【 筧田の「ホスピタリティ論」 】(授業用の補助資料)

筧田のホスピタリティ論
筧田のホスピタリティ論

 

こんにちは。 今回、大学でホスピタリティ論の講師をさせていただきます、 筧田 聡 (@kakehida) です。

このページは、大学授業《筧田のホスピタリティ論》の補助資料としてまとめました。 コロナの影響で大学で直接顔を合わせて授業できないため、この補助資料を授業に沿って使っていきます。

※今回の授業は、経営情報学部の学生に向けてです。

※授業には留学生も多いため、簡単なわかりやすい言葉で伝えていきます。 (日本語の丁寧な表現は読解が難しいので、省略します。)

 

0. 講師紹介と授業の受け方について

講師を紹介します

・最初に、本日から3週間、講師をする 事業者・起業家『 筧田 聡 / かけひだ さとし 』の紹介

・次に、筧田が経営している 株式会社Key-Performance の会社案内

・最近の面白いネタとしては 茨城県とZekkeiが主催するフォトコンテストの審査員を2018年, 2019年と務めました。

関連リンク: いばらきフォトコンテスト2019 | 死ぬまでに行きたい!世界の絶景

 

授業の受け方について

筧田が思う、大学で身につけるべき能力とは?

身につけるべきは⾔語運⽤⼒です。 理由は、社会で活躍するには言葉を扱う必要があるためです。

言語運用力を3つに分けると……
⾃⼰表現⼒ → 言葉を伝える
コミュニケーション⼒ → 他者と言葉を積み重ねる
問題解決力 → 疑問を持ち、問題を定義し、分析して、答えを出す

 

大学の授業を受ける目的とは?

筧田が考えるには……
謎に対する驚き・解明の喜びの欲求を満たすこと
課題を解決できる能力を身につけること

 

今回のホスピタリティ論の授業の目的とは?

今回のホスピタリティ論の授業では、
①「ホスピタリティに対する好奇心を満たすこと
②「ホスピタリティに関わる課題を解決できる能力を身につけてもらうこと

の2点を目的にしてみてはどうでしょうか。

 

3回の授業の流れ

筧田が担当させていただきますホスピタリティ論の授業は、3週に渡って3回あります。 全体を通してホスピタリティに関わる課題を解決できる能力を身につけてもらうために、3回の授業の流れを次のようにします。

1回目: ホスピタリティ観を持とう(本日)
2回目: ホスピタリティ精神 (おもてなしの姿勢) を理解しよう
3回目: 日々の中でホスピタリティを発揮できるようになろう

 

今回、「第一回目」の授業では……
ホスピタリティの意味・役割を考える
・⾃分の中のホスピタリティ観を整理する

この2点を忘れずに、今回の授業に参加してください!

 

1. ホスピタリティとは?

これまでの授業でも、他の先生からホスピタリティという言葉の説明を受けて、イメージを膨らませてきたと思います。 しかし、大学という場で、「ホスピタリティ論」という授業を取っているので、ぜひ様々な方の言葉を取り入れて、客観的に捉えていことが重要だと考えています。

 

関係者が「何をすれば喜ぶか」「何を求めているか」を予想して、丁寧に振る舞い、実際に喜ばせていくこと

 

ホスピタリティの発揮には……
独りでは成り立たず、相手側の「喜ぶ反応」や「感謝の気持ち」も必要で、なぜなら、相手側の「喜ぶ反応」や「感謝の気持ち」を受けて、提供者や関係者の喜びもこれからのホスピタリティには含まれているからです。

 

ホスピタリティを発揮するときに難しいのは、「相手を制御できない中で、自分の行動で相手を喜ばせる」 → 尊いですね。

 

ホスピタリティ関係の言葉を整理する

思いやりの段階

【 思いやりの段階 】
1. 待遇 [ hospitality ] ≒ おもてなし → With you
2. 便宜 [ Service ]          → For you
3. 礼儀 [ Manor ] 
4. 規範 [ Moral ]

 

