SMARTな目標を絶対に選ぼう!優れた目標を設定するためのオキテ

SMART設定
SMART設定

 
こんにちは!
株式会社Key-Performance 代表の筧田です!
 
今回は、真剣に目標を決める際に誰もが感じる疑問にお応えします!
 
「どのような項目が指標に相応しいか?」
「どのような目標値を設定すれば良いか?」
 
私自身も、日々活用している規則を1ページにまとめました。
ご参考になれば幸いです!
 
※ 指標(KPI)の具体的な選択方法については、
【起業を成功させる『 はじめてのKPI設定 』】をご確認ください!
 

優れた KPI 目標設定の条件

そもそもKPIとは、重要業績指標と言われ、次の3つを満たしていると最高です。
 
いつ、どのレベルに到達したら目標達成とみなすのか」を定義した指標
 “KPI” の目標値を達成し続ければ、 “理想” を実現できる」指標と目標値
“理想” に対しどれだけ進捗しているかを明確に表現できる」指標
 
KPIの上位には戦略、組織の目的があります。
戦略を数値化した」指標だという認識を持つと良いと思います。
 
組織にとって重要でない部分を照らし出す小さな指標は不要です。
活動の結果として  “ 経営状態がどうか ” “ 市場どのような影響を与えたか ”  を反映するような「大局観を助ける」指標だと最高です!
大局観 』とは、「 組織経営における全体の状況を把握する能力 」です。
 

SMARTな目標の設定

SMART 』という目標設定の方法があります。
御覧の皆様もご存知だと思います。
ただ、『 SMART設定 』という言葉は知っていても、実は中身を知らない方はいらっしゃいませんか?
スラスラ言える人は、ほとんどいないと思います。
 
ぜひ一度、ご記憶ください。
一度覚えれば、今後の目標設定において一生価値を見出し続けることができます。
それくらい良い設定方法です。
 
S:Specific
M:Measurable
A:Agree on
R:Related
T:Timely
 
5つの要点の頭文字を取ってSMARTです!
 
業界や利用者によって、単語や意味が違う場合がございますが、
ここでは、『 KPI 設定 』に対して使うことを念頭に入れて、まとめました!
 
中身を確認していきましょう。
 

S:Specific(明確な)

「行動内容」と「数値の意味」が単純明快な指標
例:「お客様の声を受け止め、1日1件改善する」⇒顧客の信頼が高まる⇒ブランドの価値が上がる(あくまで1例)
意思決定や各スタッフの判断の助けとなります。
難しくて複雑すぎる指標では行動できなかったり、行動したくないという気持ちになるものです!
行動できる」指標であれば、活動を制御し、思い通りの成果を残すことができます。
ちなみに制御できない指標だと誰も責任を取れません。
つまり効果的に成果を生むことは不可能です。
 

M:Measurable(測定可能な)

成果が測定可能で定量的な指標
定量的な指標であれば、比較ができたり傾向を読み取ることができたりします!
現在の活動の効率や効果を知ることで、改善することができます。
つまり「これからの話ができる」指標です。
 

A:Agree on(合意する)

関係者が合意する現実的で達成可能な指標
例:「1億円だった売上を今期は3億円にする。今までとは全く違う方法で、こちらからではなく顧客からアプローチされるシステムに転換する。そのために◯◯をし、△△することで、期末までには3億円を達成することが可能になる。みんな、やってみないか?」
マネージャーだけでなく作業者にとっても納得のいく活動であれば、組織活動は大きな効果を期待できます!
組織の全スタッフでKPI目標を達成していきましょう!
 

R:Related(関係のある)

組織の目的や戦略と関連した指標
例:戦略⇒ブランド価値を1年で上げる、KGI⇒顧客から信頼される、KPI⇒お客様の声に応えた数(あくまで1例)
組織全体の一貫性を保つことは経営にとって大切です。
経営する上で起こる、様々な機会や突発的な脅威に対応する洞察力を与えてくれます!
 

T:Timely(時機に適っている)

時が定められた指標
①「いつまでに達成するのか?」
例:「1時間で山頂まで登る」「1ヶ月で10件の契約を結ぶ」
期限や計画がないところに、効果的な行動はありません。
 
②「測定するタイミングはいつか?」
例:「毎朝8時に血圧を測る」「購入後にアンケートに回答してもらう」
 
これらが決まっていないと測定結果がバラつきます。
制御できていない指標になってしまいかねません。
 
③「どの範囲を測定するのか?」
例:「1月から3月までの売上額」
範囲によって値の意味が大きく変わります!
 
 
経営指標とは、組織が目的地に辿り着くまでの過程を、全スタッフが共通して認識できるように言語化・数値化したものである
 
 

“ いいものだらけ ”の世の中へ。

株式会社Key-Performance

代表取締役 CEO
 筧田 聡 Satoshi Kakehida

 

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筧田(かけひだ)
【 “いいものだらけ”の世の中へ。】を理念に、高校の同級生と共に、株式会社Key-Performance を創業し、代表取締役を務める。 「魅力的な起業家の集まりが地元にない!!」ことから、起業茶屋® を立ち上げ、5年で2000名を集客する。 現在は、人間観察サロン™、起業の作戦会議室™に力を入れている。