おはようございます!
阿見町議会議員/NPO法人地域知見LIVE理事長の筧田聡です♪
2026年8月17日(月)朝7:15、取手駅直結・アトレ取手のスターバックスで起業茶屋®を開催しました!コロナ前以来の取手駅前スタバでの開催です☕
動画で先取りした話、つながりの作り方、コーチングの弱点、そして「AIに取って代わられない人」まで。月曜の朝からアクセル全開の90分でした。
当日のやり取りを、ほぼそのままの空気でお届けします!

動画の力、先取りの力
参加者:僕、副業時代に筧田さんに出会って。最初はコーチングみたいなことをやってたんですけど、その様子を動画にして作っていただいたんですね。
それを見せて「こういうのやってます」とやるだけで。コロナ前って動画がそこまでじゃなかったんで、ちょっと早すぎたんですよね。そこから見せるようになって、「お願いします」って話がだいぶ来まして。動画の力って大きいなというのは、先取りしてたんだと思います。多分、動画では筧田さんたちの最初の3人ぐらいのお客だったと思います。
効果が大きくてですね、動画は。その後コロナになって、みんな動画で選ぶのが当たり前の時代になった。それまでは「対面じゃないと」だったのが。
参加者:それは、自分がコーチングしているところをまとめた、プロモーション動画みたいな?
参加者:技術とかよりも、僕が何を思って活動してるかを伝えて、うまく編集してもらった。そこが一番差別化になった。
参加者:結論、この会に出て筧田さんと関わると、いろんな仲間ができるよっていう。地域のハブになってるというか、事業者同士がここで知り合ったの、多いと思うんで。茨城って、やってる人いないんですよ。
つながりの入口はいくらでもある
筧田聡:あと、医療と介護関係の人たちが集まる交流会が近くであって、飲み会が嫌じゃなければおすすめです。この間参加したんですよ。四半期に1回ペースでやっているみたいです。
参加者:医療介護について話し合うんですか?
筧田聡:話し合うというか、もう「人」との交流ですね。自分から挨拶とか名刺交換できる人じゃないと、多分持ち帰りも少ないと思います。いい感じの人と隣の席になると良いかもですが (笑)。25から30人ぐらい集まってるので、最初は人数に驚くかもしれませんけど。
カメラマンの売れる入口
筧田聡:写真って、指導してくれる人はいるんですか?
参加者:建築家の方で、指導していただいてる方がいて。業界の最新情報や、AIを使ってこうやるといい、とか教えてもらってます。
筧田聡:写真家として一番売れるポイントって何なんですかね。やっぱり人のつながり? 〇〇関係の知り合いがいれば、必要とされる?
参加者:そこまでのつながりはまだなんですけど、もともと設計事務所に勤めていたので、建築士会とか建築事務所協会とか、横のつながりはあるんです。「建物ができたから写真撮ってくれない?」みたいな。今は会社公認のカメラマンとしてやっています。
筧田聡:会社は副業OKなんですか?
参加者:OKです。副業申請して「こういうことやります」と出して。
参加者:ドローンで船を撮った映像、かっこいいですよね。ストーリーチックなものを作りたくて。ドローン撮影の技術を持ってる人って、チームにいます?
筧田聡:ドローンは数年前まで規制が緩くて、どんな人でも参入できてしまう感じだったんですけど、今は資格取得に相応の費用がかかるようになって、法人格がないと業務を受けられないケースもある。規制がしっかりした分、一気にトーンダウンして、一時的に頼める人が見つかりづらい状況があると感じています。私が知ってたドローン撮影の方も、だいぶ減りました。海沿いのウェディングフォトとか、特定の場所でやっている人もいますね。Web記事から動画制作に特化していった方が、取手の起業茶屋に来てくれたことがあって、その方なら多分ドローン撮影できると思います!
