顧客の求めるものを知ろう!!【顧客プロフィール①】

 

今回は、顧客のことをより正しく理解するために、Key-Performanceで配布している無料ツール【顧客プロフィールシート】の使い方を説明します。

 

このシートを使うメリットは3点。

 

①顧客についての情報をハッキリと書き出すことが出来る

 

②「もれなく・ダブりなく」書き出しを行える

 

③視覚的に「顧客が何を欲しているのか」を理解できる

 

特にお客様がいない「起業時」にはこの顧客プロフィールシートを使って、的確にお客様のことを理解する必要があります。

 

では、早速使っていきましょう。

 

顧客プロフィールとは?

顧客を正しく理解するために使われるツールです。

 

この「顧客プロフィール」とは、

 

①顧客が達成したいこと/やらなくてはいけないこと(顧客の求めること)

 

②顧客が何に苦労しているか/苦しんでいるか(顧客の苦痛)

 

③顧客は何を得たいか/何が嬉しいのか(顧客が得たいもの)

 

の3点を書き出していき、それを整理整頓することで顧客についての理解を深めるために使います。

 

準備するもの

顧客プロフィールシート

こちらからダウンロードしてください。サイズはA3推奨です。また、カラー印刷をしたほうがより視覚的にわかりやすくなります。

 

ポストイット

5色用意してください。大きさは、自由ですが、大きすぎるても小さすぎても見難くなるので、中くらいのものがおすすめです。

 

 

手順1:顧客リストを作成

自分の製品/サービスの顧客になりそうな人をリストアップします。

リストアップの仕方はこちらの記事を御覧ください。「まずは自分のビジョンを確認!!問題と製品を書きだそう

 

手順2:リストから1人をピックアップ

手順2では顧客リストから1人、プロフィールを作る顧客をピックアップします。

 

ここで注意。「顧客プロフィールは1人につき1枚作ります」。

同じ製品を使う人でも顧客1人1人で願いや求めていることは違います。シートは1人につき1枚です。

 

ピックアップしたら、まずはシートの左上「顧客はどんな人」という部分に記入しましょう。

ここは具体的なほうがいいです。

 

例①:ムービー作成のために急遽高性能パソコンが必要になったサラリーマン

例②:不要なものが部屋にたくさんあふれているが整理ができないOL

 

また、その右側にある「顧客の関係者は誰」という部分には、「顧客の製品購入に影響を与えそうな人」を記入しておいてください。

 

必要であれば、この関係者のプロフィールシートを作る場合があります。

 

関係者について詳しく知りたい場合はこちら↓

お金を出すのは誰?? アプローチの異なる4つの顧客タイプ

 

手順3:各項目を書き出し

シート下側の顧客が求めていることについて書き出していきます。

各項目の書き出し方法は、以下のページで説明しています。

 

シート左半分:顧客の求めることは何か?【顧客プロフィール②】

苦痛:顧客にとっての苦痛は何か?【顧客プロフィール③】

得たいもの:顧客が得たいものは何か?【顧客プロフィール④】

 

また、この時点では思いついた順にどんどんポストイットに書き出していって構いません。

 

書き出しの注意!!

書き出す時には注意が必要です。

 

どんな些細な内容、見当違いだと思う内容でも思いついたらとにかく書き出してください!!

 

ブレインストーミングと同じ要領です。最初から頭のなかに持っている正解だけを書くと、結局思い込みのの残った、偏ったプロフィールしかできなくなります

 

手順4:重要度をレベル分け

書き出しだ終わったら、書き出した項目に重要度を1〜10レベルで設定していってください

 

このレベル設定は「仮説」で構いません。後で「仮説の検証」を行います。(「仮説」を作っておいたほうが「検証」がスムーズに進みます)

 

レベル設定が終わったらそれを重要度が高い順に並び替えてください。シートの点線を利用するときれいに並べることができます。

 

完成

これで顧客プロフィールシートが完成しました。

 

どうです??項目別にしっかり書き出せて、しかも顧客が何を重要視しているのかがひと目でわかるでしょう。

 

これを使って今度は自分たちの製品/サービスについて考えていきます。

 

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