井畑です。
ブログが書けない。おそらく起業をした人の8割が持っている悩みです。
今回の記事ではそんな「ブログが書けない」悩みの中でも特に重篤な「そもそも書きたくない」という症状の緩和対策を紹介します。
ブログを書きたくない人は、嫌な記憶が経験として刷り込まれてしまっているんです。その記憶を払拭するために、ポジティブな印象を刷り込む習慣を手に入れましょう。
【ブログが書けない人のテンプレート】
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
最初は張り切って超長文を書く
→次もそのレベルに合わせなきゃと思う
→作業がめっちゃ大変になる
→「大変」という気持ちが刷り込まれていく
→書き出す前から「大変だ」と感じるようになる
→書くことが億劫になる
→書けない
「ブログを書きたくない」と思うようになるプロセス。
ブログを書きたくない人の多くは「最初、超張り切っている人」です。
超張り切っているので、超大作を作ろうとします。たくさん情報を調べて、お客様の悩みを考えて、時々冗談を入れてみたりして、サムネイルも超こだわって……
でも、ブログって特に始めたばかりの頃って、全然返りがないんですよね。SNSをちゃんとやっている人ならまだしも、そうでなければ基本的に最初は誰にも見られません。
そうすると頭の中にブログを書くことが「めっちゃ大変な思いをしたのに、全然ご褒美のないこと」とインプットされます。
そんな中で諦めず次の記事を書く時にも、最初の記事のクオリティが頭から離れません。だから最初と同じクオリティを目指して頑張って書きます。当然作業は大変で、見返りはゼロです。
脳にはブログを書くことが「大変なだけでご褒美のない活動」というインプットがどんどんすりこまれていきます。
そのうち、ブログを書こうとすると脳が拒否反応を示すようになります。「嫌だ」という感情のシグナルです。だから書くこと自体がすごく億劫になります。
その億劫な状態でも頑張って書こうとしますよね。そうすると脳には「ブログは嫌なこと」という記憶がガンガン刷り込まれていきます。そうして「ブログを書く」ということがものすごく嫌いな人が生み出されるわけです。
しかもこの状態は、自分の目標達成に向けて必要だと思って始めた事ができなくなっているので、「強烈な自己否定感」を伴います。最悪ですね。
このパターンに陥る人は「いいカッコし」の人が多いんですよね。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
「変な文章書いたら知り合いに馬鹿にされちゃう……」とかを意識しちゃう人。
変な目で見られたくない欲求>将来に向けてのブログという努力
の構図が成り立つ人が、一番最初に頑張っちゃう。
なんで最初に飛ばしてしまうのか?
最初に飛ばしてしまう理由の多くは「知り合いに見られて恥ずかしくない文章にしたい」って気持ちです。
特に一番最初は自分の考えを他人に公開するのに慣れていません。言い換えると「自分が世の中からどう見られているか全く分かっていない状態です。」
そして残念なことに、起業家は基本的に「自信過剰」です。実際の自分や人から見えている自分よりも、イメージの中の自分はすごい人なんですよね。
だから、背伸びをして超大変を作ろうとして頑張るけど、身の丈に合っていない努力だからすぐ折れちゃう。
20歳くらいの頃先輩から「お前の中のお前はすごい男なんだろうな…」という事を言われて、その時は全然意味がわからなかった。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
今なら分かる。
イメージと本物がずれているから変な失敗をするし、その失敗に対しても過度に落ち込む。しかもそれを素直に修正することも出来なかった。
もう一度、ブログを頑張るには?
この状況になった人は、ただがむしゃらにブログを頑張ろうと思ってもダメです。さらに嫌な記憶が刷り込まれますからね。
根本から変えないとダメです。ここで変えるべきポイントは3つ。
・作業そのものを簡単にする。
・クオリティの高い文章にする
・人から評価を貰えるようにする。
この3つのポイントを繰り返し実践していく事で、脳には「簡単にクオリティの高い文章を書けて、しかも人からの評価というご褒美まである」というポジティブな刷り込みが出来ます。
この3つを具体的に改善するために、作業の中に組み込むべき3つの習慣があります。
習慣①:PREP法を使う
まずは文章を簡単に、そしてクオリティの高いものに仕上げるためにテンプレートを容易しましょう。
僕がオススメしたいのは「PREP法」に基づいて書くことです。
PREP法とは
Point:要点
Reason:理由
Example:具体例・根拠
Point:要点(まとめ)
の頭文字をとったライティングの手法ですね。この流れで文章を構成するだけでかなりクオリティが上がります。
PREP方はこちらの記事で詳しく解説しています。
//key-performance.jp/prep-method/
習慣②:Twitterですぐ投稿
人間のやる気は作業をはじめる前には起きません。
作業興奮といって、作業をはじめると脳のやる気を司る部分が活性化してやる気が出てきます。だから、やる気を出すために必要なのは「とりあえず手を動かす」事です。
この「とりあえず手を動かす」にピッタリなのがTwitterです。
ブログを書くことを効率化したいなら、とりあえず書きたい事を
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
Point:要点
Reason:理由
Example:具体例・根拠
Point:要点(まとめ)
の順番で1ツイートずつ投稿していくのがオススメ。
やる気を司る脳の部位は、何かをやり始めたあとじゃないと活性化しない。つまり「とりあえず手を動かす」事がやる気を出す一番のコツ。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
Twitterならそれが手軽に出来るし、さらにPREPの順番でツイートを投稿すると頭の中が整理されて文章のクオリティも上がる。
僕自身もTwitterを本格的に始めた事でブログのネタ切れや書いている途中での息切れをほとんど経験しなくなった。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
多くの有名ブロガーが記事の冒頭や要所にツイートを配置していることからもこの方法の効果が分かる。
もし今ブログを書くことに躓いて「もっと効率的にブログを書きたい!」と思っている人がいれば、ぜひ「PREPの順番で1ツイートずつ投稿」を試してみて欲しい。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 25, 2020
ちなみに、この一連のツイートもPREPに基づいて発信しています。
さらに、ブログにツイートを挿入するとそれだけでちょっとクオリティが高いように見えるのもポイント笑
習慣③:同じように発信している人に絡みに行く。
最後に必要なのは人からのリアクションです。ブログのアクセスが増えるまでは時間がかかるので、最初はSNSを使ってリアクションを取りに行きます。
具体的には、自分と同じように情報発信している人を10人程度ピックアップして、その人の投稿にいいねやコメントを毎回行います。僕の経験上、10人にアプローチすれば3人くらいは自分の投稿にもいいねやコメントをくれるようになります。
人間には「返報性の法則」といって、相手が自分に何かいいことをしてくれたら、それに対してお返しをしないと気分が悪くなるという仕組みが働きます。
これをうまく活用して、「自分がして欲しい事を、先に相手にする」ようにしてください。これはその後のブログ運営においてもかなりプラスになるのでぜひやってみてください!
まとめ:嫌な記憶をポジティブに払拭しよう。
ブログを書けなくなるネガティブな習慣、共感いただけたでしょうか?
ブログを書くためにポジティブな上書きをするための習慣、納得いただけたでしょうか?
ここで紹介している方法は僕が実際にお客様にオススメして効果的だった方法です。今ブログで煮詰まっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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