起業家が磨くべき先輩起業家への質問力

こんにちは、井畑です。

起業家の重要な資質の中に「先輩起業家への質問力」があります。

先輩起業家への質問力がある起業家が得られるメリット
  • 成功体験のメソッドを効率よく吸収出来る
  • 同業他社から何歩もリードした情報を手に入れることが出来る

この記事ではそんな起業家にとって重要な「質問力」はどうやったらつくのかをご説明します。

この記事で得られる情報
  • ダメな質問とは何か?
  • 良い質問とは何か?
  • 質問の質を上げるためのトレーニングとは?

ダメな質問とは何か?

はい、ということでダメな質問とは「抽象的」な質問のことでした。

 

そもそも、抽象的な質問をするということは、「自分にとって必要な情報がはっきりと分かっていない」状態なんです。つまり今の自分の現状と問題がはっきり分析出来ていない。

(「何か質問しなきゃ!」という強迫観念に駆られて質問をしてくださる方もいますが、そんな意識だけ高い系の質問は全部クソです。)

良い質問とは?

トンチンカンな質問の逆は「具体的な質問」です。

自分が何に困っているのか?必要な情報は何か?なぜその人に聞かねばいけないのか?こういう要素をしっかり検討した上で出る質問には非常に価値があります

理想的な質問
  1. 自分の今の状況をはっきり理解している
  2. 自分が目指す目標をはっきり理解している
  3. 自分が目標に到達出来ない原因をはっきり理解している
  4. 1〜3を踏まえ、どんな情報を得れば目標に到達出来るかを理解している

なので、常に情報収集をしっかりと行い、その上で自分だけでは集められなかった情報を相手に質問する必要がります。予習をしっかりとしておくってこと。

僕らもお客様とお話するときには、出来る限り具体的な質問をするようにめちゃめちゃ気をつけています。

相手が答えづらい質問をすると、相手に余分に考える手間を与え時間もかかる。せっかく相手に時間を割いてもらってるんだから、めいっぱい価値ある時間にしたいですよね。

正直、僕が非常にうんざりするのはGoogleで調べた方が早い事を質問される事なんですよね。例えばWordPressでの投稿の仕方(作業)とか。そんな事回答する時間は無駄だと感じています。

予習不足は起業家として致命的

トンチンカンな質問をする人は、自分でやるべき予習を怠っているくせに、人に頼って情報を引き出そうとしている人なんです。

これ、フリーランスや起業家として活動していこうと考えている人は特に気をつけた方が良いですよ。Googleの調査で、「自分に合う答えが欲しい」「ストレスなく行動したい」と考える人が急増していることが分かりました。自分で意識しているかいないかにかかわらず、僕たちはスマホ社会の中で自然にこうなっているわけです。

自分がお客様側になっているときは別にこのスタンスでもいいんです。でも、お客様に価値を提供する側は、「お客様に合わせた答えを提供する」「お客様にストレスなく行動してもらう」事が求められます。相手にストレスを与える質問を日常的にしている人はまず間違いなく躓きますよね。

質問力を上げるトレーニング

最後に、質問力を上げるトレーニングをご紹介します。

1:現状分析

まずは自分の現状を分析しておいてください。以下の点に焦点を当てて分析するとうますいきます。

  1. 自分の目指している姿はどこか?
  2. 自分の現状はどんな状態か?
  3. なぜ自分は目指している姿になっていないのか?(原因は何か?)
  4. なぜその原因を解消出来ないのか?
  5. どんな情報があればその原因を解消出来るのか?★

これを分析しておくと、質問をする時に相手に自分の背景を伝えるときにもすごく役立ちます。

ちなみに、「自分の目指している姿」はそんなにスケールの大きな話でなくて構いません。例えば「ブログで月1万PVを達成したい!」とかでもいいです。

分析の例
  1. ミニ四駆のブログで月1万PVを達成したい
  2. 月1000PVくらい
  3. 検索に引っかかっていない/SNSからの流入がない
  4. どんな記事が検索に引っかかるか分からない/SNSは全然使っていない
  5. ブログの記事が検索に引っかかるための方法/SNSの使い方・友達の増やし方

2:ググる

先程の分析の5番ででた「どんな情報があればその原因を解消出来るのか?」をもとに、その情報をネットで検索検索します。

検索する単語は1〜4の分析で出た単語を組み合わせて何パターンも調べます。

検索の例
  • ブログ PV 上げる
  • ブログ 検索 引っかかる
  • ブログ PV ミニ四駆
  • SNS ビジネス
  • SNS ブログ
  • SNS 友達 増やす

3:質問をブラッシュアップ

2で調べた情報を分析することで、よほどニッチに分野でない限り「一般的な内容」は網羅出来ると思います。

そうなると質問すべきは

  • ネットには載ってない、プロや経験者だけが知っている情報
  • 自分の環境にピンポイントで合った情報

のどちらかになります。

ここまで絞れたら、後はそのまま質問するだけでOK!超具体的な良い質問になっているはずなので、相手もストレスなく答えられるはずです。(かなり質の高い情報を引き出す質問になっているので、質問された相手が答えられずストレスを感じる場合もあります。)

また、このレベルまで調査・検討した質問であれば、回答を得るのにお金が必要な場合があります。その時は迷うことなくお金をかけましょう。ネットで調べられない情報ということは、それだけで世の中から何歩もリードした情報になります。値千金です。

まとめ

先輩起業家への質問力を磨くと、情報で何歩も他社にリード出来る。

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