本来の自分に戻す
筧田聡:話を戻して、〇〇さんは人のつながり、どんなふうに展開してるんですか? 人や地域とつながりたい方に向けて、「こういうつながりがあってよかった」「そのつながりはどう生まれたのか」を教えてもらえたら。
参加者:Facebookと、もともと飲食店を経営していたことがあって、そこのお客さんとのつながりからどんどん広がりました。お料理が大好きでやってて。でもコロナがあって、「自分は何がしたいんだろう」って。頑張ってもうまくいかない、という時期に脚本心理学に出会って、自分の人生を変えたんです。いろんな人の人生が変わる瞬間も、たくさん見てきました。
筧田聡:脚本心理学って、人生を脚本に見立てる感じなんですか?
参加者:そう。人って生まれたままの状態が一番素直な自分なんだけど、「これを言ったら嫌われる」「こう言ったらお母さんが楽しそうだった」で自分を作っていくんですよ。でもそれは作った自分で、本来の自分じゃない。そこを置き換えて、元の自分に戻す。そうすると人生がするっといく。特に女性は、自分が2番目、3番目になりがちで。
ママは特に、お子さんのため、ご主人のため、親御さんのため。自己愛を真ん中に持ってくることが、自分の人生を本当に生きるということ。
ただ、思考がすごく変わっても現実が変わらない理由は、お金なんですよ。お金の作り方も使い方も、教育を受けてない。就職の仕方は教わるけど、得たお金をどう使うかは教わらない。諸外国は幼少期から寄付や投資を学んでる。日本は貯めるか使うかしか知らない。夢を叶えたいとなった時に、資金がないと動けない。
筧田聡:実際、資金で止まる人多いですからね。「さっと500万円出せるんだったら、人生の方向性を変えられるのに」って思う方は、私もイメージできます。(※このくだりは金融商品のお話ではありません。「自分の取り組みに必要な出資がそれくらい要る場面がある」という趣旨です。起業茶屋®では投資・金融商品等の勧誘をお断りしています。念のため(笑))
コーチングだけでは人は変わらない
筧田聡:〇〇さんは、コーチングを受けてるんですよね?
参加者:そうですね。パーソナルトレーナーのメンターを探す時にSNSで出会った方が、トレーナー兼ライフコーチをしていて。その方が目指す理想の姿なので、その方のコーチングを今も受けています。近づくには、直接受けるのが早いかなと。
筧田聡:ご本人がもう、その技術で生きてる人なんですね。憧れの人がいるって、すごく大事なんですよ。ブレていかないんで。いろんな人を見てきましたけど、憧れの人がいるだけで、ある程度その方向に行ける。
参加者:いないと相当ジグザグになっちゃうよね。
参加者:僕は今コーチングを前面に出してるわけじゃなくて、ビジネスの相談を受けた時にコーチングの技術を使ってる、という形です。コーチングをやってた人間から言うと、弱点があって。コーチングだけだと人が変わらないんですよ。コーチングは本来の力を引き出す技術なんですけど、経験値が浅い人にやっても効果がほぼない。0には何を掛けても0なんです。「コーチングで本来の良さを出せばいい」というのは教えてる側の宣伝文句で、実際はティーチングで教える、コンサルティングで整理する、トラウマにはカウンセリングで寄り添う。全部必要で、全部使える人はほとんどいない。自然に使い分けてる人は、ビジネスもうまくいってます。
筧田聡:もし自分で開くとしたら、場所は決めてるんですか?
参加者:特にそこまでは。結局どういう人とつながるかだと思ってるので、交通に負担がかからない近隣で。今は業務委託で、都内のジムでやらせてもらってます。
筧田聡:世の中の需要は増えてるんですか?
参加者:間口は広がってますね。「運動した方がいい」はみんな分かってる。ただ、自分でできるかは別問題で、始める人も多いけど辞める人も多い。30代から50代のビジネス層、デスクワークの会社員の方が増えてる印象です。
参加者:ジムのトレーナーがメインで、姿勢とか運動のトレーニングもするの?
