【習慣の科学】部屋が汚い人が絶対に金持ちになれない理由

こんにちは、井畑です。

部屋が汚い人は金持ちになれません。別に風水的な話ではなくて成功法則の話です。

部屋が汚い人は「快適でない環境で生きることが習慣化している人」なんですよね。人生で常にハンディを背負っているようなものです。

 

快適でない環境は意志力を消耗する

人間の行動のベースにあるのは「習慣」です。習慣は脳の中で最も強い影響力を持つ「大脳基底核」というところが支配しています。

習慣はすごく脳にとって省エネなんです。何かを考えるのはエネルギーをたくさん使うので、「余計なこと考えず、パターンを学習して自動運転して体を動かそう!」というのが習慣なんですね。

それに対して、何かを思考して習慣以外の行動を取る、いわゆる「考えて動く」時に使うのは脳の「前頭葉」と呼ばれる部分です。この部分は「思考」や「決定」を司っています。

人間の行動は「習慣」と「思考」のバランスによって決定しているんです。

 

自分にとって快適でない環境にいても気にならない人は、その環境が習慣になってしまっている人です。だから、快適な環境を整えようといつもと違うことをやる時は「意志力」を使います。

 

ですが、「前頭葉」は「大脳基底核」に比べてすこぶる燃費が悪いです。すぐに消耗して疲れちゃいます。ダイエット中でも頭をたくさん使ったあとには甘いものの誘惑に簡単に負けてしまった経験はありませんか?あれは、頭を使うことによって意志力が消耗し、「甘いものを我慢する」だけの意志力が残っていないから起こるんです。

 

快適な環境が整っていない人は、悪い環境で仕事をして効率を落とすか、もしくは意志力を消耗して環境を整え消耗した意志力で仕事をするかの2択しか無いわけですね。当然一流の仕事はできません、二流になれるかも怪しいものです。

快適な環境を習慣化すれば自然と効率は上がる

逆に、自分にとって快適な環境を習慣化出来る人は、そうでない人に比べて勝手に効率的になります。瞬間的には少しのプラスでも、それが常に働いていれば大きな差となります。

では、快適な環境づくりを習慣化するためには何をすればいいのでしょうか?

僕は一番簡単に取り組めて効果も高い20秒ルールをお勧めします!

20秒ルール

ハーバード大学のショーン・エイカーさんが提唱している方法です。

やることは単純。「やることがあるのについついテレビを見てしまう人」は、テレビのコンセントを抜き、リモコンの電池を引き出しにしまえばいいんです。

自分が習慣化したいことは今までより20秒早くはじめられるように、やめたい習慣は今までよりやるのが20秒余計に長くかかるように、環境そのものを変えていくと、自然と習慣が身につきます。

部屋の掃除を習慣化したい人は「ダイソンのコードレスクリーナー」などを用意して、今までよりも掃除開始にかかる時間を短くするとか。

ブログを書くのを習慣化したい人は、アプリを常に立ち上げた状態にしておくとか。動きの速いパソコンや、iPadなどのすぐに作業に取り掛かれる道具を用意するのもいいですね。

まとめ

部屋が汚い人は、自分にとって快適でない環境を受け入れている人

快適でない環境で成果を出すためには余計な意志力を消耗し、結局成果は出せない

習慣を変えるには20秒ルールを意識する。

この情報をシェアしませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA