プル型起業とプッシュ型起業、2つの違いはこう

起業タイプ
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こんにちは、株式会社Key-Performanceの井畑です。

 

以前、起業は「やりたいこと先行型」か「やれること先行型」かのどちらかになるという記事を書きました。この2つはの違いは「プル型」「プッシュ型」という言葉で表現されています。

 

今回は、この「プル型」「プッシュ型」の違いについて詳しく書いていきます。

プル型ってこんな意味

プル(Pull)とは日本語に訳すと「引く」という意味です。ビジネスの世界では「市場の中にある問題を引っ張ってくる」という意味です。

 

Aという問題を抱えた人たちがいて、Aを解決する手段がまだ世の中に存在しない。なのでAを解決する方法を提供すればビジネスが成り立つ。

 

これがプル型の考え方です。日本での起業家の多くはこのプル型なのでは無いでしょうか??

プル型は言い換えると「ターゲット(顧客先行型)」

現在社会起業家という言葉が浸透して来ました。この社会起業家とは、社会に存在する問題(貧困・教育格差など)を企業活動を通して解決するために企業を行う人達のことです。

 

この社会起業家の方の中には、例えば「アフリカで苦しむ子どもを助けたい」とか「経済的な理由で満足に勉強のできない子どもたちを助けたい」など、具体的に助けたい(=サービスを提供したい)顧客が決まっている方が多いです。

 

この方たちはすでに顧客が決まっています。と、いうことは当然事業内容はこの顧客が抱える問題の解決になるでしょう。つまり「プル型」の起業になるわけです。

 

プル型起業の注目すべき点

プル型起業が成功するためには、狙った問題が以下の4つの条件を満たしている必要があります。

 

①顧客にとって重要である

………問題が存在しても、それが顧客にとってどうでもいい問題ならばそこにはお金を払ってくれま

せん。「お金を払ってでも解決したいほど重要か?」という質問は必要不可欠です。

 

②すぐに効果が実感が出来ること

………プル型起業の場合には、その解決策が世の中にまだ存在していないことが多いです。つまり顧

客は「解決していないことが当たり前」の状態になっています。なので効果をすぐに実感できな

いと、わざわざお金を払ってはくれないでしょう。

 

③満たされていないこと

………未解決の悩みや、満たされていない欲求がないとお金は発生しません。

 

④お金になること

………顧客もしくはそれに関連する人たちがお金を払ってくれないと事業にはなりません。一人ひと

りから小額をいただく場合には顧客の数が大量に必要になります。逆に顧客の数が少ないなら大

金を払っていただける程の問題と解決策でないといけません。

 

プッシュ型ってこんな意味

プッシュ(Push)とは日本語で「押す」という意味です。

プッシュ型は、自分がすでに出来ることや、自分の開発した新製品を使って解決出来る問題を探していく起業です。

 

プッシュ型で大切なのはセグメンテーションとポジショニング

プッシュ型で大切なのは、「自分の製品/サービスが既存のものとは違う」ということをアピールすることです。そのためにセグメンテーションとポジショニングが必須です。

 

セグメンテーションやポジショニングがうまくなかった場合、既存製品との違いが顧客に伝わらず、誰にも買ってもらえないという状況になります。

 

ポジショニングについてはこちらの記事をご覧ください。

お客様の頭のなかにポジションを築く1番簡単な方法

 

 

 

 

実際の起業ではこの2つま混じり合っていることが多いですが、自分の起業がどちらの型により近いのかを意識することで、ビジネスの理解が簡単になることがあります。この機会に是非、自分の起業がどちらのタイプかを考えてみてください。

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プル型問題解決型は課題実現型と言っても差しつかえないと思います

michihiko esakiさん
そうですね、いろんな表現の仕方があると思います^^
michihiko esakiさんはご自身で起業されている方ですか?

プル型問題解決型は課題実現型と言っても差しつかえないと思います

michihiko esakiさん
そうですね、いろんな表現の仕方があると思います^^
michihiko esakiさんはご自身で起業されている方ですか?

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