10月20日のウォールストリートジャーナルに、同じお金をかけた場合、モノの所有と経験のどちらが満足度が高いかに関するレポートが紹介されてました。
ざっくりまとめると
モノを買うよりも経験にお金を費やす方が満足度が高い
経験に満足度を与える要因は「ソーシャルキャピタル(人のつながり)」「アイデンティティ形成」「経験そのものの楽しさ」の3つ
とのこと。(この情報の出展はこちら(R))
さらに、同じ体験を繰り返し(通年の同じ場所への旅行等)、体験が「自分がもっていなければならないもの」と感じるようになると、それがモノの所有と同じ感覚になるとのこと。要はマンネリ化するとモノ扱いされるってことですね。
また、モノの販売でも、例えば自転車のように、そのモノを使うことで上で紹介した3要素を満たす場合は、「体験」として脳が捉えるそうです。
体験を売るタイプの商売の場合はマンネリ化することなく「ソーシャルキャピタル(人のつながり)」「アイデンティティ形成」「経験そのものの楽しさ」の3つを与えることが大切だし、モノを売る人の場合は「それによって得られる体験」をデザインしてあげる必要があるということでしょうね。
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