こんにちは!
株式会社Key-Performance 代表の筧田です!
今回は、強力な思考法である『仮説思考』をお伝えします。
起業の成功に必要な理由を中心に、概要をご確認の上、ぜひご活用ください!
仮説思考とは
情報が少ない段階から問題の全体像を捉えたり、「まだ証明していないけれど、最も答えに近いと思われる答え」を考えることです。
立てる仮説は、大きく分けて2種類あります。
① 問題発見の仮説
② 問題解決の仮説
2つの仮説は、ビジネスにおいて基本的にどちらも欠くことがありません!
網羅思考では、時間も資源も足りなくなる
起業時に抱える最も大きな問題は、「資源の量が限られている」ことです。
起業の成功とは、なんでしょうか?
「限られた資源が枯渇する前に『消費した資源以上のお金』をお客様から頂ければ」、起業は成功といえるでしょう。
もし起業家が、「全ての検証結果が揃ってからでなければ活動できない、成果を上げられない」というのであれば、間違いなく時間やお金などの資源が不足するでしょう。
「全てが揃ってから、整ってから」と考えていませんか?
仮説を構築する利点
仮説が起業に絶対必要な理由は、仮説を構築することで「不要な問題や役立たない解決策を消去し、最も効率よく効果的に答えにたどり着ける」ことにあります。
必要最小限の分析・検証で済むことで、迅速に本質(答え)が明確になります。
最も効率よく効果的に答えを見出すことができれば、あなたの起業は成功しますよね?
また経営ビギナーの起業家さんは、スタートアップ時に「根拠の無い不安や期待」に埋もれがちです。
大抵の場合、不安や期待はあなたの創造の邪魔をします。
つまり起業家にとって減らすべきものです。
仮説から生まれる「建設的な推測」は、この邪魔を減らすことができます!
仮説思考と検証の手順
① 仮説を立てる
② 立てた仮説を証明するために集中して検証をする
③ 間違えていた場合、初期段階で仮説を肯定する証拠が見つからないため間違いに気がつける
④ 再整理し、より最適な仮説を構築する
⑤ 仮説を証明できるまで③④を繰り返す
⑥ 効率よく効果的に答え得る
仮説の中で意思決定をする
① 最新の仮説に基づいて組織活動を行う
② 活動成果を見て仮説の検証を行う
行動と検証の手際の良さが答えを見つける早さにつながります。
最後になりますが、Key-PerformanceのKPI設定/管理サイクルでは、仮説思考とそれに基づいた行動を自然に取り入れることが可能です!
方針の決定やKPI設定、測定において、最も効率よく効果的に答えを見出すために仮説思考を利用しています。
KPI設定/管理サイクルを参照する
特に、経営ビギナーの起業家さんには、仮説思考を持って頂きたいと思います!
“ いいものだらけ ”の世の中へ。
代表取締役 CEO
筧田 聡 Satoshi Kakehida
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今回の記事は、『仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法』を参考にしております!
仮説思考について更に詳しく知りたい方は、ご活用ください!
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