情報発信できない人はインプットデブかアウトプットガリのどっちか。今すぐ発信量を増やして健康体へ戻れ。【情報発信】

井畑です。

デブもガリも、適正体重じゃないという点では一緒です。不健康なんです。

 

情報発信が出来ない人は、だいたいは「インプットデブ」か「アウトプットガリ」かのどちらかに分かれます。情報を溜め込み過ぎてブクブクになって身動きが取れないか、逆に情報が枯渇してガリガリになってやっぱり身動きが取れないか。どっちにしても情報発信出来ていない状態です。

 

今回は、情報発信の出来ない2大要素「インプットデブ」と「アウトプットガリ」のそれぞれについて、どうやったら健康体である「適度に情報発信出来ている状態」に戻れるかを解説します。

 

ちなみに僕はリアルにダイエット中です。この動画がダイエットのお供。

 

インプットデブ

インプットばっかりして情報を溜め込んでブクブクに太って身動き出来ない状態を「インプットデブ」といいます。

ちなみにこの言葉はブロガーの「あんちゃ」さんが命名したものです。パクってます。

動画であんちゃさんは「インプットデブから抜け出す唯一の道はインプットしたらすぐアウトプットする癖をつけること」と言っていますが、これには異議あり。「痩せる唯一の道は運動するしかない」と言われているようなもの。

僕もダイエットできない系デブだった(今は毎日1000キロカロリー分以上運動しています)のですが、運動すれば痩せることなんて分かってるんです。問題は「実際に運動をするまでに腰がおもすぎる」ということ。要は「やりたくない理由」を潰さないと駄目なんですね。

 

僕が出会ったインプットデブの人たちのほとんどが、心の底では「発信したくない」という気持ちを抱えています。発信から逃げたいんです。

なので、インプットデブを健康体に戻すためには「発信から逃げたい」という気持ちをなくさないといけません。

なぜ発信から逃げたいのか?

「インプットの量は多いけど発信からは逃げたい」系の人はですね、文章に対する理想がめっちゃ高いんですよ。言い換えると「ダサい文章を書きたくない」んです。

「稚拙である文章を世の中に出すことで、自分の能力のないことがバレてしまう……だからちゃんとしたすごい文章がかけるようになるまで、とにかく情報を溜め込もう………」

デブの発想はだいたいこんな感じ。出来ない自分を晒したくないんです。証明マインドセットの持ち主とも言えます。

//key-performance.jp/proof-mind-set/

インプットデブの厄介なところは、「出来ない自分を晒したくない」→「出来るようになるまでインプット」→「文章のレベルは上がらない」→「さらにインプット」………という、アウトプットがないのでインプット無限地獄に陥ります。完全に過食症です。

 

ここで「出来ない自分を晒してでも頑張って書くんだよ!!!」って根性論を言うのは簡単ですが、それは根本的な解決策にはなりません。

なので、インプットデブに徐々にアウトプットを促して健康体に戻すための、エクササイズのようなトレーニングを紹介します。

インプットデブ向け発信エクササイズ

では、ここからはインプットデブ向けの簡単なエクササイズです。インプットデブが発信したがらない駄目な文章には2つの特徴があります。

  1. 伝わりづらい(何を伝えればいいのか分からない)
  2. つまらない(オリジナリティがない)

なので、この2つに的を絞って改善するだけで文章は劇的に良くなります。

 

ステップ1:PREP法を使う

PREP(プレップ)法とは、「Point ・ Reason ・ Example ・ Point」の頭文字を並べたものです。

  • Point  = ポイント・結論
  • Reason  = 理由
  • Example = 実例・事例・具体例
  • Point  = ポイント・結論(まとめ)

の順番で文章を構成することで、言いたいことをブラさずに論理的に伝えられる文章構成なんですね。文章を書き出す前にPREP法に当てはめて内容をイメージしておくだけで発信のレベルがグッと上がります。

さらに、結論をしっかり決めているので、タイトルもそこから引っ張ってくれば読み手にも親切な文章となります。

ちなみに、冒頭で紹介したインプットデブの生みの親、あんちゃさんがPREP法を意識して書いた記事がこちらになりますので、興味のある方はチェックしてください。ただし、絶対この記事にも戻ってきてください。

あなたの仕事がしんどい理由は「クソつまらんゲームを何年も繰り返してる」から。

 

ステップ2:TTP(徹底的にパクる)

