知ってた?ムンクの叫びは転用しても誰にも怒られないんだよ

ムンクの叫び
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] ついに見つけた!!! [/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”] なんなんですか、いきなり。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] 相変わらずテンション低いね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”] で、どうしたんですか?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L2″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] 俺のツッコミ無視かよ。まあいいや[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] ついに見つけたんだよ!!ブログに載せるとき、権利を侵害して誰かに怒られる心配のない素材たちを!!![/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”] ああ、『パブリックドメイン』のことですか?何を今更。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] えっ………[/speech_bubble]

 

権利はみんなのもの『パブリックドメイン』とは?

パブリックドメイン』とは、日本語に直すと『公有』という言葉で表されます。つまり誰の所有物でもない、公共のものですということです。

 

通常、知的財産や発明、芸術作品は作った人(団体)に『知的財産権』というものが認められる。

 

簡単に言うと、この形のないものへの所有権がこの『知的財産権』です。『特許権』なども『知的財産権』の一部です。

 

パブリックドメイン』というのは「知的財産権が消滅しているもの」のことを指しています。

 

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] つまり、誰も権利を持っている人がいないから自由に使ってもいいんだね[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”] じゃあ、どうやったら知的財産権って消失するんですかね??[/speech_bubble]

 

知的財産権の消失いろいろ

特許権の消失

特許権は特許出願日の20年後にその効力を失います。つまり、出願から20年以降は特許の使用料を払わなくて良くなります。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] 流行りの『ジェネリック医薬品』も、特許権が失効して特許料を払う必要が無くなったから普通の医薬品より安くなっているんだね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”]医薬品では特許申請から実際の製品が市場に出回るまで10〜15年程度かかるため、特例で最長5年の特許権の延長が認められていますけどね。[/speech_bubble]

 

著作権保護期間の終了

著作権は一般的に「ベルヌ条約」という条約で定義されており、世界のほとんどの国はこのベルヌ条約に加盟しています。

 

ベルヌ条約では、基本的に死後50年で著作権保護期間は終了するとしているが、これは各国で変更することを認められているため、欧州諸国やアメリカ合衆国では死後70年、メキシコでは死後100年間保護されます。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] 日本は著作権の保護期間が他の国に比べて短いね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”]ベルヌ条約で設定されている最低保護期間が50年なので、それにならっているんですね。ただ、今は欧米諸国と同じ70年に足並みを揃えたほうがいいのではないかという考えも強いようです。[/speech_bubble]

 

あれもこれもパブリックドメイン!!

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] この『パブリックドメイン』になっている作品を把握しておけば、これから権利に悩まされることがずっと少なくなるはずだ!![/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”]でも、どうせ具体的に何が『パブリックドメイン』の作品かを把握してませんよね??[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] うっ………[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”]そんなことだろうと思ったので、調べておきました。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] いつもすみませんm(_ _)m[/speech_bubble]

 

代表的なパブリックドメイン活用例

【青空文庫】

パブリックドメイン』の文書を集めたウェブサイト。夏目漱石や森鴎外などの作品は全て無料で読めます。

【プロジェクト・グーテンベルク】

『青空文庫』と同じく、文書を集めたウェブサイト。

【Pixabay】

パブリックドメイン』の写真を集めたサイト。50万以上の写真を好きなだけ使うことが出来る。

【映画DVD】

『オズの魔法使い』や『ローマの休日』などの『パブリックドメイン』の映画は格安DVDで売られています。コンビニで500円で売っているDVDを見つけたらだいたいこれだと思ってください。

 

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”ihata.jpg” name=”井畑”] すごい!!これだけあればブログで写真や文章の権利を一生気にすることがなさそうだ!![/speech_bubble] [speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”WOMAN.jpg” name=”お茶くみさん”]でも、まだこれだけじゃありません。2015年は『パブリックドメイン』的にとっても熱い年なんです。なんたって、あの『ムンクの叫び』や『星の王子さま』も『パブリックドメイン』の仲間入りしたんですから。[/speech_bubble]

 

 

次のページでは、今激アツのパブリックドメインを紹介!!

 

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