こんにちは。
株式会社Key-Performance 代表の筧田です!
今回は、KPIの持つ力とKPI設定の要点を理解していただけたら幸いです!
KPIは最重要マネジメントツール
あなたが、車で初めての場所へ遠出をする場合、カーナビがあると重要な情報が確認でき、安心して進めますよね?
ナビが教えてくれることといえば、例えば、現在地、道筋、目的地までの距離、混雑状況、迂回路、最新の到着予想時刻です。
あまり考えたことがないかもしれませんが、カーナビは、「目的地さえ分かっていれば、自動でドライバーをマネジメントしてくれる」システムなのです!
実は、『KPI設定』には、同様の機能が備わっています。
といってもマネジメント対象は、ドライバーではなく組織全体。
経営者やマネージャーを含めた全スタッフを対象としています。
経営は常に、『初めての状況』『初めてのルート』で目的地を目指すことになると思います。
その状況下でも、経営者のビジョンや経営目標さえ分かっていれば、組織をしっかりとナビゲーションしてくれるということです。
例えば、『現状』『まず何をすれば良いのか』『目的地までの段階』『成功を阻害している要因』『他の方法はないか』『達成度合い』などが明らかになります。
もしこのようなことが分かったとしたら、経営はどうなると思いますか?
私は『KPI設定』以上のマネジメントツールはないと思っております!
KPI設定の導入について
KPI設定の専門家を雇えば、全自動も可能ですが、経営においてそれは避けた方が良いです。
経営で成功するためには、経営陣の思考能力の高さが必要とされます。
全自動に頼っていては、経営に必要な思考能力は磨かれるでしょうか?
重要なのは、経営者やマネージャーが、KPI設定(ナビゲーションツール)の中身を理解することです。
つまり『適切な指標の設定方法』を理解することです。
もちろん、このブログを通して伝えているのは、『適切な指標の設定方法』です!
適切な指標は、組織の『これまでに生み出された成果』と『これから生み出される成果』、『行動と成果の相関関係』が明らかになります。リスクが炙り出したり、将来の予測が立てたりすることが可能になります。
もしこのようなことが分かったとしたら、経営はどうなると思いますか?
今のマネジメント状況と比較する
マネジメントの要点は、思い通りの成果を出すために、資源を制御することだと思います。
※資源とは、お金、人、時間、資材など
経営者やマネージャーは、既に何らかの方法でマネジメントしていると思います。
そこで質問ですが、思い通りの成果を出すために、資源を制御することはできているでしょうか?
また経営ビギナーの起業家さんは、希望も不安も沢山ある中で進もうとしていると思います。
もし、思い通りの成果を出すために、資源を制御することができたらどうですか?
制御するためには測定・数値化が必要
マネジメントにおいてやらなければいけないことは、『必要な範囲を必要な分だけ定量化する』ことです。
測定、数値化ができないものを制御し、思い通りの成果を出すことは可能でしょうか?
『必要な範囲を必要な分だけ定量化する』ツールが『KPI設定』なのです。
ちゃんと目標・方針に基づいてKPI・KGIを設定する
KPIやKGIは、目標や方針に基づいて設定します。
その基本を破ってしまう、よくあるミスをお伝えします。
KPIやKGIが達成できなかった場合、マネージャーや経営者が方針を下方修正するといった、修復的な措置を取ってしまう場合があります。
これはとても良くないできごとです。
目標を達成するのは、組織にとって重要なことです。
KPIの達成状況をみて上にある目標を変更するのではなくて、果たしてそのKPI設定が適切だったかを確認することが優先されるべきです。
例え話ですが、目的地を仙台市にしていて、たどり着かなさそうだから会津で良いかってなりますか?
いやそれは、そうなる場合もあるな(笑)会津はお酒も美味しいですし…
経営でこれをやってしまうと、どんどん理想からは離れていき、社員の誇りや士気も下がってしまいますので注意してください!
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今回は、KPI設定の持つ力とKPI設定の要点を理解していただければと思います!
それでは。
“ いいものだらけ ”の世の中へ。
代表取締役 CEO
筧田 聡 Satoshi Kakehida
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