参加者:前提からお話しすると、もともと14年間、メーカーの経理として会社に勤めてたんです。一念発起して辞めて、フリーランスのトレーナーとして働きたくて、今は現場経験を積んでいるところです。最初は、お金のために仕事をしてたのがずっとあって。「会社行くのやだな」を10年以上繰り返してた。
本当は何がしたいか考えたら、大きめの企業の歯車として役割を全うするより、目の前の人の生活を前に進めたい、という思いが強くて。
参加者:バーベルを上げてる時って、気を抜くと危ないから、それ以外のことを考えられなくなるじゃないですか。仕事で嫌になったらバーベル、おすすめですよ。何も考えない。
筧田聡:逆に全集中なんですかね。マインドフルネスっていうのかな。
参加者:それが好きなら良いと思うんですよ。自分が嫌だと思うことが生きがいだ、という人もいて、それで世の中は回ってる。たまたま合わなかったんだから、離れる勇気を持てたのは、人生ですごく良かったと思う。それができない人が多いんですよね。勝手に責任を背負っちゃう。誰も言ってないのにね。
参加者:幼少期からなんですよ、それ。優しすぎる人がそうなりがちで、なかなか気づかない。「この仕事に行かなかったら家族が困る」って自分を後回しにして、心を病んでしまう人もいる。嫌なことって、避けても避けても追ってくるんですよ。私がその人生だったから。避けられないところまで来て、向き合ったのがここ4年です。
楽しめないのは、情報の入れ方のせいかもしれない
筧田聡:私も自分のことを自己分析をしたことがあって。「俺は何が嫌いなんだ」って。そしたら、情報が新しく更新されない場所にはいられない、という結論になったんです。
あるスポーツについて、その話題を投稿したらすごく検索されるようになって、楽しくなっていろいろアップしてたんですね。応援企画もあったので、これだけアップしていたんだから俺も行かなきゃと家族を連れて行ったんですけど…… その試合をほとんど見ていられないんですよ。
あーこれ、多分、好きじゃないって、帰りに自分の思いを振り返ったりして。でも、前もって知識を入れておくとか、解説者を隣に置けば楽しめるんですよ。大学時代、解説してくれる後輩と行ったそのスポーツ観戦はすごく楽しめた。解説なしで行ったら全然ダメだった。ちょっとした環境の違い、捉え方の違いで、楽しめる・楽しめないは変わるんです。
生き字引と一次情報
筧田聡:私、一次情報をとにかく得ようとする人間でして。茶屋では隠さずに言っておりますが、「物知りであろう」としているんですよ。その背景に沿って、「現場を整える」という能力を活かしていけたら良いなと思っていて。これを強化することを意識してきた。
参加者:昔から思ってたのが、筧田さんは「辞書だな」と。ビジネスで分かんないことを「これって知ってる?」って聞くと、「あ、これはですね…… です!」ってすぐ教えてくれる。ChatGPTがない時代からチャッピーみたいな。SNSがこんなに流行る前に先駆けて試してたんで、初心者の入り口としてめちゃくちゃ重宝してました。それで今、ビジネスになってるんで。
筧田聡:起業当初のビジネスモデルに「生き字引になろう」って書いてあるんですよ。「辞書になりたい」なんて表では一言も出したことないのに、内外の認識が一致しててよかった (笑)
参加者:内側と見え方が一致してる。芯があるから伝わるんですよね。何が流行るか、キャッチは早いんで。聞いとくと3回に1回は当たります 笑
参加者:低いwwww
筧田聡:ビジネスってそうなんですよ、20%当たればいい。SNSも、5投稿に1個、良いのが出ればいい。8:2の法則っていうのかな。2割OKならOKだと思っています。
参加者:筧田さんは、ビジネス起点でファシリテーションをずっとやってきてるから、分からないことが出た時に解説するポジションなんです。それ系の流行り・ニュース・事例なら、ほぼ知ってるくらいのものは持ってる。ファシリテーションする側として、みんなの話を引き出す問いを入れるのが大切ですよね。
参加者:質問の仕方がしっかりしていれば、引き出せそうですね。
筧田聡:当人のやる気も大事です (笑)。自分の欲しい答えをもらうということなので。

再開から6回で延べ70人、新規30人超
筧田聡:この起業茶屋、再開してから6回で延べ70人ぐらい集まってて、新規が30名を超えてるんですよね。議員になったこともあって最初の2年間は定期開催を控えていたんですが、復活させたらこうなった。今日も新規の方が3名。
オンライン版も盛り上がりましたね。台風の時は「危険だから家にいようぜ」でオンラインにしたんですよ。最近、「台風の日はオンライン茶屋だ!」っていうブランディングにチャレンジしたいなって、頭を過っているのですが…… やっぱり立場的にもダメですかね?
