「検討します」に嫌悪感を抱くあなたへ|返事は頼み方で決まる

仕事術「検討します」に嫌悪感を抱くあなたへ 返事は頼み方で決まる——ノートパソコンの画面に届いたメールの封筒とチェックの印

 

どうもこんにちは!
起業茶屋®主催の 筧田かけひだ 聡さとし です。

「検討します」のあとに返事が来るかどうかは、相手よりも、こちらの頼み方で決まります。

やらないなら、やらないと言ってほしい。「検討します」のまま返事をくれない人に、そう思ったことはないでしょうか。私はあります。その苛立ちは、相手を変えることではなく、検討期間を作らせない頼み方に使うと、仕事の確度が上がります。

 

嫌悪感は、仕事を前に進めたい人の感覚

返事を待つ間、こちらは次の一手が打てません。別の相手に当たるか、日程を押さえるか、予算を回すか。決められないまま、受信箱を何度も開くことになります。

「検討します」に嫌悪感を抱くのは、あなたが仕事を前に進めたい人だからです。

 

「検討します」層はいない|即決か、沈黙か

伴走のお客さまに継続のご案内を出してきて、振り返って気づいたことがあります。「検討します」と返ってきたことが、一度もなかったのです。

すぐに「お願いします」と返ってくるか、何も言わずに静かになるか。中間はありませんでした。迷う人は、迷っていると口に出さず、沈黙します。

だから私は、「検討します」は迷いの途中ではなく、沈黙の入口だと考えています。言われたあと、待っているだけでは返事は来ません。

 

濁すのは、私も同じ|返さない側にも事情がある

とはいえ、私も飲み会やイベントの誘いには「調整できないかも」くらいは言います。「検討します」とは言いませんが、濁すことはあります。

断ると角が立つ。その場では決められない。上の人に聞かないと分からない。返さない側にも、そうせざるを得なかった事情があります。だから相手を責めても、返事は増えません。増やせるのは、こちらの頼み方です。

 

返事は頼み方で決まる|検討期間を作らせない3つの型

1. 1通で言い切る|何を・いつまでに・いくらで

私が継続をご案内するときは、作業の名前・金額・日程まで1通に書き切ります。相手が「確認してから」と持ち帰る余白を残さないためです。

2. 断りにも席を用意する|「見送りでも、ひと言いただけると助かります」

返事が来ない理由の一つは、断りづらさです。断りの返事を歓迎すると先に書いておけば、沈黙を選ぶ理由が1つ減ります。

3. 「検討します」が出たら、その場で期限と中身を決める

私は「検討します」には、平気で追い込みをかけます(笑)。その場で期限を決め、何を・どこまでやるかまで詰める。それでも止まれば、電話します。

ただし、自分が売り込んだ案内は追いません。再送も催促もしません。選ぶのは相手だからです。

追い込むのは、頼みごとが止まったときです。こちらが頼んだことへの「検討します」。相手から頼んできたのに、そこで止まった話。どちらも、相手の側から始まった約束だからです。

特に、こちらに手間をかけさせておいて、ボールを返さない相手。ここには徹底して、最優先で対応してもらいます。

売り込みは追わない。頼みごとは追い込む。

 

欲しかったのはYesではなく、返事だった

ある朝、受信箱に「今回は見送ります」の1行が届いている。断りなのに、肩が軽い。次の手が打てるからです。

返事が返ってくると、仕事に手応えが戻ります。Yesでも、Noでも。仕事の確度は、返ってくる返事の数で上がります。

次に頼みごとを送るとき、文末に「見送りでも、ひと言いただけると助かります」と1行足してみてください。

あなたが最後に「検討します」と言ったのは、いつですか?

試して返事が届いたら、ぜひ教えてください。
ご意見・激励等ございましたら、気兼ねなくおっしゃってください!

ご覧いただきありがとうございました。
起業茶屋®の筧田がお送りしました。

 

参考資料

  • 筆者の伴走のお客さまへの継続案内の振り返り(2026年8月)

 

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筧田 聡
起業茶屋®を2016年から主催し、10年で300回。起業の相談を聞き続けてきた場で見えた判断の型を、惜しみなくお渡しします。起業前は最初の1件が売れるまで「起業の相方™」、起業後は売れ続けるまで「起業の作戦会議室™」で一緒に進めます。まずは無料45分から。こう見えて、阿見町議会議員。