トップダウン設計とボトムアップ設計

トップダウン ボトムアップ
トップダウン ボトムアップ

 
設計方法には、大きく分けて2つの種類があります!
トップダウン設計とボトムアップ設計の違いを知りたい方へ
 
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ボトムアップ設計

先に細部を設計して、設計した部分部分を組み合わせて、全体を構成していく方法です。
部分ごとに分けて設計に取り組む際に有用です。
しかしボトムアップ設計は、各部分の意味が明確になっている事が前提となります。
明確化されていない場合、部分と部分がつながらなくなります。
 
例えば、物語のストーリーで考えましょうか。
朝8時に家を出るシーン(部分)があります。次のシーンは、その日の7時に会社でメールチェックをするシーン。
時間軸がどう考えても合いません。移動時間は?関係性は?
設計では、家を出るシーンと会社でメールを見るシーンの意味や関係性がそれぞれ明確になっていてる必要があるんです。
 
他に有用な点。
既にこれまでに成功した事例(部分)を組み込んで、設計を始める場合には、力を発揮します。
部分単位での結果がわかっているので、設計時間を短縮できますし、ミスも減ります。
ボトムアップ設計の難しいポイントは、結果を出すまでの一本道がしっかりイメージできるかという点です。
部分ごとのイメージは、持ちやすくなるかもしれませんが、部分を組み合わせて全体を把握する力が必要です。
 

トップダウン設計

最初に得たい結果を決めてから全体の構造、各部分を設計していく方法です。
トップダウン設計は、常に目的を意識して設計を進めることができる手法です。
そのため、プラン完成後の全体像についての理解もしやすいです。
 
いずれの場合でも、プラン全体を見渡す能力と、各シーンの役割を理解する能力が必要です。
ぼくがライフスタイルを設計するときは、まずトップダウン設計をオススメしています。
最初に人生の目的(大目的)を設定してから、ある時点までの目的(小目的)を決めて、各シーンをつくっていくという方法で進めていきます。
 
単純に、トップダウン設計の方が、人生を俯瞰できるからです。
もちろん各シーンをしっかり生きることは重要なんですが、日々の中では人生を俯瞰する機会が少ないという方が多いと感じています。
そのため、ライフプラン設計の入口としてはトップダウン設計をオススメしているんですよ。
計画を立てる際には、その大小に関わらず、今回紹介した設計方法を意識して、計画してみてはどうでしょうか。
 

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筧田(かけひだ)
【 “いいものだらけ”の世の中へ。】を理念に、高校の同級生と共に、株式会社Key-Performance を創業し、代表取締役を務める。 「魅力的な起業家の集まりが地元にない!!」ことから、起業茶屋® を立ち上げ、5年で2000名を集客する。 現在は、人間観察サロン™、起業の作戦会議室™に力を入れている。