参加者:イメージが変わっちゃうかなとも思って、オンラインが目立ってしまうと。リアルにこだわってきた、が大事だと思います (笑)
参加者:捉え方だよね。プラスに取る人もいる。
参加者:こういう場は、リアルが一番生きる。
筧田聡:オンラインだと一次情報じゃなくなっちゃう気がするんですよ。みんな、しゃべることを丁寧に包んじゃう。リアルだとニュアンスを引き出せるし、しゃべりたくなる。
生成AIの時代って、一次情報をどう取るかが仕事としてかなり重要で。僕は、この起業茶屋をやってることも他の取り組みも、生成AI時代に絶対必要な一次情報を取得しやすい立場を意図して取ってきています。一次情報がない人は、いくら建付けても砂の城なんですよ。だから、一次情報が入ってくる場を自分で持ってるといい。
AIに取って代わられない人
参加者:まさに今日の午後、高校で話す内容が「AIに取って代わられない人って何?」なんです。5月末に僕がプロデュースした都内の音楽祭で、ブースを出したいという方がいて。気温が高かったんですけど、あえてコーヒー。周りがソフトドリンク400円の中、ブランディングをしっかりして500円で出して、2日間で1,200杯、売上60万円。大成功でした。
AIに頼らず、足を使って分析した結果なんです。AIで簡単に取れる情報じゃなくて、足で稼いだ情報をもとに自分の頭で考える。それが「考える力」だよ、という話をしようと思って。
6月には東北のイベントで、Instagramとポスティングチラシを組み合わせて集客しました。実業をやってて思うのは、イベント一発勝負の集客って本当に大変で。だからこの起業茶屋みたいに、ブランディングをしっかりした上で、ライバルの少ない場所で、人数を集めすぎず満足度を高くして、リピートが来る仕組みを作る。マーケティングのプロセスとして大事だと思うんです。僕はここで学んだんで。
筧田聡:現場を一次情報として見た時の「こうなってるのね」という体感。これがない方は、これから苦労すると思うんです。AIで答えを出して、それを使う現場、結果を見てるのは上司。労働者としてAIを使うだけの作業員になっちゃうと、センスが身につかない。現場の情報を得て、現場の最終的な結果を見て、を繰り返さないと、結局プロになれないんですよね。
AIには「批判的思考」を注文する
参加者:AIが無敵だと思ってる人もいますよね。この間、AIとしか会話しない子に出会ったんです。周りが何を言っても、家に帰ってAIと会話して「そうじゃないと言われたから」って。でも、聞き方で答えは変わるじゃないですか。「あなたの思考に合わせた、あなたの味方の答えしか返ってこないよ」と言っても、人間を信じられないんですよね、根本が。
筧田聡:政治もそうなんですけど、自分と同じ意見を強化してくれる人の話しか聞けない方が、相当数いるんです。大手の生成AIは基本的に寄り添おうとするので、どんどん視野や認識が狭くなる。AIが一番力を発揮するのは、「批判的思考で臨んでくれ、敲いてくれ」とお願いしたときなんですよね。
でもそれを身の回りの人とできてるかというと、できていない。やらないですよね。みんな同調を求めすぎてる。起業する時はもちろんですが、もっと批判的な思考をたくさん浴びてほしい。私は高校の同級生の相方・井畑くんが、ずっと批判的思考で向き合ってくれているんです。
参加者:そういう人がそばにいると強いですよね。ゴールは同じ方向で、「右に寄りすぎ」「左に寄りすぎ」と言ってくれる。
筧田聡:井畑くんの何がすごいって、極論で来るんですよ。「筧田、極端に反対に振ったらどうなんだよ」って。「駅でやった時と、駅から1時間の場所でやった時でどうなる?」まで振ると、「ここではこのコストがかかる」というメリット・デメリットの構造が見えてくる。極論と結論と真ん中を組み合わせてくれるから、一瞬で整理できる。把握できる。自分でノートに書いても、同じ整理はなかなかできないんですよ。そういうことをやってくれる相手が、コーチやコンサルだったりするといい。