サービス精神

サービス精神」と「hospitality」が同じという方がいますが、筧田は違うと感じています。 理由は、サービス精神を発揮している方からはWith youではなく、一方的な感じがするからです。 言葉のグレーゾーン (曖昧さ) には、良い点もたくさんあるので、あくまで「感じがする」という言い方に抑えます。

 

現場とオンラインとホスピタリティ

僕ら株式会社Key-Performanceが主催する「起業茶屋®」は、起業家・事業者が集まる場所です。 特定の1ヶ所ではなく、常磐線沿いのいくつかの実際のお店で開催しております。 そこで直接の交流が行われるとき以外は、オンライン上では「僕ら自身」が事業者コミュニティの中心になっているイメージです。

起業茶屋では、3年で1600名ほど集客してきましたが、リピートを生むポイントになっているのは、現場でホスピタリティを発揮した上で、オンラインでの交流を止めないことです。

参考: 起業茶屋®写真集

 

2. 観光ガイドとは?

筧田が参加している2つの観光ガイド

・茨城県関連の観光ガイド (いばらき観光マイスターS級)

 

・茨城県阿見町の阿見観光ガイド

 

いばらき観光マイスター制度とは?

いばらき観光マイスター制度とは?

いばらき観光おもてなし推進条例(概要)

 

観光ガイドの成長

より良い観光ガイドをするために、筧田はPDCAという強化サイクルを意識しています。

観光ガイド・ツアーガイドのPDCAとは……
P. ガイド計画を立てる・事前準備をする [Plan]
D. 当日運営 [Do]
C. 評価する、反省点を挙げる [Check]
A. 強化する・改善する [Action]

実際にガイドとして反省点を挙げる様子は、《【現役、観光ガイドのガチ反省会!!】ツアーガイド時の注意点とは?》を参考にしてみてください。

 

3. あなたのホスピタリティ観とは?

〇〇観とは?
・「見ること」ではなく、「観ること」
・〇〇の意味・本質をどう捉えているか

Q1. 「ホスピタリティの意味」を教えてください。
Q2. あなたが考える「ホスピタリティの本質」を教えてください。

① 最初の5分は「個人」で次の2つを書き出す

※「正しさ」よりも、「今日の授業」と「これまでの経験」から得られる「今日現在、最高の答え」を、答えを知らない人に教えるつもりで書き出してください。

② 次の5分は「個人 → グループ」に情報共有する

③ 最後の5分は「グループ → 全体へ

 

4. 本日の課題 [ Today’s work ]

① 本日の講義の中で「気になったこと」「詳しく知りたいこと」を今、この場で質問する

わからない、知らないという言い訳は認めません! by吉田先生

② 本日の講義の中で「印象に残ったキーワード」に対して意見・考えを書き出す

※吉田先生から出題されているミニレポートのことです。
※授業内15分程度で行う

③ 今日の講義を受けて、「自分の身近で感じた・体験したホスピタリティ」について箇条書きで3つ挙げる

※金曜日までに所定の方法で(先生経由で)提出のこと
※来週の授業で使いますので、5分でも構わないので思い出す時間をしっかりと確保して、取り組んでみてください。

 

最後に……

本日の授業はいかがでしたでしょうか? この記事を参考にしていただき、ホスピタリティ観を深めてみてください。 ではまた来週、互いによりホスピタリティに対して認識を深めた状態でお会いしましょう。 筧田 (@kakehida) でした! 

 

参考資料

ホスピタリティとはhospitality – ホスピタリティとは | 日本ホスピタリティ推進協会

 

筧田関連情報

起業茶屋®の様子

阿見観光ガイドの様子

 

来週のやるべきこと

1回目: ホスピタリティ観を持とう(本日 → 終わりました♪)
2回目: ホスピタリティ精神 (姿勢) を理解しよう(来週)
3回目: 日々の中でホスピタリティを発揮できるようになろう

 

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ABOUT US
筧田(かけひだ)
【 “いいものだらけ”の世の中へ。】を理念に、高校の同級生と共に、株式会社Key-Performance を創業し、代表取締役を務める。 「魅力的な起業家の集まりが地元にない!!」ことから、起業茶屋® を立ち上げ、5年で2000名を集客する。 現在は、人間観察サロン™、起業の作戦会議室™に力を入れている。