どうも今日は。
 株式会社Key-Performance 代表の筧田です。
  
 今回はあまり聞き慣れない指標をお伝えします。
  
欠勤ブラッドフォードファクターの重要性
従業員が欠勤した場合、業務中断による金銭的コストと時間的コストが発生します。
 間接的にも代替要員を準備するコストや他の従業員にもたらす影響もあるでしょう。
  
 特にコストが嵩み問題が発生するのが無断欠勤です。
 この無断や計画外の欠勤を見直すために活躍するのがこの欠勤ブラッドフォードファクターという指標です。
  
 欠勤の頻度と長さの指標を組み合わせることで、出勤の不規則性を特定し、短期的な欠勤を多数取っている従業員が強調される仕組みになっています。
 この指標を使うことで、欠勤の傾向を見える化し、各従業員の勤務状況の見直しに役立つのです。
  
評価方法
任意の期間(通常は1年間)の計画外欠勤数に、
 欠勤数の二乗をかけることで計算できます。
  

例えば、10日の計画外欠勤を1回取ったの場合 ▷ 「10✕1✕1=10」です。
 例えば、2日の計画外欠勤を5回取った場合 ▷ 「10✕5✕5=250」です
  
目標設定
自社の過去のデータと比較します。
 また次の値の場合には出勤状況を見直すべきです。
年間 :80以上
四半期:27以上
月間 :12以上
 
 値に応じて口頭警告・書面警告を行い、次は最終警告とすることで、
 計画外欠勤によるコストの削減において効果を挙げることができると思います。
  
注意点
まず欠勤を適切に分類・記録する必要があります。
 分類と記録が適切であれば算出コストもあまりかかりません。
  
 正当な理由のある計画外欠勤をどう扱うかを考える必要があります。
 最終的にはマネージャーが各従業員の欠勤について、
 その内容を把握する必要があります。
  
 また計画外欠勤が認められない風潮においては、
 限界まで働いてしまう従業員が出てくる可能性があります。
 危険な結果を招かないように注意しましょう。
  
  
“ いいものだらけ ”の世の中へ。
代表取締役
  筧田 聡 Satoshi Kakehida









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