井畑です。
習慣化が苦手な人がいます。何かやり始めてもすぐ三日坊主になっちゃう人。
今回の記事では三日坊主を生み出すプロセスと、その対処法を紹介します。
結論、三日坊主にならず習慣化をするには「自己肯定感」をモチベーションにすることです。
習慣化の第一歩は「自己肯定感」をモチベーションにすること。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
人間はそんなに簡単に成長しない。だから成長をモチベーションにしているとすぐに挫折する。
そうじゃなくて「今日もちゃんとやるべきことをやれた!」っていう「自己肯定感」を味わうことを自分へのご褒美にすべき。
習慣化に失敗する人の特徴
習慣化がうまくいかない人って、なんだか方法論にこだわるし、しかも良さげな方法を見つけると「これなら自分は出来る!」と、行動しないうちから成長した気分になって、やたらハードな目標を立てるんですよね。
でも、自分の能力はそんなに簡単にあがるわけないので、すぐに苦しくなって、だいたい三日坊主になるんです。
何度も同じ習慣に挑戦して失敗している人の特徴が分かってきた。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
①常に自分にあった新しいやり方を探している。
②新しいやり方を見つけると自分の能力が上がった気になる。
③その結果、今まで出来ていないのにハードな目標を設定。
④3日で終了。習慣化せず。
原因は「急成長願望」にある。
目標を高く設定しすぎちゃう人って、急成長願望の持ち主なんですよね。
目指すべき理想が高くて、その理想にいち早くたどり着きたい。しかも、「自分の中での自分のイメージ」はすごい人間であることが多いので、尚更ハードな目標を立てる。
失敗する人のダイエットとかだいたいこんな感じしゃないですか?かくいう僕も4月から「1ヶ月で5Kg落とす!!」という無茶なダイエット目標を立てて、仕事に支障をきたし見事に失敗しました^^;(その後は1ヶ月に2Kgに目標を変更し、無事に達成出来てます!)
当然高すぎる目標は失敗します。三日坊主で終わってしまい、現状に何も変化が起きません。そうすると目標との差がさらに大きくなっていくので、次はますますハードな目標をたてます。以下、無限ループ。
目標を急に高くしちゃう人は「急成長願望」の持ち主。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
目指すレベル高いから焦っちゃう。
理想が高いこと自体は悪いことじゃない。
ただ、「理想が高い」→「いきなりハードな目標」→「失敗する」→「現状に変化が起きない」→「もっと理想との差が大きくなる」って負のサイクルに落ちていく。
急成長願望の本当の原因。
先程、急成長願望を持っている人は目標が高すぎるという話をしました。
でも、高い目標を持つこと自体は悪いことじゃないですよね?目標がないとそれこそどこにも行き着けないし。
高い目標を持つ人の中で、急成長願望に発展してしまう人は、「今やっていることを楽しめていない人」です。
今の自分も、今やっていることも好きではない。だから早く変わりたい。未来の自分はきっとこんな状態から脱出している。
こんな気持を持っている人が、急成長願望を発症する人なんです。
逆を言うと、「いま習慣にしようとしていること」を楽しめない人が、三日坊主になる可能性が高いです。
「急成長願望」に陥りがちな人にはもう一つ条件がある。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
「今を楽しめていない」ということ。
今の自分じゃ楽しくないから、少しでも可能性のある未来への願望が強くなる。
「今を楽しむ事」は、難しい。
僕の「ダイエット」は主に「ウォーキング」をすることなのですが、僕はもともと歩くのが大好きでした。
さらにウォーキング中にAudibleやメンタリストDaiGoの動画を聞いたりしてインプットの時間も兼ねられるようになり、歩いた後の方がアウトプットも捗るといいことづくめだったので、最近はウォーキングをしないと逆に調子が悪くなります。雨の日がキライになりました。
でも、「やって楽しいことを習慣にすればいいんだ!」という事がこの記事の結論になるかというと、そんなに簡単な話ではありません。
普通、新しい習慣を作ることは大変。
例えば僕の習慣の中で最初が大変だったことの中に「ブログ」があります。ずっと「ガッと書く時期」と「全く書かない時期」を繰り返していたので、平均して月20記事を書いているのは今年が初めてです。
