こんにちは、今日はビジネスコラムを書くイハタです。
【仕事の効率化】はビジネスマンにとって最も関心のあることですよね。効率が上がれば仕事の質も上がって成果や昇進にも影響するし、仕事時間を短くすることで自分ために使う時間を増やす事も出来る。
仕事の効率を上げるために必要な本もたくさん出ています。
でもね………特に日本人ってドMなんですよ。仕事の効率が上がらないのは全部「自分の能力・性格のせい」って思ってる。だから効率改善で取り組むことって、結局自分の性格改善だったり、自分に無理を課して能力を向上させようとするんですよ。
そのスタンスこそ【仕事の効率化】を妨げる原因です。仕事の効率化って言うのは「低いコストで高い効果の得られる改善を繰り返す」事でしか達成されません。
あなたが今一番低いコストで改善出来る部分。それはあなたが仕事で使っている”装備”たちです。
羽生結弦が運動靴でスケートしてたら止めますよね?
例え話をします。
フィギュアスケートの世界王者、「羽生結弦」選手が学校の体育で使うような運動靴でスケートをしようとしていたら、それはすぐ止めますよね。だってそんな装備で出来るわけないから。
今のは極端な例ですが、じゃあ今度は羽生選手が初心者用のチープなスケートシューズを使っていたら?今度は勝負にはなるかもしれませんが、羽生選手は他の選手にハンデを背負って戦う事にもなります。
今の話を自分の話に置き換えてみましょう。自分のビジネスに無駄なハンデを背負っていませんか?
ビジネスで使う装備
ビジネスで使う装備の例を出していきます。きっと例を見れいくとあなたにも思い当たる節が出て来るはず。
①スーツ・靴・時計・メガネ
多くのビジネスマンは”信頼”の元に生きています。そして信頼されるビジネスマンのイメージは”清潔でキッチリしている事”、そしてもっというと”それなりに高価な物を身に着けている”事です。
あなたが普段お客様と会う時の服装は、信頼を勝ち取れる服装ですか?服装のせいで信頼を得られず、それを挽回するためにいらない仕事増やしてませんか?
②名刺入れ・名刺
ショボい名刺入れ使ってませんか?意外とみんな見てますよ。
ダサい名刺使ってませんか?名刺出した瞬間取引終了になっていませんか?
③PC・タブレット・スマホ
処理速度の遅いPCや、ヘボいOS・ソフトウェアに足引っ張られてないですか?ほんの2〜3万の投資でも劇的に作業効率が変わりますよ
④仕事場・机
ちゃんと自分の仕事に集中して取り組める仕事場・仕事机になっていますか?
他の人と共有の場合は「自分の思い通りにならない」と思っている人も多いでしょう。
でも、意外と1人が「オフィスを改善しよう」と声を上げると、そんな空気になり変化が起こるものです。
ここでいう仕事場や机の改善とは単なるレイアウトの事だけでなく、不必要に話しかけられて仕事が止まったりすることや、逆に必要な人に話しかけ辛い事に対しても行います。
⑤自分の部屋・寝具
自分の本拠地が最高の状態になっていると、それだけで仕事の効率は上がっていきます。
ゆっくりくつろげる部屋ですか?疲れの取れる寝具ですか?
一番自分の思い通りになる場所なので、まずはここから改善することをオススメします。
装備を変えることに躊躇してしまうメンタルが効率向上の一番の妨げ
仕事の効率を上げるために装備を見直す事に抵抗を示す人がいます。
「物に頼ってないで、与えられた物の中で最大限の成果を発揮しろ!」だの「そんなんじゃ自分の成長に繋がらない」だの。
そういう事を言う人がいたら、まずはその人の仕事が効率的かどうかを見てみてください。だいたいはすごく非効率的です。そもそも「与えられた物で………」っていう発想は、物が少なかった時代に成果を最大化するために出来た謳い文句ですから。今の物が溢れている時代には合わない。
まず、性格や能力の改善ってそんなに簡単なものじゃありません。とても労力が必要です。
学生時代になんであんなに自分の能力を伸ばすことができたかというと、そこだけに集中出来たからです。大変な役割もなく、生きていくのに必要な多くのことは家族がやってくれ、社会も大声で「学生の本分は勉強である」と言っている。
大人になったらそうはいかないですよね。やならきゃいけない事がたくさんありすぎて、性格や能力改善になかなか力を使えない。そして、そんな環境の中でも能力改善に成功した一部の人の話が美談として語られ、装備を変えようとすることは悪だと責められる。
その呪縛から外れて装備の見直しを出来た人が、始めて次のステップに進めます。
さあ、今すぐ装備を見直して、仕事の効率をぐっと向上させましょう!
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