参加者:コーチ・コンサルって2種類あって、反対意見や懐疑的な視点を入れてくれる人はビジネス系で必要。やる気を引き出すのは、寄り添ってくれる人がいい。両方あると最強かなと。
筧田聡:うちはまさにその棲み分けで。本格的にビジネスをやろうとする人は井畑のお客さま、寄り添いを求める人は僕のお客さま。コロナの時は2人で、お客様1人にオンラインで「2人の脳を使います」ってやってました。
生成AIも、「寄り添う回答」と「批判的思考の回答」を両方出して、と指示するといい。
話題2:長く関わるトレーナーになるには
筧田聡:では、2つ目の話題。〇〇さん、ぜひ。
参加者:仲間作りの話になっちゃうんですけど。トレーナー業界って「10キロ痩せました、じゃあさようなら」が多いんです。自分はそうじゃなくて、3年、5年の長期スパンで関わっていきたい。「こいつ、なんか面白いことやってんな」「こいつと話したい。ついでにトレーナーやってるから相談するか」と思われたい。
ただ僕、幼少期から30年間、人と話すのがすごく苦手で。今、友達がほぼいないんです。友達を作るところから始めなきゃ、なんですけど、その方が今後の人生楽しいだろうなと。ビジネスにつながらなくてもいいので、どういう場で流れを作ればいいでしょうか。
筧田聡:まず、精神衛生的にいい状態を保つことが大事。そうしないと続けられない。例えば、知り合いのいる場に顔を出す。
以前、起業茶屋の参加者で「何がやりたいか分からないけど独立したい」という方が、毎回肩書きを変えて名乗ってたんですよ。ああいうふうに「今はこれをやりたい」と試しに言ってみるのもあり。健康もパーソナルトレーナーも切り方はいろいろある。「今日はダイエットトレーナーで来ました」でもいい。しゃべってみて「こういう人がこう反応するんだ」という一次情報が蓄積されていく。
ただ、切り口を持たずに人と話しても、上辺の話で終わっちゃう。「今こういうのをやってて、こういうことに興味があるんですけど、何か面白い話あります?」って、話題の切り口を持っていくといいと思います。
参加者:それとブランディングも大切だと思う。実績のあるスーパーな人と比べられたら「そっちの方がいいじゃん」となる。だとしたら、自分に興味を持ってもらうしかない。「こいつだから共感する」「こいつの話が面白い」と思ってもらう。
筧田聡:AI時代に、弁護士・税理士・コンサルはなくなると言われてたんですよ。でも僕は、そうならないと思ってます。世の中、こんなに寄り添ってほしい人がいっぱいいるのかって。僕ら、感情で行動しているんですよ。感情に寄り添った提供ができる専門家は、これからも必要とされる。
参加者:私は通訳なんですけど、正確に訳すより、面白おかしく説明する方が喜ばれたりします。歌って踊れるガイドみたいな(笑)。

参加者:関わればいいんじゃないですか、まず。「関わってたけどビジネスにつながらないじゃん」って僕もあったんですけど、今の段階は「自分が仲良くなれるのか」「得るものは何か」を確かめるステージ。数をこなせば「どんな個性を出そう」が見えてくる。
参加者:例えば「経理マニアのパーソナルトレーナー」って肩書きにしたらどうですか。「身長・体重がこうなので、毎日このトレーニングでいけます」って数字でパッと言ったら面白いじゃないですか。「あ、こいつ面白い」ってなる。個性を出すのは、関わって体験してからの、次のステージだと思います。
参加者:人と関わらないと、自分って見えてこないんですよ。自分のことは、自分じゃ分析できない。周りの人が「あなたってこうだよね」と言ってくれて、「私、そういう一面あるんだ」と分かる。いい意味で人と違うところを前面に出すと、うまくいきます。隠すとか、誰かの真似をするとかじゃなくて、人からもらったプラスのフィードバックを素直に受けて、一番前に出す。
人にいろいろ聞いてみるといいですよ。「第一印象どうでした?」って。第一印象って、一番自分の得意なところだったりする。そうすると、自分が人に貢献できる着地点が見えてきて、そこに集中していけばいい。経理も人一倍やってこられたと思うし、数字でバンバン言われると説得力になる。結果が伴えば、それが強みになりますよ。
