ブログ表示速度の高速化で顧客の離脱率を53%下げる方法〜Googleの公式見解〜

こんにちは、イハタです。
 
みなさんは去年の2月にGoogleさんが衝撃的な統計結果を出したことを知っていますか?
 
画面が表示されるまでに3秒以上かかる場合、53%の人が離脱する
 
53%!半分以上!!
 
WEBコンテンツを作っている人や、SEO対策に力を入れている人でも、表示速度なんかの「ハードウェア」的な部分に関して何も対応していない人が多いです。
 
将来の致命傷になる前にWEBページの表示速度について見直しをしていきましょう
 

まずはGoogleの公式見解を確認

 
まずはGoogleの公式見解を要約してみます。原文を読みたい方はこちらを御覧ください。

Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed(ちなみにこの記事は2017年2月に書かれ、2018年2月に最新情報に更新されています。)

この内容を要約すると………

  • モバイルのランディングページが表示される平均速度は15秒。これは前年よりも7秒縮まった
  • でも、表示に3秒以上かかると53%の顧客が離脱することから考えると長すぎ
  • WEBアクセスの半分以上はスマホからだけど、コンバージョン率はデスクトップより低い
  • 表示速度はコンバージョン率に直結する
  • Googleが分析したランディングページの70%が、ページの一番上(最初に表示される部分)の表示に5秒、全体が表示されるまでに7秒かかった
  • 人間の脳をモデルにしたコンピューターでの予想(的中率90%)では、表示速度が1秒から10秒になると離脱者は2.23倍になる
  • 画像・テキスト・タイトルの要素が400から6000に変化すると、(400の時に比べて)95%の人がコンバージョンしなくなる
  • ページを圧縮するだけでも、ゲームチェンジャーになれる可能性がある

 
って感じです。まとめると、「モバイルユーザー増えているから、コンテンツにこだわりすぎるよりもページ軽くしたほうがたくさんコンバージョンするよ!」ってことです。
 
 
では、ここからはどうやってモバイルユーザーに対して、ブログの表示速度を上げるかを考えていきましょう。
 

対策1.AMP対応をする

AMPとは「Accelerated Mobile Pages」の略で、モバイルに最適化されたページを表示する機能のことです。
WordPressならばプラグインを入れて簡単な設定をするだけですぐにAMP対応をすることが出来ます。
 
ちなみに、このサイトもAMP対応をしてからアクセス数が1.3倍になったので、試してみる価値はありです。

WordPressでAMP対応をさせたい場合は、プラグインの新規追加画面で「AMP」と入力して下さい。いくつかのプラグインが出てくるので、レビューや参考記事を見てどれを入れるか判断して下さい。
 

対策2.写真の大きさ、拡張子を整える

 
無駄にデータが大きい写真は表示速度を下げるもとになります。特に一眼で撮った場合の写真には注意が必要です。
 
WordPressのテーマによって推奨画像サイズを出してくれています。例えば縦800px、横1400pxとかですね。
今はAppleのRetinaディスプレイや4Kディスプレイなどの高画質モニターも増えてきたので、推奨画像サイズの縦横をそれぞれ2倍したサイズが最適です。iPhoneの写真でさえピクセル数的にはオーバーですから、この辺の見直しはやっておいたほうがいいでしょう。
 
Macだったら「プレビュー」画面の上部メニュー「ツール」→「サイズを調整」で簡単に調整することが出来ます。
 
また、写真データのお尻に「.jpg」とか「.png」って言うのがついてると思います。あのアルファベットのことを「拡張子」といって、ファイルの形式を表しています。

「写真」と一言でいっても、数種類のファイル形式があるんです。
WEBでの表紙速度を上げやすい形式は「.jpg」です。普通に写真を取り込んだら「.jpg」になっているのですが、Photoshopなどの写真加工アプリを使ったときには書き出しのときのファイル形式を「.jpg」に指定するようにして下さい。また、WEBから取ってきたデータを使う時にもファイル形式をチェックする癖をつけておいたほうがいいですね
 

対策3.よいサーバーを使う

正直、よほどのこだわりがないのなら「Xサーバー」を利用しておいたほうがいいです。
 
速度は申し分ないですし、みんなオススメしているのでなにか困った時にもネットですぐ解決策が見つかります
 



Xserver へのリンクはこちら
 

対策4.モバイル最適化されたテーマを使う


AMPを導入することでモバイル対応はされるのですが、WordPressを使っている方なら特に、モバイル対応をしたテーマを使うことも効果的です。
 
モバイルでの検索が非常に増えてきているので、モバイルで満足度の高いサイトはGoogleにとっても推奨したいサイトになります。よってテーマそのものがモバイルファーストだと、その分SEO的にも有利に働きます。
 
ちなみに、私達がオススメするテーマはOPENCAGE(オープンケージ)というところから出ている「ストーク」というテーマです。


 
僕らのお客様はみなさんこれ使っていて、みなさんしっかり1年以内に最低1万PVを達成しています
 
税込み10,800円。本気でWEBマーケティングをやろうと考えている方は必ず購入して使用すべきです。正直100万円くらいの価値があります。必ず元取れますよ。

 

まとめ:モバイルファーストでいこう!

Googleは少しでもよい顧客体験を作り出すために、常に発信者側に統計情報を提供してくれます。その統計情報に則ってWEBマーケティングを進めて行くのが、勝つための一番の近道です
 
ちなみに、このブログの内容をまとめた動画もありますので、こちらもご覧ください。

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