KPIやKGIを設定できない1番の理由とその対策

 
こんにちは!
株式会社Key-Performance 代表の筧田です。
 
2010年以降KPIKGIに注目している会社が本当に増えてきました。
KPI設定の専門家として、様々な会社に向き合ってきました……
 

「KPIやKGIの重要性は分かっている」

多くの経営者さまや担当さまは、そうおっしゃいます。
 
しかし現実問題として、時間が経ってもKPIやKGIを設定できないでいます。
そこで、理由を直接調査しました!
 
KPI・KGI設定 に取り組めない1番の理由は…
 

KPI・KGI設定における最大の問題

早速、第一位から!
指標設定に割く時間がない
 

※ 指標設定の重要性を分かっている方で、これ以外の理由の方はをお持ちの方は、ぜひコメントを下さい!

 
事例1:儲かっている経営者 Tさんの場合のKPI・KGI設定について
忙し過ぎて、的確な指標を設定するだけの時間は取れないんだよ」とのことでした。
 
事例2:(自称)儲かっていない経営者 OさんのKPI・KGI設定について
設定より、まずは儲ける必要があると思うんだけど?」とのこと。
 
つまりKPIやKGIを設定する優先順位が低くなってしまっているということです。
原因は、KPIやKGIの重要性が本質的に理解されていないことだと思います。
 
更に深掘りして、KPIやKGIの重要性が理解されていない原因はなんでしょうか?
KPI・KGI設定に特化した専門家が極端に少ないこと
関連書籍が少ないこと
 
これは、専門家である私たちの責任でもあります……
 
なので今日は、KPI・KGIを設定する重要性を明確に伝えたいと思います。
 
ずばり一言にすると、
経営者や担当者が能動的にKPIやKGIの設定に取り掛からない限りマネジメントが明確に定義されることはない
ということです。
 

マネジメントできていますか?

意思疎通をはかり、意思決定し、共通の目的に向かって行動することで、最高の成果を生む。
そのためには、『共通言語』が必要です。
 
職場に『共通言語』がなかったら、仕事は捗るでしょうか?
マネジメント(管理・制御)はできるでしょうか?
何をもってして、一つも目的に向かって、全スタッフが一丸となって成果を生み出すのでしょうか?
 
私が、マネージャー様にお会いした時に、いつもお聞きする質問があります。
どの指標をもってチームや各メンバーのマネジメントをしていますか?
 
必ず答えられるようになってください!
KPIやKGIといった指標は『組織の共通言語』になります。
 
マネジメントの前提のひとつは、指標が設定されていることです。
測定によって数値化できるものは自らの意思を持って扱うことができます。
しかし、測定されない・数値化されないものは制御不能です。
 
まとめると、指標がなければ、経営や組織活動を理解することができないので、マネジメント不可ということです。
 
企業が持つ資源(人材やお金、時間)は、無限ではありません。
目的を実現するには、限られた資源を最も効率よく活用する必要があります。
そのために、KPI・KGIを設定することで規律あるマネジメントが必要なんです。
 

「指標設定に割く時間がない」への対策

時間がないのは、優先度が低いからです。
現在の行動の優先順位を簡単に変える方法をお伝えします。

※これには時間を割いてください。最優先でお願いします。

 
必要な行動を全て書き出す
順位をつける。判定基準は、企業の目的実現や経営目標達成に関係する大きさです。判定には、客観的な根拠を持ってください。
1位から順に並べる
毎朝、確認する
定期的に客観的な根拠を見直し、順位の修正を行う
これで意識が変わり、行動が変わります。
 
今回はKPI・KGIを設定しない原因とその対策、指標の重要性をお伝えしました!
KPIやKGIの重要性を改めて理解して頂き、大きな成果を生むためにKPI・KGIを設定していただけたらと思います!
 
 
関連記事:KPIとKGIとは
 
 

“ いいものだらけ ”の世の中へ。

株式会社Key-Performance

代表取締役 CEO
 筧田 聡 Satoshi Kakehida

 

この情報をシェアしませんか?

コメントはまだありません

KPI設定で “あなたの経営を成功させます!” にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
筧田(かけひだ)
【 “いいものだらけ”の世の中へ。】を理念に、高校の同級生と共に、株式会社Key-Performance を創業し、代表取締役を務める。 「魅力的な起業家の集まりが地元にない!!」ことから、起業茶屋® を立ち上げ、5年で2000名を集客する。 現在は、人間観察サロン™、起業の作戦会議室™に力を入れている。