こんにちは、ユーチューブも盛り上がってきてるイハタです！
今回はこの動画の中で話した、起業家としての在り方と外注の使い方についての話です。
※サムネは頭おかしいですが、内容はとてもまともです。
起業家が成功するための重要な要素。それは「自分の得意なことのみに集中する」ということです。
自分の最も得意なことに集中すべき
動画の中ではドラゴンクエストⅥのラスボス、デスタムーアがどれだけ効率よく強くなっているのかを紹介しています。
これが最初の状態
これが第二形態
そしてこれが最終形態
まず、第一形態から第二形態への変化は理解しやすいと思います。自分の体のすべてのパーツを強化して、さらに付属品のハネやしっぽまで付けてる。
起業で言えば、価値の提供を繰り返すうちに商品も社内のスキルもどんどん磨かれていった状態です。
しかし、多くの起業はここで頭打ちを経験します。なぜかというと、起業の初期段階はなんでも自分でやるスタイルをとる会社が多いですが、そのすべてを維持して成長させるにはとんでもない労力・時間・お金が必要です。だからデスタムーア第二形態的な成長はいつか終わりが来る。
そこで起業家が迫られるのは、デスタムーア第三形態への進化です。
一見すると退化してますよね。頭と手だけになっちゃってるし。でもこの形態のほうが第二形態よりも強いんです。
デスタムーアが何をやったか？そう、選択と集中です。
まずは自分の本当に必要で価値のある部分はどこかと彼は考えた結果、「頭だけ」だという結論にたどり着いたのでしょう。だからそれ以外の部分を大胆にカット。その分のすべてのエネルギーを頭に集中しています。
残っている「右手」「左手」も、ゲーム上だと「頭」とは別のモンスターとして登場します。起業に置き換えるとこれは「外注」として利用していることになります。
こんな具合で、デスタムーアは「自分の最も価値のある部分」を選択し、そこにリソースをすべて投入しました。そして同時に「自分が持つ必要はないけどあってほしい機能」を「外注」という形で利用しています。
デスタムーアはドラッカーの提唱したマーケティング理論をしっかりと実践していたんです（笑）
”選択と集中”のできない理由
起業初期の段階で選択と集中が出来ているととても早く成長できるのですが、起業家の大半はそれをうまく出来ていません。それはなぜでしょう？
理由１：自社の提供価値がはっきりとしていない
自社が提供しているのは何か？お客様はどこに価値を感じて自社製品やサービスを利用してくださるのか？
そこに対する答えが出ていないと、そもそも何を外注すべきかわかりません。また、外注を使うほど自社の提供価値に磨きがかかっていない場合もあります。この場合はいずれ収入が頭打ちになるので、改善を行わないといけません。
理由２：自分の得意・強みを分かっていない
器用な人はそこそこ何をやっても出来てしまうんですよね。
でも、自分の持っている時間もお金も有限なんだから、自分のいくつかあるできることの中で、自分が人よりも圧倒的にとびぬけられる「得意・強み」に注力しないと結局中途半端で終わるだけ。器用な人こそ、早めにいろんな能力に見切りを付けることが大切です。
理由３：外注を雇えるほどお金がない
これはもうどうしようもない、あきらめてまずは稼ぎましょう………と言って問題を片づけないようにしましょう。
外注を使うと自分でやるよりお金がかかると思っている方、大間違いです。特に起業初期には、外注を驚くほど安い値段で、しかもかけたお金よりもはるかに大きな価値を返してくれる外注の使い方が出来ます。
起業をハックする外注の使い方
さあ、ここで考えてみましょう。例えばあなたが起業をしたばかりで、自社ほHP用にキレイな写真が必要だとします。
写真はふつうの業者に外注するとどんなに安くても5,000円はかかるし、もらえるカットも数枚です。
でも、もしこれを「同じく起業したてで、早く実績の欲しいカメラマン」にお願いしたらどうなるか？相手も実績が欲しいので、相場よりも安く、いい条件で撮ってくれるはずです。質に関しても、カメラマンにとってはそれが実績となるため、半端なことはできません。私の経験だと、5,000円とかで撮っているところよりもずっといい写真がもらえます。
さらに、相手は自分の実績を公開するために、写真の載っている媒体を自分のSNSなどで拡散してくれるでしょう。そうすると広告費ゼロで自社の広報もしてもらえるわけです。
どうです、起業家同士でWin-Winになる外注の使い方をすれば、一人でやるよりもよっぽど早く成果が出そうでしょう？
まとめ
・選択と集中をしよう
・外注をうまく使おう
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