茨城起業茶屋も、皆様のお陰で、随分定着してきました。と言うのも、この度、なんと10回目を迎えることが出来ました。そして、何度も足を運んでくださる参加者もいらっしゃいます。主催者として感謝申し上げます!
参加者の目的
今回は、起業茶屋の最初に、恒例の90秒以内ピッチ(自分の売り文句)と参加した目的も伺いました。
単純に話が好き!
起業家・経営者のマインドを学びたい!
経営に携わるものとして他の経営者の考え方を知りたい!
経営者と横のつながりを持ちたい!
私たちは、参加者がそれぞれの目的を果たせるように、起業茶屋を運営して参ります。
記念撮影
後ろの席に座っていた女の子に写真撮影をお願いしようとしたところ、直ぐ様立ち上がって、快く撮影してくださいました。どうもありがとうございます!
参加者の声
楽しかったです(^-^)/
いろいろな経営者様のご意見を聞くことができて良かったです。
起業家の皆様の、マインド、空気感、そして苦労話などに触れることができ、非常に有意義な会合になりました。起業して間もない私にとって、茨城起業茶屋は学びのみならず、刺激をいただける場になっています。今後も可能な限り参加させていただきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
というお声を頂きました。ありがとうございます!今後共よろしくお願い致します!
今回の「熱い!熱い!内容つまみ食いと追記」ですが、要注意です。なぜなら、カウンセラーとコーチ、カウンセラー調の経営支援者、障害者支援者が混ざってお茶話をした結果、人に関わる内容がとても豊富になりました(笑) いつもと違って、起業・経営と人間性が充分に絡まった雰囲気を、ご堪能いただければ幸いです。
目的を見失った人
「自分は何者なのか。それが分からなくて困っている人が殆どかもしれない」
「経営者としてなにをするかの前に、人生でなにをするかが重要だと思う」
経営者もそうでない方も、『自分は何者なのか、人生でなにをするのか』に答えることはできるでしょうか。その後、実際に周りの人に聴いてみました。やはりなかなか難しい問いのようです。難しいけれど、これに答えることで、随分動きが変わってくるかもしれません。この目的につながる問いは、活動の根拠となります。言い換えると、それは拠り所です。拠り所がある人間はとても強いです。根拠を物で例えるなら、パルテノン神殿のあの太い柱です。拠り所があれば、グラつくことなく倒れることもないのです。
参加者の一人が「この話に関わる内容の映画『何者』を、丁度見てきました!」とのこと。
就活活動や恋愛の先に……自分は一体何者なのか……SNSでの発言に見え隠れする本音と変化していく5人の関係……自分は一体何者なのか……今の学生に限らず、日本人は自分が何者なのか分かってないのかもしれませんね。
※ 『何者』10月15日全国東宝系にてロードショー!|HMV&BOOKS online
起業家・経営者にもう一つ、お伝えしておきたいことがあります。「何者になるかよりも、何事を成すかに重きを置きませんか」って。
人は人を探している
自分に共感してくれる人
自分を必要としてくれる人
孤独を感じさせない人
受け入れてくれる人
選択肢をくれる人
こういう人たちがそばにいたら……助かった命もあるかもしれない。過去の話をしても仕方ないけれど。
人は誰もが他者や社会の役に立ちたちたいと思っている。何かで役に立ちたい。公献感を得たい。ただ、多くの場合、それを思ったように手にすることはできない。人によっては簡単かもしれないが、人によっては難しい。仮に、あなたが人にそれを求めたとしよう。求められた相手が、あなたに与えられるほど心に余裕がないことは実際によくある展開なのかもしれない。だから社会的な役割や責任を得るよりも先に、自分の人生に責任を持つ覚悟を決めた方が良いのかもしれない。自分の人生に責任を持つことで、人は自律できる。自律できれば、自ら公献することも難しくないでしょう。
(※ 公献とは、公に貢献するという意味の筧田語です。)
「なにも言えない人・言わない人」の想いに寄り添う
社会の中には「なにも言えない人・言わない人」が結構いる。その内容には様々あるが、国政で例えるなら、アメリカでは、この度ドナルド・トランプ氏が次期大統領に選ばれた。これはアメリカ国内の「なにも言えない人・言わない人」の声を代弁したことが大きな勝因だと分析されている。日本を見てみるとどうだろうか。アメリカよりも日本には、その国民性と社会のあり方から、声を挙げない・挙げられない人が大勢いると、私は思っている。例えば、国や地方の議員さんに想い(要望)を届けたことはあるだろうか。サービスの提供者に想い(クレームや感謝)を伝えているだろうか。年上・上司・親にどこまで本当の想いを話しているだろうか。「なにも言えない人・言わない人」の中には孤独を感じている人がいる。私は同じ人間として、そんな人々に寄り添いたい。そんな人々の想いにただただ寄り添いたい。だれか一人でも寄り添う人がいれば、孤独を感じる人にとって、世界が随分明るくなると思う。孤独は人を死に追いやる。だから私は同じ人間として、そんな人々に寄り添っていきたい。寄り添うことは、そう難しいことではない。
