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経営はシステムでありアート。そこから見える経営者の本質。

井畑です。

コンサルタントの僕が言うと職務放棄のように聞こえますが、起業や経営は「頭でっかちに理論を重ねていっても無駄」です。

なぜかというと、経営とは「システム」であり、かつ「アート」でもあるからです。

経営は「システム」であり「アート」でもある。

経営は「システム」であり「アート」でもあるというのは、ビジネスが構築されていくプロセスをみればしっくりきます。

ビジネスは「アイデア醸成期」→「サービス構築期」→「パッケージング期」の順番で形になっていきます。

アイデア醸成期

起業にしろ、事業にしろ、何か新しいサービスを生み出すときは、「アイデアの種」が初めにあり、それをいろんな経営のロジックに当てはめていきます。

この「アイデアの種」というのは「自分」と「顧客」と「環境」をいろんな角度から分析して、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら頭柔らかく考えているうちに、丁度いいものを思いつく形で生まれます。

だからいいアイデアはたいてい「思いつき」なんです。分析だけの硬い頭で生まれるようなアイデアは大体他の人がすでにやってます。

図にするとこんな感じになりますね。

  • ビジネスは「アイデアの種」から始まる。
  • 「アイデアの種」は「自社(自分)」と「顧客」と「環境」を分析しては考え、また分析しては考えという繰り返しの中で思いつくもの

サービス構築期

アイデアの種が生まれると、それが実際にサービスとしてお客様に提供出来るものになるのかを検討していきます。このときは「ターゲッティング」「バリュー」「ケイパビリティ」「ポジショニング」「リソース(サスティナビリティ)」などの切り口で、「本当にやる価値のあるものなのか?」を検討します。

「ターゲッティング」「バリュー」「ケイパビリティ」「ポジショニング」「リソース」は、それぞれが独立しているわけではありません。なので、これら全部について分析をして、丁度いい塩梅を出すことが求められるわけです。丁度いい塩梅に落ち着いたときが、「サービス」の完成です。

  • 「アイデアの種」をより細かく分析する。
  • ポイントは「本当にやる価値のあるのもなのか?」を見極めること。
  • 見極めには「ターゲッティング」「バリュー」「ケイパビリティ」「ポジショニング」「リソース」などの要素が絡む。
  • これらの要素は独立していないので「どの塩梅で答えを出すか」が重要になる。

パッケージング期

いい塩梅に落ち着いてサービスが完成したら、今度はそれをビジネスとして成り立たせるための「パッケージング」が必要になります。顧客がどのような形で商品を手に取り、価値を受け取るかを決定する期間です。

例えば「値段はいくらか?」「支払いの方法は?」「提供する方法は?」「提供期間は?」などがあります。

パッケージングは「マーケティング」と「収益モデル」を決定することなのですが、簡単に言うと「買ってもらうこと」と「利益をあげること」の2つの要素を同時に満たすような商品・サービスに仕上げることです。

買ってもらうためには「顧客の買う理由を増やす」ことと「買わない理由を減らす」ことが必要ですが、その工夫をすればするほど普通はお金がかかります。なので、買ってもらえる量(額)を増やしつつ、「お金をどう回すか」について、一番いい塩梅の決定をすることがここでは求められます。

  • 顧客に商品・サービスを届けるための細かい仕様を決める。
  • この仕様によって顧客の体験する価値と満足度が決まる。
  • 「買ってもらうこと」と「利益をあげること」の両方がポイントになる。
  • 「買ってもらえる工夫」をしながら「利益の上がる範囲に工夫を留める」という塩梅が必要。

常に出てくる「塩梅」という文字。

さあ、ここまでの説明で、だいぶ「ふんわりした」言葉が出てきていますね。「いい塩梅」という言葉です。

実は、この「いい塩梅」というのが経営の本質なんです。

ビジネスにおいての成功とは、自分の持てるリソースや社会環境、顧客の求めるものが一つのシステムとしてかっちり噛み合うことです。もし噛み合っていない場合はいずれどこかで歪が生じて分裂してしまいます。このかっちり噛み合った状態が「いい塩梅」ということです。

いい塩梅を見出すためには、手に入れられる全ての情報を処理し、最適解を生み出す必要がありますが。当然言うは易しで、実際にはとても高度な情報処理を行う必要があります。

脳の中で大量の情報を処理して、関連性を見つけて回答を出す機能は、意識的に活動するときに使われる部分ではなく、無意識のときに活性化する部分なんです。だから、いいアイデアはぼーっとしているときに突然思いつくんです。

経営の最適解であるシステムを完成させるには、無意識の領域の力が必要不可欠である。だから、経営は「アート」でもあるんです。

  • 成功しているビジネスは、自分の持てるリソースや社会環境、顧客の求めるものが一つのシステムとしてかっちり噛み合っている。=いい塩梅な状態
  • いい塩梅な状態は大量の情報を脳にインプットし、脳の無意識に働く領域が絶妙なバランス感覚で答えを出してくれたときに得られる。=アート
  • なので、経営は「システム」でもあり「アート」でもある。

経営者の本質

経営の本質は「システム」であり「アート」であるとお伝えしました。

では、経営者の本質とはなんでしょうか?

経営者の本質は「いい塩梅の意思決定」をすることです。

経営の本質が「システム」であり「アート」でもあるという原則を頭に入れながら、一方で限られた資源や時間の中で最適解を明確に出し続ける。そして自分の決定によって起こった結果を自分自身の考えにフィードバックして、次の「いい塩梅の意思決定」を行うことが経営者の本質です。

では、「いい塩梅の意思決定」に必要なことはなんでしょうか?

「いい塩梅の意思決定」に必要なこと。

1つ目は、検討に必要な情報をできるだけ多く集めることです。どんなに脳が高度な処理をしたくても、情報不足ではそれは叶いません。だから、経営者の重要な仕事の一つは「できるだけ多くの情報を集める」ことです。

そして、重要なのは2つ目。脳の無意識領域は「未解決である何らかの困りごと」に対して答えを出そうとします。なので、「こんなゴールにたどり着きたい」という問題提議を出来ない限り、答えを出してくれることはありません。つまり、「何に対してのちょうどいい塩梅か?」ということを常に意識することが必須です。言い換えると「押さえるべきポイント」をしっかり理解する必要があります。

  1. できるだけ多くの情報を集める
  2. 明確な課題を認識する=押さえるべきポイントを知る

まとめ

経営の本質はシステムでありアートです。

だから、経営者の本質とは「いい塩梅の意思決定」をすることです。

そのためには「情報を集める」ことと、「押さえるべきポイントを知る」ことが必要です。

もし「いい塩梅の意思決定」をすることに自信の無い方はこのブログを参考にしてください。皆様の判断の助けになる情報を発信しています。

「いいものだらけの世の中」を一緒に作るため、がんばりましょう。

いつも共有、ありがとう!

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