市場成長率の求め方【一撃で分かる計算方法・KPI設定】

市場成長率

こんにちは、株式会社Key-Performanceの井畑です。

 

 

ビジネスを行う上で最も重要であるのは「顧客の需要」です。この世のどんな商品も、顧客の需要が存在しなければ「無価値」になります。

 

なので、自分のビジネスを行っている市場はこれからも需要が伸び続けるのかどうか、つまり「成長し続ける」かは必ず把握しなければ行けない指標です。

 

 

このページでは、そんな最重要の指標「市場成長率」の求め方をご説明します。

 

【一撃で分かる計算方法】を紹介するので、読み終わった後には早速必要な数値を集めて計算が出来るはずです。

 

では、いきましょう!!

 

 

市場成長率の計算方法

 

市場成長率

 

 

これが市場成長率を求める式です。

 

単純な式ですよね??

 

分母に「その市場の前年度総売上」、分子に「その市場の今年度総売上」を代入します。

 

なので計算の答えが1以上(100%以上)であればその市場は「成長している」と捉える事が出来ます。

 

反対に1未満(99%以下)であれば、市場は「衰退」していると捉える事が出来ます。

 

ちなみに、もっと細かいデータが必要な場合には「今年度」を「今四半期」等に変えることで対応してください。

 

市場成長率を求める重要性

 

計算方法が分かったところで、この指標は何に使うのかを考えていきましょう。

 

相対的市場シェアが変わらなかった場合、市場規模が大きくなれば売上も上がり、小さくなれば下がります。

 

経営陣はこの市場成長率を見ながら、既存事業と新規事業へのリソースの配分を行うことで、利益の最大化を目指さなければなりません。

 

例えば、現在一番売上を出している事業の市場成長率が「95%」だった場合、年間5%ずつ市場が衰退していくので、その事業に頼っていると将来的に売上が減少し続ける事が分かるので、新規事業に乗り出す判断材料になります。

 

将来のリソース配分を決定するために重要な影響を持つ指標(KPI)が「市場成長率」なのです。

 

データの収集方法

 

計算方法が分かっても、肝心の代入する数字がなければいみがありません。データの収集方法についても考えていきましょう。

 

市場成長率は、自社内だけの話しではなく、その市場でビジネスを展開するすべての企業が関わってきます。

 

 

なので、自力で正確なデータを収集することはかなり難しいです。専門の調査会社に依頼することが一番正確ですが、自力で行う場合でも業社が行う場合でも、このような収集方法が考えられます。

 

・メーカー・プロバイダなどの供給側への調査を行い、市場の需要を調べる。※供給側の誇張表現に注意!!

 

・マーケティング経路や流通ルートを調べる。この場合、重複やモレを避けられない。

 

・顧客やエンドユーザーを調べる。この場合、精度の高いデータを得るためには膨大な調査が必要となるため、もっとも時間と経費がかかる。

(一方、正しく調査すれば最も正確な数値が得られる。)

 

データ収集のコスト

 

メジャーな市場(「携帯電話」や「塾」)などは公的機関が調査している場合も少なくないので、比較的簡単にデータが入手出来る。

一方マイナーな商品になればなるほど、個別の調査が必要になり、コストはかさむ。

 

KPIとしての市場成長率

 

市場成長率は前述した通り、自社内だけの話しではなく、その市場でビジネスを展開するすべての企業が関わってきます。

 

KPI設定をする場合は「達成目標」としてではなく「市場選択を正しく行うための情報」として行って下さい。

(例えば、新規事業を行う際に「市場成長率が102%以下の市場には参入しない」等です。)

 

まとめ

 

市場成長率の計算方法

市場成長率

 

既存事業と新規事業へのリソースの配分を行い利益の最大化を目指すために使用する。

 

1以上(100%以上)が「成長」、1未満(100%未満)が「衰退」。

市場成長率

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