中途半端な完璧主義モードは一番損してるし、早く抜け出したほうがいい。【自己理解】

井畑です。

僕は完璧主義ではありません。自分に甘いのが分かっているので、最近は習慣化に焦点を絞って自分を律する練習をしています。

でも、僕は完璧主義ではありませんが、たまに「中途半端な完璧主義」になる時があります。

この期間はとにかく成長効率も悪いし何をしてても楽しくないので、出来るだけ早く抜け出したいです。

中途半端な完璧主義さん

「完璧主義」と「中途半端な完璧主義」の違いは何かっていうと、完璧の評価基準が自分の中にあるか、外にあるかの違いです。

完璧主義の人は自分の中に評価基準を持っています。だからアウトプットの質はもちろんの事、行動にまで完璧を求めます。自分で自分を監視しているから、常に妥協はありません。ストイックの塊です。

一方の中途半端な完璧主義さんは評価基準を自分の外に持っています。いわゆる「他人の目を気にして生きている」んです。だから、自分が周りからどう思われるかを基準に行動します。

何が厄介かって、「人から見て恥ずかしくないように常に自分を磨いていよう」の発想ではなく、「人から見て恥ずかしいと思われるような事はやらないでおこう」という発想になってしまう場合がほとんどです。

自信のなさとプライドがさらに行動を邪魔する

中途半端な完璧主義モードの時って、「自分に自信はないけど、プライドだけは高い」って状態なんですよね。

このモードになると、何かはじめる時にやる前から「完璧に出来ない自分」を想像しちゃってはじめの一歩が踏み出せないんですよ。

人間のやる気って、「作業興奮」っていって、やり始めないとなかなか出ないんですよね。だから結局行動出来ず、さらに自己嫌悪に陥る。悪循環ですね。

行動したいけど「完璧に出来ない自分」がイメージ出来てしまうから最初の一歩が重い。最初の一歩を踏み出せないからやる気が起きない。結局やれずに自己嫌悪に陥る。さらに自信がなくなる。

こういうモードの時、僕は最悪な事に無意識に他人の失敗を探してしまいます。成功しているように見える人を見つけると、「どうせ成功しているように見せかけて、全然うまくいっていないんだろ」と思い、必死にあら捜しをします。

そして、心の底では他人の成功を羨みながら、「俺別にまけてねーし、俺の方が優秀だし」と自分に言い訳をして、その言い訳が自分にばれないようにますます行動が出来なくなっていく。

言葉にするとクソ野郎ですね笑

「昔を思い出す」事で、抜け道が見えてくる。

僕がこのモードになった時には、「昔を思い出す」ようにしています。

今よりも、知識も能力もずっと低かった頃から一生懸命やってきた。その時に完璧だと思ったものでも今見ると全然ダメダメ。でも、そんな自分を超えてきたから今がある。

「完璧に出来ない自分」をイメージしちゃうって事は、心のどこかで「守り」に入っちゃってるんですよね。そんな自分を壊すために、僕は過去の自分を思い出して、「あの時よりずっとレベルアップしているし、これからもどんどんレベルアップ出来る。こんなところで守りに入っている場合じゃない」と自分に言い聞かせます。

もし今の自分の状態が「守り」に入っていると思ったら、昔の自分を思い出してください。そして、「自分こんなところで頭打ちか?もう先はないのか?」と問いかけてみてください。

きっと「中途半端な完璧主義」から抜け出す道が開けます。

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