こんにちは、井畑です。
タイトルにも書きましたが、今回の記事の内容は【悪用厳禁】です!!!
行動心理学に裏打ちされた、人の行動原理をマーケティングに応用したテクニックです。これを悪用すればぶっちゃけガラクタでも売れます。
ちゃんと活用すればお客様も自分もWin−Winになれるテクニックなので、正しく使ってください!
- ゴルディロックス効果
- リフレーミング
- ハーディング
ゴルディロックス効果
まずはゴルディロックス効果についてです。
必殺技みたいでかっこいいですが、イギリスの童話「3匹のコグマ」に登場する女の子の名前です。
人間は選択肢が3つあると真ん中のものを選びたくなるというのが、ゴルディロックス効果です。日本語では「松竹梅の法則」とも言われ、選ばれる比率は「松:竹:梅=2:5:3」と言われます。
ゴルディロックス効果の仕組み
人間には「損をしたくない」という気持ちや「無難なものを選びたい」という気持ちが働くため、真ん中を選ぶ傾向が生まれるようです。
ゴルディロックス効果の活用
自分の一番売りたいサービスを用意したら、その上位版と下位版のサービスを用意します。あとはそれを「松・竹・梅」の順番に並べておくだけです。
僕たちのサービスもそんな風に作っています。
ポイントは上位と下位の商品を「真ん中が一番お得に見えるように」設定することです。実際どんな業界でも、ある程度お金をかけた先は、本当にこだわりたい人にしか分からない違いになります。
なので、松竹梅のサービスは以下のような感じで作るとうまくいきます。
松:自分の持てる全てをつぎ込むMAXモリモリプラン(たまに売れると嬉しい)
竹:効果が簡単に実感出来るものだけを厳選した「お得」プラン
梅:竹に出来るだけ値段を寄せて、機能は大きく削ぎ落とす。(竹の引き立て役)
この一番売りたいサービスをコロナ対策で4月中は無料で提供しています。僕たちもみなさんと一緒に頑張らせてください。
//key-performance.jp/kp-web/
リフレーミング
次はリフレーミングについてです。
表現を変えることで相手の印象を変えることをリフレーミングと言います。
例えば「この手術をすれば10人中6人が命を落とします」と言われるのと「この手術をすれば10人中4人が助かります」と言われるのとではどちらが手術を受ける気になりますか?こで、実際に後者の方が手術を受ける人が多くなることが研究で明らかになっています。
当たり前のことを言い換えるだけでも人は行動を変えてくれます。
リフレーミングの活用
例えば、一回5000円のビジネス講座を売りたいとき。ただ5000円ですというよりも、「飲み会2回分より安いです」と表現するほうが、「飲み会に行くよりは勉強したほうが有意義かもしれない」とポジティブにとらえてくれます。
また、一ヶ月換算だと1日160円くらいになるので「セブンのカフェオレ一杯分と同じです」と表現すると「そのくらいなら払ってもいいか♪」との錯覚をします。
相手にポジティブなイメージを与えたほうが購買率もあがるので、自分も相手も得をするテクニックです。
ハーディング
最後はハーディング効果についてです。ハーディングは群衆という意味です。
行列のできているレストランを見かけると、「あのレストランはきっと美味しいに決まっている」と思って並んでしまった経験はありませんか?
他人がとった行動をもとにものごとの善し悪しを判断して、それにならって行動することをハーディング効果と言います。人間は「集団の中から自分だけ孤立したくない」という思いが強く働くので、自分でも不合理だと思う行動をとってしまう。
投資家によるサブプライムローン関連商品の購入が過熱化し、リーマン・ショックの原因となったことなども一種のハーディング現象とされています。
ハーディングの活用
僕がたまに行くラーメン屋さんが、ハーディング効果をうまく活用していました。
こちらのお店は「開店前に行列を作るとトッピングが無料」というキャンペーンをやっています。
つまり、行列を作るために「トッピング」という投資を行ったんですね。
みなさんイメージしてみてください。車を運転している時に、開店前のラーメン屋に一人でもお客さんが並んでたら「あの店はそんなに美味しいのか?」と気になりませんか?
ハーディングは「行列や口コミを作ることで信頼を作る」テクニックなんです。
まとめ
これらのテクニックをうまく使えばガラクタでも売れます。
というより、今売れている商品サービスは全部これらのテクニックをうまく組み合わせてマーケティングを行っています。「いいものを作れば必ず売れる」という世の中はと〜〜〜〜〜〜〜〜〜っくのとうに終わりました!
ちゃんといいものを世の中に広めるためにも、ぜひマーケティングテクニックを活用してみてください!