こんにちは、イハタです。
今回は絶対にやめてほしい専門性のない分野での起業についてです。
顧客の課題を考えたのはいいんだけど………
顧客の事メッチャ考えてるんだけど、自分にその問題を解決する能力が全く無い場合。もっと簡単にいうと、今までの職務経歴にない分野や、これまでの人生で時間を割いて来なかった分野で起業すること。
専門性がない分野での起業って言い方も出来ますね。
これが最悪なんです。なんでかっていうと超単純で、専門性がないとせっかく見つけた顧客の困りごとを解決出来ないからなんですよね。
たしかにね、色んな人と力を合わせて自分の専門外の分野の問題解決に取り組んでいる人はたくさんいます。でも、その場合は問題の規模がとても大きくて、その人個人はその一部の専門性しか持っていなかった場合です。
しかも考えが浅い
でも、確かに専門性がなくても顧客の困りごとにはフォーカス出来ている気がしますよね?なぜこれではダメなのか?
専門性がない状態で顧客の困りごとを考えても、それはあくまで素人の意見です。要するに考え方が浅いんですよね。
例えば、今までは工場でネジを作っていたけど、自分もシングルマザーで、シングルマザーを助けるためのサービスを提供したいと思っている人がいるとします。
この方は自分もシングルマザーだから、確かにシングルマザーの問題を考える事に時間を使っているはずです。でもね、同じシングルマザーだったら例えば働きながらシングルマザーの人生を助ける情報発信をしている人の方がより問題を深く考えているはずですし、働きながらNPO法人なんかでボランティアやっている人の方がさらに現場が見えているはず。
ある分野に専門性があるって、一般的にはその分野に1万時間以上を費やしたって事なんです。それよりも短い時間しか費やしていないなら、すぐに独立は無理だと思って下さい。
まとめ
起業に必要なのは1万時間以上を費やして出来た専門性だ!
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