どうも今日は!
株式会社Key-Performance の筧田です。
簡潔化・KPI(指標)設定の専門家です。
今回は、
従業員という価値を生み出す大切な資産を、
より活用していくための指標をお伝えします。
従業員1人当たりの生産性
より多くの売上を生み出すために、
今回紹介するのが「従業員の生産性」という指標です。
要点は、この指標を使い、組織内チームや同業界他社との比較をすることです。
ちなみに生産性は、
その職種や業界によって大きく異なるため、
同じ土俵のもので比較するようにしましょう。
従業員の生産性を求める式
これは非常に単純な式です。
売上高(企業の収益)を従業員数で割るということです。
従業員数は常勤に相当する数に調整して計算するとより良いと思います。
調査するタイミング
売上高の計算と併せて行うと良いでしょう(例:四半期ごと)。
そうすれば計算・算出コストはほとんど掛かりません。
目標設定
マネージャーが従業員1人当たりの売上高を長期的に追うことで、
従業員の生産性の変化を把握できます。
理想は、この指標を可能な限り高くすることです。
同業界他社と比較することで、
相対的な生産性を理解し、目標とすることができます。
指標の応用
従業員数という変数を給与に置き換えると、
利益と給与の比率による業績評価が可能になります。
p.s.
専門的には今回の指標を RPE と呼びます。
略さなければ Revenue per employee です。
しかしPREは日本で、あまり通じることがありません(笑)
従業員1人当たりの売上高と言うとやさしいかと思います。
p.s.2
従業員を資産と言うときは、
言い方に充分注意しましょう!
“ いいものだらけ ”の世の中へ。
代表取締役
筧田 聡 Satoshi Kakehida
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