こんにちは、今日はライターのイハタです。
みなさん、文章を書くのは好きですか?私は嫌いでした。
なんでかっていうと、ボロが出るんですよ。普段どんなに”仕事が出来る風”を装っていても、文章を書かせると一発で「うわっ、コイツの日本語めちゃくちゃやん」って言うのがバレちゃいます。(僕の場合はさらに字も芸術的なので完璧にバレます。3年目の浮気くらいバレます。)
文章の要素や論理構成は完璧なはずなのに、なんだかとってもヘボい文章になってしまう………
そんなヘボい経験から、どうやったら「仕事が出来る男感」がにじみ出る文章になるかを考えてみました。
本日は、私が文章を書く時に気をつけている「仕事が出来る男感」を出すポイントを3つご紹介します。この3点に気をつけただけで、文章の質が爆発的に良くなりました。
「仕事が出来る男感」を出すポイントを3選
このコツを意識すると、あなたの書く文章に以下の変化が起こります。
・誤解なく、ストレートに意図を伝える文章になる
・無駄がなくなり、スッキリとした文章になる
・読んだ人に「この人は仕事が出来る」と信頼してもらえる文章になる
※文章を構成する要素や論理構成がヘボかった場合はこのポイントに気をつけても無駄です。もう一度練り直しましょう。
ポイント1.「もの」「こと」は使用しない
無駄に「もの」や「こと」を使っていませんか?実は僕も上の文章、最初はこう書いていました。
- × このコツを意識することで、あなたの書く文章に以下のようなものになります。
これを添削をして書き直しすと……
- ○ このコツを意識すると、あなたの書く文章に以下の変化が起こります。
こうなりました。
どうです、どっちのほうが「仕事が出来る男感」が出てますか?「もの」「こと」っていうのは便利な言葉なんです。文章を繋げていくための緩衝材として働いてくれて、すごく使い勝手がいい。
でも、使い勝手がいいと言うことは、「文章が洗練されていなくても、それなりに完成させてしまう」という側面もあります。その文章で言いたいことが伝わるかどうかを考える前に「もの」「こと」が穴埋めをしてくれるので、「最低限意味は通るけど、なんだかモヤッとした文章」が出来上がります。
「もの」「こと」を使うのは最後の手段。他に置き換えられる言葉がないかを探すと、文章がすごくスッキリし、力強くなります。
ポイント2. 「思われる」「考えられる」を使用しない
「れる」「られる」の受け身表現も、文章を無駄に長くする原因です。多様すると、文章が読みにくくなります。
例えば………
☓彼はお腹が減っていると思われるので、ご飯を用意しておくのがいいと考えられる。
という文章は
◯彼はお腹が減っていると思うので、ご飯を用意して置くのがいい。
と書き換えられます。
受け身表現を使わないようにすると「文章が短くなり、伝えたいことがハッキリする」というメリットが得られます。
それだけではなく、「思われる」「考えられる」という受け身の言葉には「自信のなさ」が込めれれています。
書き手もこの言葉を使うときには、「自分の言ってることはもしかしたら間違っているかもしれないから、ちょっとやわらかい言葉を使って、誰かに責められたときの保険をかけよう」という心情になっています。(自覚のない場合も多数です。)
そんな当たり障りのない文章では人に何かを伝える事は出来ません。文章を書く人間は「思われる」「考えられる」の呪縛からすぐに抜け出しましょう。
6. 「など」の使用しない
「など」は便利な表現です。本来具体的に言わなければいけない内容をひとまとめにしてしまえます。
例えば………
Facebook・Twitter・Instagram・ブログ・LINE@を使って広報を行います。
という文章は「など」を入れる事で
SNSなどを使って広報をします。
ですが、などを使っている文章は曖昧な情報しか相手に提供しません。
などを使いたくなる一番の理由は、「具体性なないことを隠したい」からです。(二番目の理由は「具体的な事を書くのが面倒くさい」から)
例えば「SNSなどを使って広報をします。」という文章、実は弊社が駆け出しの頃に僕がよく書いていたものです。その頃はまだSNSマーケティングについての知識も浅く経験もなかったので、細かい話や具体的な話が出来ませんでした。その隠蔽のために使われたのが「など」という言葉です。
経験上、などを使った文章は読み飛ばされます。読み手にとって「など」を使った抽象的な表現は価値がないんです。
などを使わない事で文章が締まるだけでなく、「自分自身へ言い訳」をしなくなります。抽象的な表現という逃げ道を断つと、文章だけでなく能力もあがります。
まとめ
さあみなさん、「出来る男感」をにじみ出す準備は良いですか?
「出来る男感」がにじみ出ている文章は、「読む人を納得させ、行動を促す文章」です。
情報を発信する者には必須の能力です。しっかりこのページをブックマークして、何回も反復練習をしてください。
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