真面目に、特化して
参加者:真面目でいって、そこから何かに特化して。「ダイエットなら絶対この人だね」って。1キロでも痩せさせてくれたら、そこから信頼とか人柄で、ずっとこの人に、となる。
筧田聡:人と関わってる人って、人を見た時に「こういう感じの方なんじゃないかな」という認識がスッと挙がってくる。その上で、自分はどう関わろうかを考える。逆に、どう関わればいいか分からないということは、人との関わりの数がまだ少ないのかなと。土台がないと「自分はこんな立場でやったらいいんだ」「自分にはこんな得意があるんだ」が見えてこない。向き合ってきた数なんですよね。そこをレベルアップしていけたらいいなと思いました。
参加者:分析して改善するだけで、数字って伸びてくるんですよ。体重の増減と一緒です。「痩せない」って言う人、実は食べてるでしょ、みたいな(笑)。カロリーと基礎代謝を計算して、ここをマイナスにすれば減るし、筋トレすれば筋肉も減らない。単純じゃないですか。オンラインのビジネスも全部そうで、求められてるものを提供し続けてれば伸びる。それだけの話なんです。
参加者:SNSをやってると、「世の中に何を求められてるか」を考える力がすごく伸びるんですよ。それができるようになると、企業さんの「何が課題で、何を解決したいの?」が分かってくる。あとはそれを提供すればいいだけ。
バズより売上――専門性で突き抜けてから広げる
参加者:真面目に努力しておけば、実績が複利みたいに積み上がっていくんです。特殊能力を持ってる人がチームに入ってくれて、全部自分のチームとして提供できるようになる。今「何やってんの?」って聞かれたら、一言で言うと「BtoBの企業さんの課題解決」なんですけど、そこに至るまでは専門性がすごく大事で。専門性で1回突き抜けた後で、それに付属するものをやっていった方がいい。
参加者:1回、専門性と自分のことを考える時間を取らないと、なかなか形にならないですよね。
参加者:僕、SNSをやる前は営業で、「しゃべらないコミュニケーション」の研修を教えてたんです。それがオンラインになった時に、SNSになった。当時は「バズらせる」のが流行りで、僕も必死でバズらせて、再生数が大きく伸びるアカウントも作れたんですよ。でも、伸ばした割に売上が上がらない事例が結構出てきて。
じゃあ逆に、「バズらせないけど、売上を伸ばせるアカウント作れますよ」をやっていったら、「これをやってほしい」という人が出てきた。ボディメイク系の女性向けで全国展開したい会社があって、SNSと広告の掛け算で、売上が大きく伸びたんです。それで一気に「SNSの専門」というブランディングができて、ホームページ制作や企業研修、高校の授業まで、どんどん派生して出てきた。
筧田聡:地道にやっていけば勝てる。特定のポジションで居続けることが大事。「取手でこうやって10年やってます」でもいいし、そういう人とのつながりができていればいい。
参加者:誰とつながるか、めちゃくちゃ大事だなって本当に思いますね。
なんで今日、月曜開催なんだろう(笑)
筧田聡:誰とつながるかは、ものすごく大事。それと、会社員をしながら独立の道を図っていくなら、自分と同じ生活リズム・同じ活動時間の人と出会える場の方が大事なんですよね。そうじゃないと、結局長続きしない。……なんで今日、月曜開催なんだろう(笑)。
月曜の朝の起業茶屋は初めてで、正直チャレンジでした。会社員の方は、月曜の朝7時15分には穏やかに参加しずらいですよね(笑)。でも、スタバでやる時は、7時15分じゃないと席が確保できないんです。(※お店側には事前に電話で確認しました。)日付が先に決まって、「どこでやる?」って候補を10か所ぐらいみんなが出してくれた。それでも「ああ、スタバしかないな…… 朝7時15分でも笑」と。7時15分は…… 僕のせいです(笑)。
