僕が外注をお願いしたいライターさんの仕事のポイント6選

ライター 外注
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こんにちは、またまたライターのイハタです。
Key−Performanceではブログの記事は全部自分たちで書いていますが、それでも時々は「ライターさんがいて質の高い記事を勝手に書いてくれたらな〜」と思います。(本当は毎日思っています)
なので、今日はそんな妄想のはけ口として、僕だったらどんなライターさんに記事を書いて欲しいかをまとめました。ライターとして活動される方はもちろん、これからライターさんに記事を外注しようと思っている方にもぜひ読んでもらいたい内容です。
 

僕が外注をお願いしたいライターさんの仕事のポイント6選

1. 専門分野に特化している

 
ライターに限らず外注をお願いする時って、こっちも気を使うんです。ふわっとしたお願いをすると、検討違いの記事を書いてくれちゃいますからね。だからお願いする時は超具体的に「誰の」「どんな悩みに答えるか」を決めてから頼みたい。結果として求める記事は専門性の高い内容になってきます。(専門性高くない記事なら、自分たちで書いた方が早いからね。)
それに、専門性の高い方はその分野に関しての「熱」がある。こだわりをもって書いてくれるから、こっちが意図していなかった、新しい視点をもたらしてくれます。結果、記事のクオリティは自分たちが要求していた枠を超えて高くなり、非常に勉強にもなります。
 
専門性が高くない人はこうはいかない。その分野での書くことがなくなるから、なんとかしてオリジナリティを出そうと別の分野の知識を混ぜてくる。上手くいく場合はいいけれど、大抵は「これ、結局何が言いたいの?」みたいな文章の出来上がり。これだったらやっぱり自分たちで書いたほうが早い。
 
ライターさんの立場にしても大変です。専門性がないということは、「目立った特徴がない人」ということです。「目立った特徴のない人」に降って来る仕事って?「どうでもいい仕事」ですよね。どうでもいい仕事で求められるのは「効率のよさ」です。どれだけそれなりのレベルの物をすぐに吐き出せるかどうか。(村上春樹の小説では、これを「文化的雪かき」と呼んでいました。)これが得意な人はいいですが、大抵は重労働ですし、いつまでたっても抜け出せない。
 
 
ちょっと話が逸れましたが、僕が仕事をお願いしたいライターさんのポイントその1は「専門分野に特化している」人です。
 

2. 企画力・提案力のある人

ポイント1にも繋がりますが、自社で情報発信をしていると、自分たちにはない新しい視点をもたらしてくれる事ほどありがたい事はない。ましてやその新しい視点を元に、一つ記事を書いてくれるというならもう最高。そういう方にはどんどんお願いしたい。
 
さらに「提案力」もあればもっと最高です。僕達が持っていない視点での企画だから、すぐにピンとくるものもあれば、全然ダメだと感じるものもある。そんな時に、前提の知識がない人でも納得する「提案」をしてもらえれば、僕らとしても貴重な機会を逃さずに済む。
 
逆にどんなにいい企画でも、提案がヘボいととてもヘボいアイディアに感じてしまう。
 
なので、ポイントその2は「企画力・提案力のある人」です。
 

3. ホウレンソウが得意な人

 

ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)が得意かどうかも重要な点です。
どんな仕事にも変更や修正はつきものですし、必ず期限も存在します。だから、理想のライターさんってのは、変更や修正が必要な場合はその都度連絡をくれ、修正案の話し合いが出来、最終的に欲しいものを期限通りに提出してくれる人です。
これをやってくれない人には、正直料金をお支払しにくいんですよね。最悪持ち逃げとか、微妙な出来のままズルズルと提出されたり。コスパで考えたら悪すぎる。向こうからしても、やっぱり料金を先払してくれない相手ってのは信頼が出来ないですよね。
 
 
なので、お互いが気持ちよく信頼して仕事をするためにも、ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)が得意な人がポイントその3になるんです。
 

4. 当たり前のビジネスマナーがある

上の話とも被りますが、当たり前のビジネスマナーがあることも重要なポイントです。例えば言葉遣い。敬語が使えるのはもちろんですが、日本には慇懃無礼という言葉もあります。どんなに口調は丁寧でも相手に失礼を働いては意味がありません。自分の意図を実現するための交渉能力というのはもちろん必要なのですが、それ以上に相手の地雷を踏まない危機察知能力が重要です。(今でこそ随分まともになりましたが、私も昔よく丁寧な言葉遣いをしながら相手の地雷を踏んでいました。私の場合はその場ですぐに注意をしてもらえたので危機察知能力も身につきましたが、世の中にはそうでない人の方が多いですよね………)
しかも、僕たちとのやり取りの中で失礼な発言をされるのはまだいいのですが、取材などで他の会社や団体の方が関わられる時はもう最悪。結局僕たちで謝らないといけないし、信頼も失うし、記事は仕上がらないし………やっぱり自分たちでやればよかったって事になります。(ここまで書いていて、もうすでにやっぱり外注は止めようって気分になってます。)
 
なのでポイントその4は当たり前のビジネスマナーがあるです。

5. 文章が魅力的であるかどうか

優先順位は低くなりますが、文章そのものが魅力的であるかどうかも重要なポイントです。(本当は一番に来そうなもんですが、上4つは外すと致命傷なのでこの順番です。)
別の言い方をすると、自分だけの文体があるかどうかです。例えば村上春樹なんかは、読んだ瞬間に「あっ、この作品は村上春樹だ」って分かります。芥川とか太宰も分かりやすいですよね。ちなみにこの本は超面白かったです。
もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

切り口、文体のコピー、完璧なクオリティでした。高校生や、大学入りたての人にまずこれで好きな作家を探してもらいたい。
 
ちょっと話が逸れましたが、ポイントその5は文章が魅力的であるかどうかです
 

6. ブランディングを理解している

 
ブランディングって言うのは、自社が発信する情報や行動の隅から隅までが一貫した世界観で統一されている時に成功してるっていいます。だから、そのブランディングを妨げる外注ライターさんなんて絶対にお断りなんです。ポイント5と相反する事をいいますが、僕らが外注する時は「Key-Performanceのブランドを守ってくれる記事」を求めます。ご自分の文体もそのブランドに収まる範囲で出して頂きたい。
 
 

まとめ

ライターのみなさん、いかがでしたか?外注をお願いする企業は普段こんなことを考えています。特にベンチャー企業の方が創業者達の意思が細部にまで及ぶので、外注に求めるものも厳しくなるはず。逆にこれを押さえておけばベンチャーからも大手企業からも引っ張りだこのライターさんになれるはずです!
 

おまけ:Key−Performanceはこんなライターさんを求めてます

 
①起業・ビジネスに関する専門知識をお持ちの方。特に「農業ビジネス」や「医療ビジネス」などのより専門性の高い知識は大歓迎です。
 
②組織の代表と話をしても失礼のない人。リスク管理を考えるとこういう言い方になっちゃうんです。(普通のビジネスマナーが出来ている人なら基本的に大丈夫なはずです!)
 
③ダメな部分を指摘されて逆上しない人。ライターさんによくいるんです。僕らは一回「あなた達は専門家じゃないからこの文章が良いかどうか分からない。だから意見をしてはいけない」と言われた事があります。僕らのサイトですからね。僕らがダメだと判断したものはダメなんです。
 
④面白い記事を書いてくれる人。抽象的ですが、やっぱりこれも重要。僕らが書くより面白い記事を書いて欲しい!
 
(大々的には募集しませんが、もしKey−Performanceのブログ「GIN」で記事を書きたいという方がいたらブログのお問い合わせコーナーから連絡下さい。)

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