よく箕田さんと間違えられる、筧田さんです(笑)
本日、「人生の先輩方やビジネス書から先人の知恵をお借りすることで、若者のビジネス力アップを図る方」から、お問い合わせがございました。
ビジネス力アップに向けたお問い合わせ
若者ビジネスマンに向けて、「ビジネス力アップ」につながるアドバイスを一言いただけませんでしょうか。
とのこと。
こちらで誠意を持ってお答えしますので、必ずお使いください(笑)
ビジネス力というものを考えよう。
まずビジネス力とはなんでしょうか? 私はこの話を伺ったときに、取引する能力の話だと思いました。ただ、これは私の意見なので、各自、「ビジネス力とはなんだろうか?」と自分に問いかけてみてください。
定義を考えるだけでも、本質が見えて来ることが多いです。「定義だけ」と言いましたが、定義を考える時間なんて、普通、わざわざ取らないですよね。筧田は、簡潔屋さんで、かつ株式会社Key-Performance(重要な鍵)という会社の代表をしていることもあって、主に定義や本質、意味を考える仕事をしているんですよね。でも1度でも時間を掛けて考えれば、それ以上の時間を生み出すことができると、私は信じております。つまり若者が考える時間を取れば、その後の長い人生の中で沢山時間を生み出せます。
仮に先程言ったように「ビジネス力=取引能力」だとするならば、取引能力を高めるものを幾つか挙げていけば、すなわちビジネス力を高めるものをお伝えできるということですよね。早速、仮説を信じて、取引能力を高めるものを挙げていきます。
やっぱり愛情が大切です!
まず最初にお伝えしたいのは、愛情です!(キリっ)
出落ち感ありますが、本当に重要なことだったので最初にしました。
この社会で、一方的な取引なんてありえません。まず相手のことを想って、相手が何を求めているのかに応えることができれば、円滑に取引できます。愛情を持って相手と向き合い、自然に成立する取引を提案していきましょう。
また愛情がない人は平気で嘘を口にします。些細な嘘も含まれます。例えば、最初と言っていることが違う人がいますが、どうも本人にはそのつもりがない方も多いみたいで……。でもそういう方は、そうとう徳のある人なら取引してもらえるかもしれませんが、通常は無視されます。人は相手がはこちらに対して愛情を持って接しているか・接してないか、繊細に感じ取ります。人間のこの感度は、凄いんですよ。
取引能力・ビジネス力を高めたいビジネスマンなら、価値提供者なら、愛情を持って、真っ当にいきましょう! 私は相手のことを思いやれる人、配慮できる人が大人だと思っています。ビジネス力の低い人はすべからく子供だと思ってしまいます。悪しからず。
著しい繁栄 < 成熟
起業したばかりの若者やこれから起業する若者は、著しい繁栄ばかりを考えがちです。もちろん理想を描くことは重要です。ただ私は、繁栄ばかり妄想する時間よりも、小さな成功体験を着実に積み重ねて、時間を掛けて成熟していく姿勢の方、結果として繁栄につながるんだと思っています。
もちろんその中で、メディア戦略、話題作り、注目といった取り組みは重要ですよ。自由でいて、面白くて、前もって影響力を持つ者に、自分や自分の取り組みを紹介できれば、それが効果的な情報発信方法になるんだと思います。
自由に資源を扱おう。
お金や時間、価値を生み出すものがないことには話が始まりません。不自由な状態が更なる不自由を生んでいるのです。
例えば、若者からよく、「私にはお金がありません」と言われることがあります。それって、「私には効率よく取引できません」「円滑に価値交換できません」ということを言っているわけです。信頼関係のない人にしてみれば、いきなり「私は取引能力がありません」と言っている人だと思われても仕方がないのです。注意してくださいね。
ちなみに、昨日の起業茶屋でも話題になりましたが、ボランティアや非営利という言葉を盾に、「自分にはお金がないので手伝ってください」という方がいらっしゃいますが、「ボランティアや非営利」だから「お金がない」というのは、理由になっていません。あなたが、他者の役に立てていないから、上手く取引できずお金が回っていない、応援されていないというだけの話です。
また不安な気持ちから資源を手に取れないのです。ビジネス力を高めたければ、地球上に拡がる資源を自由に扱うイメージでいきましょう。
最後に信頼・信用を生み出す方法。
信頼、信頼……。信用、信用……。って、若者も含めてみんな口にしていますが、仕事づくりの仕事をしていると、信頼・信用の本質を理解していない人が多すぎるなって感じます。信頼が大事、信用が大事って言ってれば楽ですよね。でも本当に大切なことは「何で信頼されるのか?」をわかった上で、自分ができているかに注目していくことです。少し具体的に信頼を生む姿勢の話をしましょう。2つ挙げます。
相手に絶対損をさせない姿勢が信頼を生みます。
小さくてもいいから、相手の成功体験を重ねていく姿勢が信頼を生みます。
自分に損をさせる人、失敗させる人のことを、あなたは信頼しませんよね。
例えば、今この記事を読んでいる方は時間を掛けていますよね。時間を掛けたのに、全く自分の役に立たなかったら、損をしたと感じますよね。つまりその方にとって、このブログへの信頼はなくなるわけです。
しかし、このブログを読んで「得した!」「成功につながった!」となれば、また時間を使ってでもこのブログ読みたくなりますよね。
信頼はビジネスをする上で超重要です。初めて知った方はメモすることをオススメします。
特に20代の若者ビジネスマンの成功の鍵は、ここにあると思っています。本当に重要なことだったので、信頼を最後にしました。
ちなみに人々から信頼されている人は、時間やお金、資源を生み出すことができます。
僕たちは価値提供者だ!
途中、愛情の場所でサラッと言いましたが、ビジネスマン=価値提供者です。与える側なんです。貰う側ではありません。貰おうとするばかりの人を、人々は嫌がっているのです。しかし、自分で価値が生み出せない人は、他者から頂く・奪うしか、生きる道がないのです。
価値提供者なんだったら、相手に絶対損をさせない気概を示していきましょう。そうすれば、信頼が集まり、お金が集まり、時間を自由に使えるようになっていくはずです。
「若者ビジネスマンの『ビジネス力アップ』につながるアドバイスを一言」が……なんと四言・五言になってしまいましたね(笑) お互い、素晴らしい人生になりますように☆
“ いいものだらけ ”の世の中へ。
代表取締役 CEO
筧田 聡 Satoshi Kakehida
p.s. 筧田からのお願い。
明日、茨城の日の出の時刻は、6時27分です。朝日とともに目覚めるビジネスパーソン、筧田が、本気でお答えしました。お問い合わせされた方、ちゃんと使ってくださいね(笑)
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