井畑です。
「ブログ毎日更新するって、どんなメリットがあるんですか?」という質問をよく受けます。
ブログを書くという行為そのものが上達したり、記事数が増え検索にも強くなりといろんな効果があります。
その中でも、僕が思う最大の理由は「単純接触効果」です。僕たちの書く記事との接触回数が増えれば増えるほど、見る人の僕たちへの信頼は深まっていきます。
ブログを毎日書いたほうがいい理由はたくさんあると思うけど、僕は結局「単純接触効果」が一番重要な点じゃないかなと思う。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
単純接触効果の絶大な効果
単純接触効果は無意識に起こることなので、一回の刺激の大きさや意識的な重要性はあまり関係ない。とにかく数が大切。
毎日ブログを投稿し、毎日SNSでそれを拡散すれば、それだけ自分の事を見てくれる回数が増えるので、その分だけ信頼に変わる。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
単純接触効果はメジャーな心理効果なのでみなさんご存知だと思いますが一応説明です。
人間は接触回数が多いものほど好きになるし信頼するという効果です。例えばリンゴを毎日見ている人はそれだけでリンゴを好きになりやすく、毎日合っている人はそれだけで好意の対象になるって原則です。
実際にこれを証明した実験があります。ミシガン大学とミシガン州立大学の合同で行われた実験です。
単純だけど効果は絶大ですよね。
毎日投稿をすることで接触回数が増えるのか?
事実、多くのブロガーが一番伸びている時には毎日投稿を行っている。ユーチューブでもそうだ。
毎日投稿をすると記事数も増えるしアルゴリズム的にも有利になるので、目につく回数はさらに増える。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
ブロガで成功している人の多くは毎日投稿をする期間を経験しています。僕の知る限りでは毎日投稿をしている期間にその人が一番伸びる期間が来ているなと。
具体例をあげると、ブロガーの「あんちゃ」さんの「まじまじぱーてぃー」。こんなかんじ。
他にも自己理解プログラムの「八木仁平」さんとかプロ無職の「るってぃ」さんとかも、みなさん毎日更新の期間を経験しています。
僕が大好きでブログもユーチューブも参考にしているmonographの「堀口さん」は動画でブログの毎日更新をした時期について語っています。
みなさん月間30万PV超えのブログを運営しています。
毎日新しい情報を更新することは、それだけで見る人に「今日は何が更新されているのか?」という期待を与え、自分の情報に積極的に触れてくれるようになります。
小手先のテクニックで接触回数を増やそうとするんじゃなく、相手の事を考えて接触回数を増やそうと思ったら、毎日投稿は行き着くべき1つの答えなのではないでしょうか?実際に成果を上げている人たちはみんな通った道でもあります。
クオリティが下がっても毎日投稿すべきなの……?
「毎日投稿でクオリティの低い記事を書くくらいなら数日に1回もちゃんとしたのを投稿した方がいいんじゃ……」と考える人もいるんだけど、僕はこの発想は間違いだと思う。
数日おきにする投稿も、絞り出して毎日する投稿も、クオリティはそんな変わらん。もっともらしい言い訳をしているだけ。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
この話をすると、よく「毎日投稿だと、1つ1つの投稿のクオリティが下がっちゃうからやりたくない」という声を聞きます。
僕はこれナンセンスだと思っています。というのも、3日に1回書いた記事と、1日1回書いた記事ってそんなに違いあります?
いや、毎日投稿出来る人が3日かけて書いた記事ならクオリティは違うと思いますよ?でも、この手の話をする人はだいたい「毎日投稿するのが大変だから」っていう言い訳をしたいだけなんです。
そういう人は結局3日に1回でいいってなったら、2日休んで残りの1日で頑張るんです。これ、記事のクオリティ上がります?
クオリティの心配をするくらいクオリティに差をつけられるのは毎日投稿が出来た後だと考えたほうがいいです。それより単純接触効果のほうが効果が高い。しかも毎日更新は書く量が多い分、成長も早いです。
1記事に書けるエネルギーも成長して習慣化すると少なくなるので、やればやるほど毎日更新は簡単になってきます。
絞り出して書かなきゃいけないってことはブログが習慣化していないってことだから、むしろたくさん経験を積んで早くラクラク書けるようになった方が効率もいいし、後で楽!
一年後、今と状況が全く変わっていない絶望感と自己嫌悪はやばいですよ?
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
まとめ:ブログをやるならまずは毎日更新に挑戦しよう
何をやるにしても一番最悪なのが「中途半端」です。
中途半端にやるとダラダラと辛いだけじゃなく、結局なんの成果も出ません。
ブログをダラダラやって、結局1年後に何の成果にもならなかった時の絶望感と自己嫌悪、ヤバいですよ?
僕は今ブログを出来る限り毎日更新していますが、その原動力になっているのは前のブログで味わった後悔です。「一年前のあの時からもっと本気を出していれば………」なんどその後悔と絶望感と自己嫌悪を味わったことか。
みなさんには出来るだけそんな思いはしてほしくないです。
ブログを効率的に書く方法もご紹介しています。どうかやるなら徹底的に。最初は辛いですが、一年後に必ずみなさんの資産になっているはずです。
まずは最初に目指すは「毎日更新!」です。ここは逃げずに挑戦してみましょう!
//key-performance.jp/cant-write-a-blog/
//key-performance.jp/blog-building/
【実験方法】
学生新聞を活用して行われた実験。
数週間に渡り、一面に「トルコ語の載った広告」を掲載した。掲載される単語の種類はまちまちで、一度しか掲載されない単語もあれば、多いと25回も登場する単語もあった。公正を期すために、片方の大学で頻度が高くなる単語はもう一方の大学では頻度が低くなるように設定された。
広告掲載期間が終わったあと、学生に対して広告に掲載された単語が「いい意味の単語か?」「悪い意味の単語か?」の印象を訪ねた。(ちなみにトルコ語なので、本当の意味を知っている学生はごくわずかだと想定される。)
【実験結果】
登場頻度が高かった単語は、頻度の低かった単語に比べて圧倒的に「いい意味の単語」だと認識された。
【考察】
人間は接触回数が多いものを好意的で信頼出来るものとみなす。
【補足】
この結果はトルコ語に限定して起こったことではなく、中国の漢字や、人間の顔や、多角形の形についても同じ結果が出ている。