死を意識する
私(筧田)の個人的な話ですが、私は行動する前に死を意識するようにしています。先日の茨城起業茶屋が始まる直前にも、「この会が終わったら私は死ぬとしよう。そしたら今をどう生きようか」と自分に問掛けた。たったこれだけのことだが、態度や目つき、喋り方が大きく変わることを私は自分を通して知っている。ちなみに書物を読んでいると、社会を変えてきた人たちも、日々、死を意識して活動してきたそうだ。例えば、かの有名なスティーブ・ジョブズは、17歳の時にこんな文章を読んだそうだ。「毎日、今日こそが自分の最後の日だと思うようにすれば、いつの日か、自分が正しかったということを確信するだろう」 この文章に出会って以来、33年間、ジョブズは毎朝鏡を見つめて、
「もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?」
と問掛けたそうだ。死を意識することで何かが正しく変わる。私もそう信じている。
無いものはつくっていく
起業家・経営者ならば、無いものは自ら生み出したらいい。何かを生み出す能力はその人を自由にする。無いものはつくっていく。そうすれば、なにをやるにしても、どんどん自由になっていく。しかも、これが究極のリスク対策になる。この起業茶屋も、茨城県南で定着している起業家・経営者の集まりがなかったので、自らつくり出したという面がある。
顧客対応について
顧客の気持ちをわかろうとする。その上で150%の接客をする。接客時間内でそれが再現できるか。再現できれば、そのお客様は、必ずまたここへ来てくださる。これがサービス業の境地ですよね。
※この話には注意点があります。多くの人は「相手の気持を分かった気になる」だけで満足してしまい、結果、相手を傷つけてしまう。ではどうすれば良いのか。相手の気持ちをわかろうとすることが難しいと気づいた場合には、相手の小さな「良かった♪」を重ねていくことを意識してみては如何だろうか。私はその積み重ねによって、相手にとってかけがえのない存在になれたらいいなって思っています。
起業家・経営者あるある
務めたい会社がなかったから起業した ▷ これ凄いですね(笑)
納得感よりもこれしかない感 ▷ あるある
軌道に乗せる日々 ▷ いつになったら軌道に乗るのだろうか……
来た人を絶対に逃さない執念 ▷ あるある!
山あり谷あり ▷ 試練と学びの繰り返しですよね。
基本みんなが好き ▷ よくあると思う。
スタッフは子供と一緒、しっかり守ります! ▷ あるある
スタッフの方が凄い ▷ あるある(笑)
周りのおかげ ▷ その通り!
価値観が合う人と仕事をしたい ▷ 多様性を求める人も一定数いますよね!
自分でやっちゃうのが正直楽しい ▷ 本来なら従業員や専門家の比較優位性を使ってお互いにとって大きな得をしていく選択が起業家・経営者にはおすすめです(*・ω・*)
これから労働者は足りなくなるのだろうか
労働者の不足や余剰に関わる変数はいくつかある。例えば人口変動や意識変化によって生じる需要の変化。他には生産効率化である。労働者が足りなくなるなら、今よりも人の役に立てる人の割合が増えるのかもしれない。しかしに労働者が余剰となれば、仕事では役に立てない人が増えるかもしれない。
想いや情熱だけでは経営は成り立たない
私は想いや価値観、情熱というものが活動の根底にあるべきだと思っている。ただし情熱や想いだけでは、当然、ビジネスは成り立たない。必要なのは需要に応え続ける能力である。要点は、①需要と、②需要に応えることと、③続けることの3つである。想いや価値観、情熱に基づかなければ、活動が続かない。言い換えるとビジネスに持続性が生まれない。できることを知ることは、自分たちが社会のどんな需要に応えられるかを把握することでもある。持続性とできることを把握した上で、市場に適応しよう。それは市場調査かもしれない。顧客の声を集めることかもしれない。自ら需要を生み出すことかもしれない。要点は、繰り返しになりますが、需要に応え続けることで経営が成り立つこと、それを忘れずに。
“ KPI×簡潔化で夢と活躍の世界へ ”
代表取締役CEO / 創業者
筧田 聡 Satoshi Kakehida
コメントを残す