こんにちは!
株式会社Key-Performance 代表の筧田です!
今回は、「KPIを活用できない原因」についてお伝えします!
結論を申しますと、原因の第一位は「時間軸の過去だけに注目する設定」になっているということです。
なぜ「過去だけに注目する」ことが、KPIを活用できない原因なのでしょうか?
KGI設定だけという実態
経営指標の設定において「未来・現在・過去」を考えたことはありますか?
この質問に対して、「はい!」と答えた方に出会ったことは、まだありません。
簡単に説明させて頂きます!
※『現在』は一瞬で過去になります。便宜上、今回は『過去』に含めて説明させて頂きます。
『未来の経営指標』とは、「『現在の行動が、これからどれだけ成果を上げるか』を予測するKPI」のこと
『過去の経営指標』とは、「これまでに確定した成果を表すKGI」のこと
過去は既に結果が出ています。
過去の数字は、成果を記録していれば、集めるだけなので簡単に表現することができます。
そのため経営指標を設定する多くの組織では過去に注目したKGI だけ を扱っています。
そもそも経営指標を設定して、私たちがやりたいことはなんでしょうか?
「目的の実現に向けて、効率よく活動する」ために、経営指標を設定するのが基本だと思います。
しかし、過去に注目した数字を検証だけで、成功に繋がる効率のよい行動を、素早く見出すことはできるでしょうか?
効率よく活動するためのKPI設定
活動の効率を良くするために、必要なことが2つあります。
現在の行動に対して、
① 効果を予測する
② 効果を検証する
その結果として、『未来の成果に直接つながる行動』を指標とすることができれば、経営において心強いですよね。
もし予測が正確で、「指標の数値」が良ければ、未来の成果(業績)が良くなるということです。
もし結果が悪ければ、前もって業績が悪くなることを認識することができます。
注意点ですが、一番最初の予測は仮説です。
効果の検証を繰り返すことで、次第に的確な行動にたどり着くことができます。
KPIは『行動指標』であり『未来を表す先行指標』である
前述しましたが、KPIを設定する中で的確な行動を見出すことができます。
それはKPIとは、そもそも行動指標であり、未来を表す先行指標だからです。
KPI設定の規則に準じて活用すれば、難なく未来を表す指標を持つことができます。
「現在の行動が、これからどれだけ成果を上げるかを予測する指標」を持ったら、
「目的の実現に向けて、効率よく活動できる指標」を持てたら、
組織はどうなるでしょうか?
ぜひ、KPIという『行動指標』&『未来を表す先行指標』を機能させてください。
“ いいものだらけ ”の世の中へ
代表取締役
筧田 聡 Satoshi Kakehida
[…] KPIが機能しない理由 […]
[…] KPIが機能しない理由 […]