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経験の不足を補うために、環境を見誤らない。【ルーキー・スマート】

井畑です。

ルーキーの方が変化の早い社会では強いのは事実ですが、もちろん万能ではありません

むしろ、自分が強みを活かせる環境かどうかを慎重に判断しないと、ベテランよりもはるかに致命傷を負いやすいのがルーキーです。

ルーキーにとって危うい環境とは?

ルーキーにとって一番危うい環境とは、「一度のミスが致命傷になりかねない」環境です。

例えば、素人が断崖絶壁を安全ロープなしで登る。どんなに素人が注意深かったとしても、自然の脅威はそんな注意をはるかに超えてきます。

新米消防士が1人で火災現場に突入する場合や、研修医1人に心臓手術をさせる場合もそうです。

その失敗が会社の息の根を止めたり誰かの一生を台無しにするような環境はルーキーにとって最も苦手な環境です。

ルールが明確な環境も苦手

他にも、法律や文化によって、明確に「正解」が決まっている分野も苦手です。

例えば「今までよりもはるかに効率的な確定申告」の方法を思いついたとしても、その方法で申告をして認められる訳がありません。

また、会社の飲み会での挨拶では一定の「作法」があり、その作法に則っていないと「空気の読めないヤツ」になってしまいます。

ルーキーの得意分野

では、逆にルーキーが最も実力を発揮するのはどんな時でしょうか?

新しいフロンティア

ベンチャー企業などの「全員にとって初めての環境」はルーキーの活躍の場です。

このような環境ではいかに今までと違うことをやり成果を出す科学的求められています。イノベーションを起こした人が勝つ環境です。

イノベーションの始祖とも言われるクレイトン・クリステンセンが著書 「イノベーションのDNA」にて、イノベーションを起こす時に必要な要素は「問を発するスキル」「観察するスキル」「人脈を作るスキル」「実験をするスキル」だと述べています。

これらは全てルーキーの得意分野です。

短いサイクル

長期的な成果に着目すると、ベテランの方が実績を残しやすいという調査結果があります。ベテランは経験からパターンを見出し、成功法則を作ることに長けているからです。

ですが、逆にベテランは「短期にこだわらず、長期的に成果を出す」ことに重きをおく傾向があるとも言えます。

この点、ルーキーは「短期的に成果を出すことに全力を注ぐ」傾向が強く、結果として状況が短いサイクルで目まぐるしく変化する環境への適応力が高い傾向にあります。

複数の正解

ベテランマネージャーに「ルーキーに任せたい仕事は何か?」という質問を投げかけたところ、「創造性が求められ、複数の解決策がありえて、業務の流動性が高い仕事」との回答が多数を占めました。

ルーキーには経験・知識や業界の常識というものはありませんが、業界経験よりも地頭力が問われる仕事では先入観がない分ベテランよりも成果を出します

膨大な情報

大勢の情報を集約すると、一人の意見の意思決定より好ましい決定を下せるケースが非常に多いという研究結果があります。ベテランは自分の経験や知識を一番だと思い、それ以外の意見をあまり聞かないという弱みがあります。

それに比べてルーキーは自分の知識がない分多くの人に意見を求めますし、意見を出してもらうための「仕組みづくり」に長けている場合があります。みなさんも、学校の文化祭で何かを決めるときには多数の意見を効率的よく引き出すために知恵を絞りませんでしたか?

認知的活動・活動の調整・協力が求められる、場面でルーキーは強さを発揮します。みんなが計画的に知恵を絞る環境を作るのがうまいのです。

まとめ

ルーキーはベテランよりも力を発揮できる環境がある一方、ベテランよりも極端に苦手な環境が存在するのも事実です。

もし自分にとって危うい環境に直面したら、迷わずベテランの意見を取り入れましょう。致命傷にならなければ何をやってもいいですが、逆に致命傷は避けましょう

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