――この次に展開されたのは【現地限定話】。地元の創業支援ネットワークの裏側は、一行も文字にできません(笑)。この朝、この席に座った人だけが持ち帰った話が、確かにありました。聴きたい方は、次回の席でお会いしましょう🎯
交流会は「納得できる基準」で選ぶ
参加者:経営者系の交流会、よく誘われるんですけど、僕は「行きません」って言っちゃいますね。その会は、もともと事業をやってた2代目、3代目の方が多いイメージで、ゼロから起業することへのヒントには、あまりならないと思っていて。「仕事がもらえるよ」という話も聞くんですけど、そこから仕事をもらっても、実はあんまり広がってないなって。
参加者:私は誘われたら、もう全部見に行きます。でも入りません。
筧田聡:私は選択基準が3つしかなくて、「お金と、信用と、知名度」。どれにも寄与しないものは、なるべく無視したい。そうすると、ああいう会は意外と数回行くことは効果的だなって思っています。なので僕は行ってます(笑)。関係ない人は、行かなくてもいいと思う。
参加者:結局、全然関係ない人たちが集まって話してた方が、僕にとってはビジネスのヒントになるんですよ。こういう課題があるとか、起業でやろうとしてるモデルとか、いっぱい聞ける。「これ、高校の授業のネタにしようかな」もできるし、そこで話題に出して「この人面白いな」と思ってもらえれば、後でビジネスの相談が巡り巡ってくる。
筧田聡:自分の中で納得してる動きじゃないと、継続できないんですよね。何でも参加するんじゃなくて、そこはちゃんと整理した方がいい。でも最初は分かんないですから、見に行くでいいと思います。
あと場づくりでいうと、以前、起業茶屋®を13人ぐらいで一列横並びになった時は、しゃべりづらかったんですよ。2島に分かれて同時に会話が走ると、めちゃめちゃ分かりづらい。今日のこの配置は良かった。
参加者:めっちゃしゃべりやすいです!
ネット上に何もない人は「いない人」
参加者:今はどうなんですか。イベントの集客はInstagramが多いですか?
参加者:最近思うのは、リアルのつながりでいうと、Facebookが強い。経営者層で、大きい取引をする相手とは、Facebookでつながることが多いんです。
筧田聡:ネット上に何もない人は「いない人」なんですよ。名刺を配っても、その後SNSでつながる場所を何も持ってない人、多いじゃないですか。表に出てるものがゼロだと、そのあと、どうしようもなくなってしまいがち。
参加者:本名じゃなくて、ニックネームでもいい。出張型のトレーナーとして出しててもいいし、自分のサービスのLPを出しておくとか。会話の中で自分らしさを出したい気持ちがあると思うので、今のうちにやった方がいいと思います。

名刺はいる?いらない?
筧田聡:起業茶屋では、名刺を禁止にした回が何回かあるんですよ。「名刺がなくても理解されるように」って。ただ、それがいいか悪いかは、いまだに分かんないです。なんだかんだ、みんな名刺が好きなんだなって。
参加者:リアルで納得したいんだと思うんです。ふと思い出して仕事になることも、ありますよね。
参加者:この会で名刺がなくても「この人、なんか覚えてるな」を発揮できれば問題ない。そうでないうちは、名刺に「こういうことできます」と書いておく。自分にちょっと武器をつける感覚で、最初は必要かなと思います。でも、トークでしっかり自分を表現できる人なら、いらないとも思う。
会社員経験は「信用」という武器
筧田聡:自分らしさって、みんなどうやって出していくんですかね。
参加者:会社員の経験が長ければ長いほど、出しづらくなる。自分らしさを出せば出すほど会社に居づらくなる世の中なので、隠していく・潰していく現状がある。だから最初から独立しちゃった方がいいのかな、とも思うんですけど。
でも、いろんな個人事業主さんと関わってきて、会社員生活が長い個人事業主さんは、約束を守ってくれるケースが多いんです。社会的な一定の常識、つまり信用が身についてる。逆に、「連絡が来ない」「あれ、明日約束だったじゃん」が平気な人も、不思議なくらい多い。
