別にコピペや盗作をしろって言ってるんじゃありません。(今コピペをしたらほぼほぼGoogleに見破られます。)

上手くいっている人は、どんなテーマ、どんな切り口で、どんな文章を書いているのか。これを徹底的に真似するんです。そもそもゴールや目標もないのにひたすら文章書いたって、上手くなるわけないじゃないですか。守破離が大切です。

 

例えば自分の好きなライターさん見つけて、そのライターさんが書いた文章を全部自分の言葉で書き直してみるだけでもすごく勉強になります。その人の文章の骨組みを利用しているので、考え方の流れが見えてくるはずです。それが終わったら次は文体。独特の言い回しなんかはそのまま真似しちゃいましょう。

 

4. 〜〜だと思うは絶対に使用禁止

 

優秀な文章は読んだ人に行動を起こさせます。グルメ記事だったらお店の来店数を増やし、アフィリエイト記事だったら商品の売上を伸ばし、あるいは純粋な文学だったら読んだ人の人生観を変える。

 

文章を書く目的は、読んだ人に行動を起こさせる事です。言い換えれば、人を説得することが文章の目的です。人を説得する時に「〜〜だと思う」なんて自身のない言葉は使いますか?あるいは、自分の自身の持てない情報を人に勧めるんですか?

 

「〜〜だと思う」を使う癖が抜けない人は、ライターに向いていません。趣味でエッセイでも書いている方がいいです。ライターであるならば、自身を持って人を行動させる情報を発信して下さい。そして力強く発信することから逃げないで下さい。

 

5.自分が面白いと思った文章しか書かない

 

「〜〜だと思う」禁止にも繋がる事ですが、自分が面白い思った文章以外は書かないようにしましょう。「面白いか面白くないか、自分でもよく分からない」文章を書き続けていると、どんどん自身が無くなります。その結果出てくる言葉が「〜〜だと思おう」です。

 

読者の視点も重要。独りよがりになってはいけない。でも、その結果自分自身が楽しめなかったら、結局その文章は読者の視点を外した、独りよがりな文章になってますよ。てか、編集者も自分の文章を面白くないと思っているライターに仕事なんか頼まないですよね。

 

自分が面白いと思った文章しか書かない。ライターとして長く生きていくために重要なポイントです。

 

6. 他人の2倍のインプットと2倍のアウトプットをする

 

プロとしてやっていくなら、行動量が飛び抜けていないといけません。人の2倍インプットしましょう。そうすれば自然と2倍のアウトプットも出来るはずです。「書けない」と言っているライターさんによく会いますが、「書けないでアマチュアでいる」か「書いてプロを名乗る」かのどっちかです。

「時間がなくてそんなの出来ない」って言う方がいらっしゃいますが、本当ですか?noteのイケダハヤトやはあちゅうの記事なんかは1記事3〜5分で読めちゃいます。Twitterなら一回のTweetに1分かからないでしょう。その隙間時間を集めたらかなりの量のインプット・アウトプットですよ。インプットとアウトプットに飢えてください。

7. ラブレターを書くように

 

ラブレターを書く時に伝えたいことはただ一つ。「あなたが好きです」って事ですよね。その一つの情報を効果的に伝えるために、好きになった理由や、その人とのエピソードを語る。最終的に相手に「好き」という言葉を返してもらえれば勝ちです。

文章を書く時にも必ず「伝えたいこと」を明確にしておきましょう。伝えたいことは基本的に1つだけです。欲張れば欲張るほど、一つ一つのメッセージの力が弱くなります。

8. 最初の一文はジャンプの”新連載巻頭カラー”だと思って書く

 

上でラブレターを書くようにと伝えましたが、一点ラブレターと決定的に違う所があります。ラブレターのいいところは、ほぼ確実に最後まで読んでもらえるところです。(稀に即ゴミ箱行きや、その場で破られるなどの緊急事態も発生しますが。)

 

 

 

普通の文章(というかコンテンツ)はこうはいきません。最初に「あっ、これつまんね〜」と思われたらその時点で次を見てもらえなくなります。ユーチューブだって、最初の30秒で面白いと思わなかったら次に進みますよね?

 

週刊少年ジャンプだってそれが分かっているから、新連載は増量巻頭カラーで、第二話はセンターカラーなんです。最初につまんないと思われたら打ち切りコース直行は確実ですからね。だから文章の最初の一文は”ジャンプの新連載巻頭カラー”だと思って書いてください。そこに文章の打ち切りが決まるかどうかがかかっています。

(ちなみに、この記事も最初の挨拶のあとすぐに、炎上しそうな強い言葉を持ってきています。この文章を読んでもらえてるということは、打ち切りになってないようですね笑)

 

9. ボキャブラリを増やす

 

”エモい”って意味分かりますか?”阿鼻叫喚”って使ったことありますか?

学校で習った難しい言葉から、最新の若者言葉まで、とにかく語彙(ボキャブラリ)を増やしましょう。大学受験じゃないですが、とにかく語彙が多いのは武器になります。他の人にない文章の多彩さが生まれますし、無駄を減らすことにも繋がります。

 

10. 一晩寝かして、再びリライト

 

 

文章で一番熱がこもっているのは第一稿です。自分の感情をぶつけて一気に書き上げますからね。でも、当然無駄なものも多く、洗練されていない状態なんです。

だから、熱の込もった第一稿を書き終わったらそのまま原稿を一晩寝かしましょう。そして、冷静になった頭でもう一度原稿を見て下さい。テンションの上がった時に書いた恥ずかしい表現や意味の繋がらない文章がいっぱい出てくると思います。テキパキ処理しましょう。

逆に、冷静になったときでも良いと思った部分は人に伝える価値のある部分です。無駄を洗い出し、文章の価値を再確認して、より洗練された文章にするために、リライトは必須の作業です。

 

11. 引き際を見極める

 

ダラダラと文章を伸ばす必要はありません。必要十分な事を書き終えたと判断したら、文章を切り上げましょう。長い文章が良い文章という呪縛に囚われないで下さい。

 

12. プライドを持つ

今まで紹介した11点に則って、自信をもって文章を書いたのなら、あとは誰に何を言われても「自分の文章はいい文章だ。価値を分からない読者が悪い」と開き直って下さい。自分の仕事にプライドを持つんです。

どんなにいい文章でも批判をしてくる人はたくさんいます。その批判はもしかしたらその人の「嫉妬」から来るものかもしれませんし、単なる「不満のはけ口」として使われたかもしれません。

そんな声にいちいち耳を傾けている暇はありません。そんな時間があったらインプットとアウトプットをしましょう。

まとめ

 

ライターって楽な仕事じゃないです。特に「誰でも出来る」と思われているから無下に扱われる事も多いし、競合もたくさんいます。でも、数は多くいてもお金を稼げているライターさんはごく一部ですし、そのごく一部の人は企業や編集から”ものすごく”頼りにされています。

 

今の時代、文章で人を動かせる事が企業にとってどれほど重要な力か。一度その能力を身に着けさえすれば、あとは結果は付いてきます。今回の記事で紹介したのは、「職業」として、結果を出せる文章を書くライターになるための文章術です。ぜひ参考にしてみて下さい!

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