起業家の才能を100%引き出す専門家、筧田 (@kakehida) です。

起業家は逆境だらけですよ。 はっきり言って。 でもそんな中で、私たちはポジティブに捉えることもできます。 例えば、「成長の機会に溢れているんだ!」「逆境と言っても必ず乗り越える方法はあるさ!」……と。 今日は、楽観的な (ポジティブな) 思考がオススメな理由と、楽観的思考を身につける方法をお伝えします。

念のためですが、この記事は私の意見ではなく、科学的に根拠のある研究結果に基づいて発信するように心掛けております。 では早速、順に詳細を説明していきたいと思います。

 

楽観的思考のすゝめ

まず最初にお伝えしたいのは、悲観的思考の持ち主も楽観的思考に切り替えられるということです。

悲観的思考から楽観的思考へ切り替えられる根拠とは?

うつ病・異常心理学の世界的権威であるマーティン・セリグマン [Martin Seligman] の研究では、悲観的な傾向は遺伝ではなく、周りの世界に関して自分自身に説明する言葉が原因と突き止められています。 つまり悲観的な思考法は変えられるということです。 なので、「先天的なものだし変えられないよ……」と、早速、悲観的思考に囚われるのはちょっと待ってください。

楽観的思考の力とは?

人は脳内で1分あたり300〜1000語の言葉をつぶやいています。 そこには、ポジティブな言葉もネガティブな言葉も含まれています。

米国陸軍への調査によって、前向きな言葉は、「精神的な強さ」「やり抜く力」に大きなプラスの影響をもたらすことがわかっています。 調査を踏まえて、米軍で最も過酷な訓練とされる「基礎水中破壊訓練 [BUD/S]」志願者に他の精神療法と併せて自分にポジティブに語りかけることを指導した結果、訓練の合格率が10%向上しました。

海軍のBUD/Sに合格するには肉体的苦痛に耐えることはもちろんですが、合格・脱落を左右するのは精神的な要因だったということです。 海軍ではこの結果を踏まえて、なんと保険の営業マンを軍人にできないか考えたそうです。

保険営業マンが海軍に求めれられる理由とは?

保険の営業マンは、日々、繰り返し拒絶される仕事です。 成績を残す営業マンの秘訣は、人と接するのが得意なこと、外交的なことと思われがちですが、実際に成果を挙げる決め手は1つで、楽観的思考の持ち主ということだけ。 ある調査では、楽観的思考傾向で上位10%に入った保険営業マンは、悲観的思考傾向で上位10%だった者より売上が88%多いという結果。

参考文献:ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

楽観的思考の利点

楽観主義の利点は、

① 健康状態が良くなり、寿命が延びる

例:心臓疾患を患ったものの楽観主義のレベルを測れば二度目の発作を起こしやすいものを予測できます。

② 結果に満足できるようになる

物事が上手くいく方向に期待しながら行動することで、望んだ結果を得やすくなるし、その結果に満足する可能性が高まります。

③ 幸運に恵まれやすくなる

物事をポジティブに捉えることで、物事に継続的に取り組むことができ、結果、自分により多くの機会をもたらすことができます。

 

起業家が逆境に耐える楽観的思考を身につける方法

セリグマン氏は、人々の「世界の見方」を「説明スタイル」と呼んでいる。 説明スタイルには3つの要素があり、英語では全てPが頭文字となることから説明スタイルの3つのPと呼ばれている。

起業家が逆境に耐える楽観的思考を身につける方法
① 永続性: Permanence
② 普遍性: Pervasiveness
③ 個人度: Personalization

悲観的思考の持ち主は、

悲観的思考の説明スタイル
① 悪いことはいつまでも続く
② 悪いことは普遍で、あらゆることに作用する
③ 悪いことは自分のせい (落ち度) で起きている

楽観的思考の持ち主は次のように考える。

楽観的思考の説明スタイル
① 悪いことは一時的なもの
② 悪いことは特異な原因に基づき、普遍的ではない
③ 悪いことは自分のせい (落ち度) で起きているわけではない

セリグマン氏の研究では、説明スタイルを楽観的な思考に変えるだけで、気分が楽になり、意欲が湧くという。 これは個人だけでなく、集団にも当てはまる。 メジャーリーグ (野球チーム) の監督がインタビューに答える時の説明スタイルを統計的に解析したところ、楽観度が高かったチームは勝率が高いことがわかった。 逆に悲観度が高かったチームは勝率が低かった。 プレッシャーのある状況でのヒット数でも顕著な差が出た。  翌年、解析結果を参考にバスケチームの成績を予測したところ傾向が一致しました。

 

楽観的思考を身につけるには実践が必要か?

楽観的思考を手に入れるには、習慣化日々の練習が必要となります。

早速、試しに、自分を励まてみましょう。 ぜひご唱和ください。

「きっとできる!」

「もう少し続けてみよう!」

「大丈夫、大丈夫!」

「もうちょっとでコツが掴めそうだ!」

なんだか松岡修造チックですね。 いずれにせよ、行動し続けなければ現状は何も良い方向に変わりません。 前進し続けるには、楽観的な捉え方その中で生まれる理想が鍵となります。

 

楽観的思考の注意点とは?

ここまで楽観的思考の重要性をお伝えしてきましたが、実は悲観的思考も捨ててはいけません。 「これは私に向いてない」「こういうのは苦手」というように悲観的思考ばかりだと、これまで説明してきたように、長期的な成果を生み出すには悪影響が出る傾向にあります。

しかし、悲観的思考にもメリットがあります。 それは、「本質を見抜く集中力を与えてくれること」です。 それは、正確で現実的な捉え方ができるということにつながります。 楽観的思考だけだと、事実と関係ない・因果関係の弱い思考展開が行われたり、妄想だらけになったり。 楽観的思考と悲観的思考、双方のバランスを取ることが実は大切です。 楽観的思考を基本とし、正確で現実的な捉え方が必要な時にはある程度の悲観的思考を柔軟に取り入れていきましょう。

ちなみに悲観的思考のデメリットは、合理性や確率を考えてばかりだと月並みな (もしくはそれ以下の) 結果しか生まないという点です。 もし自分の将来について、悲観的思考で選択を続けると、退屈な人生になるばかりです。

取り組む姿勢の参考として、「リスクが高く得るものが少ないこと」については、極楽とんぼにならないよう悲観的思考で現実を直視しましょう。 しかし、「リスクがかなり低いもの」 (大半のもの) に関して、また「得られる成果がかなり大きいもの」 (生涯をかけて取り組みたい仕事) に関しては、楽観的思考で行くと良いです。

 

まとめ

 

ご覧いただき、ありがとうございました。

 

Positivepsychology, Martin Seligman

いつも共有していただき、感謝申し上げます。

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ABOUTこの記事をかいた人

高校の同級生と共に、 株式会社Key-Performance を創業し、 代表取締役を務める。 「魅力的な起業家の集まりが地元にない!!」ことから、 起業茶屋® を立ち上げ、3年で1200名を集客する。 「いいものだらけの世の中」を目指し、 起業家に向けて、ブログ・SNS・起業茶屋®を通して、 才能を100%引き出す情報を発信中。