だから、普通にやってるだけで勝てるんですよ。「連絡くれる人だ」「時間守れる人だ」だけで。そういうのを見て、相対的に自分を知るのも大事だと思います。
参加者:それを聞くと、ここに来て良かった。もうちょっと自分、出していきます。
なりたい自分を最初に決める
筧田聡:地域に、自分でサウナカーを作って、軽トラの後ろに積んで、週末にグランピング施設やキャンプ場へ持って行ってる方がいるんですよ。めちゃくちゃ素敵なのに、誰にもその話をしない。「今のいい話をしろよ」って言ってるんですけど……「僕はそういうキャラじゃないんです」みたいな(笑)
筧田聡:なりたい自分、大切にしたい自分があるということです。最初に「どんな人になりたいか」をよく考えておいた方がいい。そこでしくじると、起業の継続が嫌になっちゃう。副業でも、自分のお客様と向き合う時に「どんな自分でいたいか」を考えておかないと、「こんな自分じゃなかったのに」って悲しい関係になっちゃうんですよ。
――サウナカー誕生の物語も【現地限定話】。実は、ここに書けない部分こそが本編です(笑)。ライブでしか出ない話、起業茶屋®には毎回あります。次はあなたの目の前で♪
法人の枠組み小ネタ
筧田聡:株式会社は決算公告の義務があったり、設立にも税金がかかる。一般社団法人の非営利型やNPO法人は、適切な建てつけと免除申請をすれば、法人県民税・市町村民税の均等割が非課税になります。そういう枠組みもチェックしてみてください!
筧田聡:そろそろ締めましょうか。今日はありがとうございました。またよろしくお願いします!
参加者の感想
【1】「起業茶屋®ならでは」と感じた良いところ・続けてほしいこと
● 主催者の変わらぬ軽快なテンポのファシリテーションが、起業茶屋®ならではの魅力だと感じました。朝から気持ちよく参加できました!
●個人的には筧田さんが話を振って場を回してくださるのがとてもありがたかったです。皆様の人柄や仕事のことを深く理解している筧田さんだからこその所業だなと思いつつ、とても勉強になりました! また、私自身好きなことを仕事にしたい欲が強い人間ですが、時代の流れに合わせて等、違った方向からの起業話を聞けたことは良かったですし、そういった突っ込んだ話って持ち掛けづらいので、「起業茶屋」という場だからこそ聞けたなと感じてます。
【2】記憶に残ったこと・役立ったこと・率直な感想
●お盆休み明け一発目、頭がバチバチに起きる会で、後の仕事もロケットスタートを切れました◎
● 起業を考えている会社員の方とお話しして、昔の自分を思い出しました。「頑張れ!」と心の中で応援したくなったのが印象に残っています。自分も知見を共有できてよかったです。
● こちらこそ、お仲間に入れてくださってありがとうございました♪ 今までにない体験で、とても良いお時間でした❣️ 年齢、性別、みんなそれぞれちがいますが、 自分の人生を前向きに捉え、そしてより良くしたいと諦めてない❣️いうのが共通点かなーと。 素晴らしいご縁でした。 少人数でというのもとても良かったと感じます。 私の凸凹経験からの変化が誰かの勇気や気づきのきっかけになっていけたら幸いです💓 また次回お時間合えば参加させてくださいネッ🙏
【3】今後へのポジティブなご要望
● これからも変わらない場所として、起業を目指す方だけでなく、副業を始めたい方にとっても気軽に参加できる場であり続けてほしいです。
おわりに
月曜の朝7時、開店したてのスタバの静けさと、コーヒーの香り。
そこから始まる90分は、想像以上の密度でした!
起業茶屋®は、挑戦する人が立ち寄る港です。
立派な計画はいりません。
「ちょっと話してみたい」で十分。
挑戦者の方も、会場を提供したい方も、いつでもお声がけください♪
p.s.
「この人に合いそう」という方がいたら、ぜひご紹介ください!
ほとんどの方が1名での初参加です✨
起業茶屋®の筧田 聡でした!










コメントを残す