死ぬ時に「幸せだった」というために満たしておきたい4つの指標

なにがきみっの〜し〜あわせ、な〜にをし〜て〜いきるのかっ?

わからないま〜ま〜おわるっ、そ〜んなの〜はい〜〜やだっ!!

 

アンパンマンの主題歌深すぎてやばいですね。僕たちの人生は折に触れてこの問に深く向き合わないといけません。

この「何が君の幸せ」について、統計学的には答えが出ています。今回の記事では統計学の検知からみた「人生の満足感」に関係する指標4つをご紹介します。

人生の満足感に影響を与える4つの指標

少し昔の情報になりますが、2004年のハーバード・ビジネス・レビューに、ワークライフバランスに関する記事が掲載されました。

ローラ・ナッシュさんとハワード・スティーブンソンさんの研究によると、人生の満足度の決定に影響するのは以下の4つの要素だそうです。

  1. 幸福感
  2. 達成感
  3. 存在意義
  4. 育成

これら4つの要素は通称「BIG4」と呼ばれています。財界のBOSS4人の通称みたいですね。

〈1.幸福感〉

人生から喜びを得ていること。つまりは楽しんでいるかどうかですね。

直感的には「幸福感が高い」=「人生の満足度が高い」と思ってしまいますが、これを満たすだけでは足りないそうです。あと3つ要素を満たさないといけません。

〈2.達成感〉

何らかの業績で他から抜きん出ていること。この「他から抜きん出る」の基準は自分が満足できる基準でいいです。要は「自分が達成したい目標を達成すること」ですね。

〈3.存在意義〉

存在意義というと難しいですが、要するに身近な人々にポジティブな影響を及ぼしているということです。簡単に言うと「他人の役に立っている」という実感を持てているかどうかです。

〈4.育成〉

自分の価値観や業績によってだれかの未来の成功を助けていること。
これは面白いですよね。やっぱり人間のDNAには子孫の繁栄に対して影響を与えることに対して喜ぶシステムが組み込まれているんですかね?

 

満足度向上のために必要なこと

ローラ・ナッシュさんとハワード・スティーブンソンさんが言うには、これら4つの要素をバランス良く満たさないと死ぬときに後悔するらしいです。怖いですね。

だから僕たちは多くの選択肢の中から自分にとって必要なものを選ばなければならないのですが、この選択に関する価値観にも落とし穴があって、ちゃんと選ばなきゃいけないよって言うことをハーバード・サイモン(ノーベル賞受賞者)って言う人が言ってます。

〈選択肢を選ぶ方法〉

多くの選択肢がある時、人は2つの方法で対処します。

  1. 最大化→すべての選択肢を検討し、最大のものを選ぶ
  2. 満足化→自分の必要なものを考え、そのニーズを満たす最小のものを選択する。

みなさんも感じていると思うのですが、現代社会において最大化は不可能ですよね?
限られた時間やお金の中で最高の選択をするには、選択肢が多すぎるんです。

しかも、最大化を求めていろいろな選択肢を調査し、決定をしたとしても、満足感は低くなる傾向にあります。最大化を求めようとすると、常に「もっといい選択肢があるのでは?」という思考になるので、いつまで経っても満足しないんです。

なので、ストレス・成果・努力など、すべての要素を含めて判断した場合、満足化こそが最大化に繋がる場合が多いんですね。

〈満足化を選択するためには?〉

じゃあ、僕たちが満足化を選択するためには何が必要かっていうと話は単純になってきます。結局、「私は、何を望んでいるのか?」をまずははっきりさせましょう。

もし自分でその答えを見つけられない場合、周囲の人が自分に求める選択をするしかなくなります。その代表的な選択が「お金を稼ぐ」なんですね。今の社会の一般的な価値観になっているものなので、自分が何を望んでいるか分からない人はなんとなくお金を求めます。

ですが、お金を稼ぐことは人生の一要素でしかないのは、このブログを読まれているみなさんにとっては当たり前の事実ですよね?

【まとめ】

  • 人生の満足感を上げる要素が4つある
  • その4つの要素を満遍なく上げていけるような人生の選択をしていかないといけない
  • 選択には「最大化」と「満足化」の2種類があって、いいのは「満足化」の方
  • 満足化を選択するためには「自分の目標」をはっきり決めておかなければいけない
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