茨城で起業を相談するなら、計画・資金・制度の相談は無料の公的な窓口で足ります。よろず支援拠点、商工会(または商工会議所)、信用保証協会、日本政策金融公庫の4つです。そのうえで、同じ立場の人と話したいとき、手を動かすところまで一緒に進めたいときに、民間の場を使います。
この記事は、起業茶屋®を2016年から10年・300回主催してきた筧田 聡が、場で聞いてきた相談の中身から、窓口の使い分けをまとめたものです(2026年9月確認)。
早見表
| 窓口 | 相談できること | 費用 | 場所・予約 |
|---|---|---|---|
| 茨城県よろず支援拠点 | 売上・集客・経営改善などの助言、専門家の紹介。県の「起業・創業したい」の窓口の1つ | 相談は何度でも無料 | 水戸(茨城県産業会館)。つくば・ひたちなか・日立で月1回の相談会(事前予約) |
| 商工会・商工会議所 | 創業相談、融資・補助金の案内、創業セミナー | セミナーは有料の回あり。相談の費用は窓口で確認 | 住所地の商工会・商工会議所(阿見町は阿見町商工会) |
| 茨城県信用保証協会 | 創業前の悩み、創業計画づくり、創業資金の借り入れ | 相談は無料。専門家派遣は原則10回まで無料 | 水戸・土浦ほか。平日9〜17時、夜間相談は予約制で19時まで |
| 日本政策金融公庫 | 創業資金の借り入れ | 予約して相談 | 茨城県内は水戸・日立・土浦の支店 |
| つくばスタートアップパーク(つくば市) | 起業相談会(起業・投資の経験者が対応)、コワーキング | 相談会は無料・会員でなくても可 | つくば市 |
使い分けの順番
1. まず、地元の商工会(商工会議所)へ
起業茶屋では「商工会に入って、祭りの出店から小さく始め、出てきた問題を1つずつ片づけた」という進め方が何度も出ています。創業支援の研修を受けて、補助金や助成金の申請につなげた、という話もよく出ます。住んでいる市町村によって、商工会議所か商工会のどちらかが窓口です。
2. 計画や集客を一緒に考えてほしいときは、よろず支援拠点
国が各都道府県に置いた無料の経営相談所で、何度でも相談できます。民間企業出身のコーディネーターが、助言や専門家の紹介をします。県南からなら、つくばの月1回の相談会(事前予約)が近いです。
3. お金の話は、信用保証協会と日本政策金融公庫
信用保証協会は、計画が固まっていなくても創業の相談を受けています。平日の夜(19時まで・予約制)にも相談できます。茨城県の創業支援融資を使うときは、商工会・商工会議所への認定申請が必要です。日本政策金融公庫は、最寄りの支店に予約して相談します。
4. 同じ立場の人と話したいときは、対話の場
一人で考えていると、何が分からないのかが分からなくなります。起業茶屋®は、起業する人・事業をする人・これから始めたい人が、ネタと仲間と次の一手を持ち寄る対話の場です。常磐線沿線を中心に東京・千葉・茨城で開いていて、参加費は無料です(起業茶屋®とは)。つくばで働く場所も探しているなら、つくばスタートアップパークの起業相談会もあります。
5. 手を動かすところまで一緒に進めたいときは、伴走
公的な窓口は、無料で何度でも使えます。そのうえで、実際に声をかける・売る・続ける毎日の中で迷うところを一緒に進めたい人には、起業の戦略コンサルがあります。起業前は最初の1件が売れるまで「起業の相方™」、起業後は売れ続けるまで「起業の作戦会議室™」。まずは無料45分から(月3名限定)(起業の戦略コンサル)。
阿見町で起業する人へ|特定創業支援等事業
阿見町は、町と阿見町商工会が共同で創業支援をしています。商工会の「あみ起業セミナー」(特定創業支援事業の認定セミナー。年1回の開催で、受講できなかった人向けのWEB版は商工会で受講)を修了し、町役場の商工観光課で証明書を受けると、町の創業支援補助金の申請や、国の特例(会社を設立するときの登録免許税の軽減など)が使えるようになります。対象は、これから創業する個人と、創業から5年未満の人です。条件と募集時期は、町と商工会のページで確かめてください。
ご覧いただきありがとうございました。起業茶屋®の筧田 聡がお送りしました。
参考資料(2026年9月29日確認)
- 茨城県よろず支援拠点(阿見町ホームページ)
- 起業・創業したい(いばらき中小企業グローバル推進機構)
- 創業支援(創業相談)(阿見町商工会)
- 特定創業支援等事業について(阿見町ホームページ)
- 創業支援(茨城県信用保証協会)
- 予約相談(日本政策金融公庫)
- SERVICE(つくばスタートアップパーク)














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