ステップ1で論理的な文章は出来上がりました。最低レベルはクリアしています。でもね、ここで疑問を挟むのがインプットデブのインプットデブたる所以。「なんか、この文章は平凡で、オリジナリティも面白みもないからもっと面白くなるまでまたインプットを〜」みたいな思考になるんですよね。大丈夫、アウトプットしない限りその思考には脂肪しか浮かばない。

なので、そんなときの解決法。

身も蓋もない話ですが、いいなと思った人を徹底的にパクってください。別にコピペしろって話ではありません。そんなことしたら速攻でGoogleにBANされますからね。

いいなと思った文章を見つけたら、その文章のロジック・構成・雰囲気を真似して文章をリライトしてみてください。冒頭の挨拶、独特の言い回し、個性的な例、真似できるポイントはたくさんあります。

僕だったらこの動画の世界観とかサムネとかパクりまくってます。

そうやって文章をリライトしながらデコっていくと、かなり自信のある文章になるはずです。

インプットデブまとめ

インプットデブは「発信から逃げたい」という思いからデブになってます。なんで逃げたいのかっていうと「拙い文章しか書けない自分を晒したくないから」です。

だから、発信の量を増やすには「文章のレベルを上げる」必要があります。しかも簡単に、劇的に。

なので、「PREP法」からの「TTP」で文章のレベルそのものをグッと上げましょう。

 

アウトプットガリ

アウトプットガリはですね、インプットデブとは真逆の存在。インプットをしないのに情報発信ばかりするから、自分の中の情報のストックがなくなって発信が出来なくなっちゃってる人ですね。ちなみに、アウトプットガリを命名したのは僕です。

アウトプットガリもインプットデブに負けず劣らず強烈な問題を抱えています。いわゆる拒食症の状態ですからね。

アウトプットガリはインプットデブに比べて原因の数が多いのですが、ここでは一番代表的な「本を読めない」タイプについて解説します。

 

なぜ本が読めないのか?

アウトプットガリ一番多いタイプは「本が読めない人」です。よくいませんか、「本読まなきゃいけないと思っているんですが、なかなか読めないんですよ〜」って言う人。

 

本を読むのが苦手な人って、「文章から受ける刺激が弱い人」なんです。本が好きな人は頭の中で読んだ文章のイメージを膨らませたり、あるいは他の知識と結びつけたりと刺激が多いのですが、本が嫌いな人はそれがありません。学校で嫌いな授業を聞いているのと同じ状態です。ただただ興味のない文字を目で追っている状態。

だから、本を読むのが苦手な人は本を読むことで得られる刺激を増やすことが大切です。

 

本の刺激を増やす方法

本を読むことで得られる刺激を増やす一番手っ取り早い方法は、「目次を読んで内容を予想するクイズを作る」ことです。

人間の脳は、正解を穴埋めすることに喜びを感じる仕組みになっています。だから、目次を読んで「第三章のタイトルは○○だからきっと△△のような内容が書いてあるんだろうな〜」というように、目次から内容を予想します。そして、その予想の答え合わせをするように本を読んでいくんです。

そうすると脳は「当たった・外れた」という刺激を受けるので活性化し、結果的に読書から得られる刺激が増えます。

※同じような内容をメンタリストDaiGoさんも動画で紹介しています↓

ちなみに、この方法で本を読むときに「同じようなジャンルの本」を続けて読むとより効果的です。同じジャンルであれば前に得た知識から、予想もより的中しやすくなりますし、関連する知識が増えることはそれだけで脳にとっていい刺激になります。

アウトプットガリはこうやって工夫をしながらインプットを行っていきましょう。もともとアウトプットの習慣はあったので、インプットを行えばすぐに健康体にもどれます。

 

アウトプットガリまとめ

アウトプットガリに一番多いタイプは「本が読めない」さんです。

「本が読めない」さんが本が読めない理由は「本から受ける刺激が少ない」から。

だから、「目次から内容を予想するクイズ」を作ることで刺激を増やすと効果的です。また、同じジャンルの本を続けて読むとさらに効果的。

 

まとめ:デブもガリも健康体へ

インプットデブ、アウトプットガリのみなさん、いかがでしょうか?

情報発信をしたくても出来ないとき、一番つらいのは自分なんですよね。今回ご紹介した方法で少しでもみなさんが適切な情報発信が出来る状態になったなら嬉しいです。

健康体を維持するために、適切な情報発信を続けていきましょう。