ブログに集中的に取り組むと決めたのが今年の1月21日だったのですが、最初の頃はブログ書くのがめっちゃ大変でした。まず書くネタを見つけるのが大変だし、文章にするの大変だし、アイキャッチ作るのめんどくさいし、他の仕事を圧迫するし、やってることに価値があるのかわからないし………
そもそも、楽しい事だったらすでに習慣になっている場合が多いんですよね。好きなことってやるなって言われてもついついやっちゃうから。
僕たちが習慣にしたいと思う事のほとんどは、「必要だと分かっているけど、得意じゃない(嫌い)から今まで避けていた事」なんですよね。
成長をモチベーションにするのも間違い。
習慣にしようとしていることが好きでない人は、「嫌な事をやるけどこれで必ず自分はいい方に変わる!」という、いわゆる「成長」をモチベーションにしようとします。
でも、これは間違い。
人間はずっと右肩上がりなんて不可能なんです。ダイエットや勉強なんてまさにその典型。短期的なスパンでは成果が出たと思ったらまたもとに戻ったり、あるいは前よりもひどくなっていたり。
成長ってのは長期的に見ないと結果を実感出来ないんです。
だから、成長をモチベーションにしようとすると、「あんなに頑張ったのに成果が出なかった……」となり、モチベーションを維持出来なくなります。
今を楽しむ事は、予想以上に難しいんです。
今を楽しめないと目標達成には不利。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
長い目で見たら成長している努力も、短期的な目でみたら上がったり下がったり。
「結果」というご褒美を目的に努力をする人は、短期的な結果がでないとモチベーションが維持できなくなる。
「自己肯定感」をモチベーションにする。
習慣化の第一歩は「自己肯定感」をモチベーションにすること。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
人間はそんなに簡単に成長しない。だから成長をモチベーションにしているとすぐに挫折する。
そうじゃなくて「今日もちゃんとやるべきことをやれた!」っていう「自己肯定感」を味わうことを自分へのご褒美にすべき。
じゃあ僕たちが何をモチベーションにすればいいかというと、「自己肯定感」です。
「今日も1日やるべきことを出来た」と、毎日自分を認めてあげることそのものをご褒美にします。
言葉にすると「なんだ、そんなことか」と思うかもしれません。でも、例えば仕事でも勉強でも、あるいはダイエットでも、「今日自分は、やるべきことをしっかりとやりきった」と感じた時の爽快感やばくないですか?
あれを毎日味わう事をモチベーションにするんです。
そうやって頑張っていくと、だんだん習慣が身についてきて今までよりも早くやれたり、今までよりもうまく出来るようになります。つまり「成長」を実感できるようになってくるんですね。
成長を実感した時点で、習慣化はほぼ完了です。脳内には「習慣にしたい行動をするとドーパミンを出す」システムが完成して来ているので、習慣にしていることをやりたくて仕方がなくなります。
習慣化が完了するってことは、新しいドーパミン分泌システムが完成するってこと。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
僕でいうと、最近はブログを書くことで快楽物資が放出されているのを感じる。
習慣が身につくって、自分が変態になる分野が増えることなんだなって知った。
まとめ:習慣化のスタートは「自己肯定感」から。
今回の記事では…
・三日坊主になる人は「急成長願望」が強い
・理想が高く、今やっていることを楽しめていない人が「急成長願望」の持ち主
・でも、習慣にしたいことって最初はそんな楽しくない
・だから、「やるべきことをやれた」って「自己肯定感」をモチベーションにすべき
・そのうちドーパミン分泌システムが完成して楽しくなる
という内容を紹介しました。
どうかみなさんも「やるべきことをちゃんとやれた!」という実感をモチベーションに、習慣化を完成させてください!
そういえば昔筧田くん(@kakehida)が「1日の終わりに満足感を感じて眠ることを目標に〜」みたいな事を言っていたけど、まさにあれが「自己肯定感」です。
— 井畑太佑 Key-Performance inc. (@ihata1567) May 27, 2020
やるべきことを設定
↓
それをちゃんとやる
↓
ちゃんとやれた自分に自己肯定感を感じる
の流れが着実に成果を出すためのポイント。
コメントを残す