「行為」ではなく「成果」にハマれないと好きなことで食っていくのは無理

井畑です。

「好きなことで、食べていく」が流行ってますね。僕もそうすべきだとおもいます。どんどん好きなことを極めてった方がいい。

でも、「好きなこと」という「行為」そのものにハマっているうちは、それで食っていくのは無理

好きなことで食っていくためには、「行為」ではなく「成果」にハマる必要があります。

「ハマる」には2つの種類がある

例えば、「コーヒー」にハマるということについて考えてみましょう。

最初はコーヒー豆を選ぶことや焙煎の方法美味しい入れ方を追求することに対して「楽しい!」と思っていきます。人に振る舞って美味しいと言って貰ったりして、「もっと美味しいコーヒーを淹れたい!」と思うようになります。

これはコーヒーを淹れるという「行為」に対して「ハマっている」状態です。

でも、だんだん上手くなるにつれて、「コーヒーを淹れることを仕事にしたい!」という思いが強くなってきたとします。どうしたらもっと喜んで貰えるか?他のコーヒーショップではなくて自分のところを選んでくれるにはどうしらたいいか?どうやったら満足してお金を払ってもらえるようなサービスを提供出来るか?

自分一人の趣味としてやっていたときとは訳が違います。大変なこともたくさんあるし、うまく行かなくて挫折しそうになるときもたくさんある。

そしてやっとの思いでお客様に認められたときに最高の喜びを感じる。

これはコーヒーを提供することによって得られる「結果」に「ハマっている」状態です。

ハマるには2つの種類があるんです。

行為に対してハマっているうちは、所詮アマチュア。

「行為」にハマるのは純粋に行為から得られる「楽しさ」からです。自分の好きなこと、楽しいことなので何時間でもやってられますね。

他の人に比べて多くの時間を自分から費やしてしまうので、当然ここに競走優位性が生まれる可能性が高いです。

ハマれることには競争優位性が眠っているのは間違いありません。ですが、多くの人が勘違いしていることがあります。行為にハマっている程度のレベルでは到底仕事にならないということです。

先程のコーヒーの例で考えましょう。コーヒーを「楽しい」だけでやっているうちは「お客様サイド」なんですよね。市販の豆を勝ってきて、それを市販の器具で淹れて、淹れたものは自分ひとりで楽しんだり、友達に無料で振る舞ったりする。アマチュアとしての楽しみ方ですね。

でも、それでお金をもらおうとしたらアマチュアとして楽しんでいた時のようにはいきません。お金を稼ぐためには人に対して「価値」を提供する必要があります。価値を感じてもらうために必要なことを全部やる必要があります。たとえそこに自分の「苦手」な分野が存在しても、どうしてもそれを乗り越えないと価値が提供できないのなら、乗り越えるしかないんです。

この、自分の楽しいだけでハマっている状態か、苦手なことを頑張って乗り越えてでも欲しい成果がある状態かが、プロとアマチュアを分けます。

こっちが何を思おうと、求められているものは求められている

大多数の人はアマチュアとして「行為」にハマっている状態です。

この手の人達は「嫌いなことから逃げたい」というネガティブな思いが共通して隠れています

お金を稼ぐということは価値を提供することです。価値を提供するということは、お客様の求めているものに応えるということです。

つまり、自分が得意だろうと苦手だろうと、お客様に求められていることに答えられないと価値を提供したことにはならないんですね。

こっちがどんなに「苦手だからやりたくない」と思っても、お客様はそれをもとめている。だったら提供するしかないんです。そこは避けては通れない。

苦手を外注するのは全然アリ。

ただし、なにも一人でやる必要はありません。

例えば「自分はミュージシャンで音楽は得意だけど、文章を作ったり動画を編集したりするのは苦手……」と思ったら、「文章が得意な人」「動画編集が得意な人」にそれぞれの部分を任せればいいんです。

これならお客様の求めていることに応えていることになるので、問題ありませんね。

重要なのは、自分のやりたいことにだけこだわって、お客様が「何を望んでいるか?」に気づきもしないこと。

 

「行為」にハマっている人は気づきません。成果にハマっている人は「どうやったら成果が出るか?」を考えるので、お客様の求めていることに気が付きます。

これが、プロとアマチュアの違いです。

このブログを読んだあとにやって欲しいこと

自分がハマっているのは「行為」に対してか、「成果」に対してかを考える。